
インバウンドWEB集客の最初の一手は?KOLとインバウンドメディアを比較
インバウンド集客の施策として、KOLの活用を検討している担当者は多いはずだ。
確かに、KOLを活用すれば短期間で認知拡大できる可能性はある。
そのため、インバウンドWEB集客における“最初の一手”として、KOLマーケティングを検討するケースは少なくない。
一方で、並行してインバウンドメディアへの出稿を検討している企業も増えている。
そこで本記事では、KOLの定義やメリット・デメリットに加えて、KOLとインバウンドメディアのどちらを最初に選ぶべきかを解説する。
KOLとは?KOC・インフルエンサーとの違い
KOL(Key Opinion Leader)は、特定の分野で専門性を持ち、多くの人から信頼されている発信者を指す。
元々は医療・製薬分野で、業界の意見形成に影響を与える専門家を表す用語として使われてきた。
現在では特に中国・台湾などのアジア圏で、専門性のあるインフルエンサーという意味で使われることが多い。
SNSでの影響力だけでなく、専門知識に裏付けられた発信ができる点が一般的なインフルエンサーとの違いだ。
また、KOLと混同しがちなKOC(Key Opinion Consumer)は、一般消費者の立場で体験談やレビューを発信し、実際の利用者目線で購買行動に影響を与える存在を指す。
KOL・インフルエンサー・KOCの違いは、以下の表を参考にしてほしい。
| 分類 | 特徴 | フォロワー数 | 期待できる効果 |
|---|---|---|---|
| KOL | 特定分野に詳しい専門性のある発信者 | 中規模 〜 大規模 |
・信頼性の高い情報発信 ・市場トレンドの形成 |
| インフルエンサー | 多くの人へ発信する個人やクリエイター | 大規模 |
・認知拡大 ・新規層へのアプローチ |
| KOC | 一般消費者 | 小規模 |
・共感を生むレビュー ・購買意欲の促進 |
最低限知っておきたいKOLマーケティングのメリット・デメリット
KOLマーケティングとは、KOLの発信力を活用し、SNSを通じて施設やサービスの認知拡大を図るプロモーション手法を指す。
SNSで情報収集する外国人も多いため、短期間で認知拡大できる点が大きな特徴だ。
一方で、KOLの選定や投稿内容の調整など、成果を出すためには一定の知識と準備が求められる。
KOLマーケティングのメリット
KOLマーケティングの大きなメリットは、前述した通り外国人に短期間でリーチできる点にある。
現地のSNSで発信されることで、普段接点を持ちにくい外国人にも情報が届きやすい。
また、「KOLが紹介している」という信頼感も期待できる効果のひとつだ。
専門性や実体験にもとづいた紹介は、企業側が自ら発信する情報よりも受け手に信頼されやすい。

KOLマーケティングのデメリット
当然ながら、KOLマーケティングにはデメリットもある。
まず、どのKOLを選ぶかによって成果が大きく変わるため、適切な発信者を見極めることが難しい。
同じSNSに投稿しても、内容やタイミングによって反応が大きく異なり、再現性が高い施策とは言い切れない。
また、KOLの投稿をきっかけに、ユーザーが基本情報や詳細情報を検索した際、企業側が必要な情報を充分に発信していないと、来訪やサービス利用につながりにくい点もデメリットだ。
多言語ページが整っていない、指名検索で上位に表示されない状況では、せっかく興味を持ったユーザーを取りこぼす可能性がある。
KOLマーケティングは認知の拡大に効果的な手法である一方で、成果を最大化するためには、興味を持ってくれた方の”受け皿”の準備が必要な施策といえる。

KOLマーケティングの前に公式情報を掲載する”受け皿”を作ろう
KOLマーケティングを効果的に活用するには、投稿を見たユーザーが次の行動へ移れるように“受け皿”を整えることが重要だ。
KOLの投稿で施設やサービスを知ったユーザーは、興味を持った直後に基本情報や詳細情報を検索する。
その際、自社サイトや外部ページに情報が掲載されていないと、せっかく認知や興味を獲得しても、来訪やサービス利用にはつながりにくい。
料金・営業時間・アクセス・写真・体験内容など、ユーザーが知りたい情報を多言語でわかりやすく掲載するページを用意する必要がある。
また、施設名やサービス名などの検索キーワードで上位表示されていることも、KOL施策の成果を最大化するうえで欠かせない。
KOL施策を始める前に、検索・比較の段階で必要な情報をユーザーに届けられているかを確認し、次のアクションにつながる準備をしておくべきだ。

受け皿作りにはインバウンドメディアの活用が最適
検索や比較の段階で必要な情報を届けるための“受け皿”は、必ずしも自社サイトである必要はない。
自社サイトを多言語対応しようとすると、翻訳・ローカライゼーション・多言語SEO・インバウンド向けのコンテンツ制作など、必要な作業は多岐にわたり、大きな負担がかかる。
その点、インバウンドメディアへ出稿するなら、多言語での情報提供、施設やサービスの魅力の整理、写真や体験内容の紹介、検索導線の確保までを、専門知識を持った編集者やライターへ任せられるため、短期間・少ない負担で”受け皿”を整えられる。
だからこそ、WEB集客の最初の一手はインバウンドメディアがお勧めだ。
KOLマーケティングを実施するとしても、その前段階でインバウンドメディアへの出稿を検討してほしい。

KOLとインバウンドメディアの本質的な違い
KOLとインバウンドメディアは、どちらも外国人に効果的にアプローチできる手法だ。しかし、得意とする領域や成果の出方には明確な違いがある。
KOLマーケティングでは、ユーザーは施設やサービスではなく投稿者本人を見に来ている場合が多く、必ずしも集客に直結するとは限らない。
また、投稿はタイムライン上で流れやすく、KOLの知名度やフォロワー層によって成果が左右されやすい点も特徴だ。
一方、インバウンドメディアは、すでに日本に興味を持ち、旅行を検討している段階のユーザーへアプローチできる。
さらに、検索流入やメディア内の回遊によって記事が継続的に閲覧されるため、中長期的に成果を生み出しやすい。
| 項目 | KOL | インバウンドメディア |
|---|---|---|
| アプローチできる層 | KOL本人の発信を見ているファン層 |
・日本に興味を持ち、旅行を検討・計画している層 ・リアルタイムで日本旅行している層 |
| 効果の持続性 | 投稿後すぐに流れやすく短期的 | 記事が資産となり、中長期で積み上がる |
| 集客への繋がりやすさ | 受け皿が必要で直接的な集客には繋がりにくい | 情報を求めているユーザーに届くため、来訪や利用に繋がりやすい |
インバウンドメディアに出稿するなら「GOOD LUCK TRIP」へ
インバウンドメディアの活用を検討するなら、まずはGOOD LUCK TRIPを候補に入れてほしい。
このコラムを掲載しているGOOD LUCK TRIPは、旅行ガイドブック「地球の歩き方」を制作する企業が、世界中の旅行者に向けて日本の魅力を発信するインバウンドメディアだ。
提供している「OMAKASEプラン」では、施設やサービスに興味のあるユーザーからアクセスを集める記事に記事広告の導線を設置。
記事の内容に応じて最適な誘導を設計するため、認知獲得だけでなく来訪や利用につながりやすい。
また、多言語サイトの代替となる、施設やサービスの基本情報を掲載する「公式GLTページ」も制作。
公式GLTページと記事広告は永久掲載され、導線も1年間継続するため、KOL施策のように露出期間が限定されず、中長期的な集客効果が期待できる。
例えば、飲食店や体験施設であれば、「東京 グルメ」「京都 旅行」などで上位表示されている記事から誘導することで、旅行中の訪日観光客に直接アプローチできる。
さらに、GOOD LUCK TRIPでは「ネイティブ目線」ではなく「日本人目線」にこだわっている点も特徴だ。
インバウンドメディアやKOLの多くは「ネイティブ目線」で情報を発信している。
ただ、近年はリピーターの増加により、訪日観光客が求める情報が、ローカルな日本人が注目しているモノやコトへと移り変わっている。
だからこそ、GOOD LUCK TRIPでは、あえて日本人目線で「日本人の楽しみ方」を伝えている。
インバウンド集客において何から取り組むべきか迷ったら、まずはGOOD LUCK TRIPを活用してほしい。
まとめ
KOLマーケティングは短期間で認知を広げられるものの、その効果も短期間で終わってしまう。
さらに、成果を最大化するためには、まずユーザーが必要な情報へアクセスできる“受け皿”を整えることが欠かせない。
その点、インバウンドメディアであれば、情報を探しているユーザーに直接アプローチでき、多言語サイトの代替にもなるため、中長期的に効果を期待できる。
インバウンド集客でお困りなら、まずはGOOD LUCK TRIPに相談してほしい。
現状や課題と合わせて、どのような施策が可能か相談するだけでも、次の一手が見えてくるはずだ。
