角館、武家屋敷を見学しよう
秋田県の角館町には、約400年前の城下町として栄えた町並みが今も残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている。
そのエリアに、かつて武家が所有した邸宅が多く立ち並ぶ「武家屋敷通り」があり、見学できる武家屋敷もある。貴重な武具甲冑類の展示や、庭には存在感ある巨樹があるなど、歴史が感じられる。
本記事では見学できるお勧めの武家屋敷を紹介しよう。
まずは、仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」へ
まずはJR角館駅前にある、白壁の建物の観光案内所「角館駅前蔵」へ行こう。武家屋敷の観光パンフレットやマップもあるので、情報収集ができる他、旅行者にうれしいサービスを沢山用意している。
- 住所
- 秋田県仙北市角館町上菅沢394-2
- 公式サイト
- 公式サイト
石黒家
仙北市指定文化財。角館の武家屋敷の中で最も古い建物で、唯一この石黒家のみが、部屋に上がり、建物内部を見学することが可能。現在も子孫が住居として使用している為、公開は屋敷の半分程度。
代々この家に伝わる武具甲冑類や古文書などを展示している。
- 住所
- 秋田県仙北市角館町表町下丁1
- 入場料
- 大人400円、小人200円
- 公式サイト
- 公式サイト
角館歴史村 青柳家
秋田県指定文化財。青柳家はかつて芦名氏の家臣団の優力な武将だった。敷地はとても広く、母屋、武器庫、武家道具館等様々な建物を見学できる。建物の中には、代々大切に守り続けてきた武具や美術品などが、三万点も公開されている。薬医門と呼ばれる、格式高い入り口が目印だ。
- 住所
- 秋田県仙北市角館町表町下丁3
- 入場料
- 大人500円、高校生・中学生300円、子供200円
- 公式サイト
- 公式サイト
他にも、魅力的な武家屋敷が沢山ある。是非実際に訪れて歴史を感じる旅を楽しんでほしい。