瀬戸内の島風景にときめく! 塩飽&笠岡諸島モデルコース
香川県と岡山県に挟まれた海域に浮かぶ、大小28の島々。香川県側には、塩飽諸島の政庁が置かれていた「本島」や、近年ではアートの島としても知られる、日本初の海員養成学校が設立された「粟島」、笠岡諸島と呼ばれる岡山県側には、石の島として知られる「北木島」や、ノスタルジックな町並みが国内外から訪れる人を魅了する「真鍋島」と、魅力的な島々が点在している。
本編では、瀬戸内の島々をめぐるおすすめのモデルコースをご紹介。1泊2日で塩飽諸島の粟島、本島を訪れたら、瀬戸大橋を本州側に渡って、笠岡諸島の北木島、真鍋島へも訪れよう。
1日目 粟島
まずは「あわろは食堂」でランチ。食後は瀬戸内国際芸術祭のアートプロジェクト「漂流郵便局」「粟島芸術家村」でアート鑑賞。続いて「粟島海洋記念館」で貴重な資料を見学しよう。少し距離のある「ぶいぶいがーでん」へは、港からすぐの場所にある粟島観光案内所でレンタサイクルを借りて訪れよう。手作りのキュートなブイ人形に癒やされること間違いなし!夕暮れ時は「西浜海岸」を散策しつつ、宿泊先の「ル・ポール粟島」へ。期間限定の「海ほたるミニ鑑賞会」で幻想的な夜を過ごそう。
2日目 粟島〜本島
島旅2日目はちょっと早起きして、「城山」で朝日鑑賞を。清々しい空気でリフレッシュしたら、本島へ移動。「笠島重要伝統的建造物群保存地区」や「吉田邸」、「塩飽勤番所」と塩飽の歴史を感じるスポットを散策。港すぐの「本島スタンド」で瀬戸内海を眺めながらのランチでパワーチャージしたら、“やまでら”として親しまれている「正覚院」に参拝しよう。
3日目 北木島〜真鍋島
3日目は塩飽諸島の岡山県側、笠岡諸島へ。豊浦港すぐの「K’s LABO」で、石の資料館で歴史を学ぼう。レンタサイクルで島に点在する石にまつわるアートを楽しみながら、現役の採石場が見学できる「北木島採石場・石切りの渓谷展望台」へ。生きた採石現場を見学しよう。北木島から真鍋島へ移動したら、ノスタルジックな雰囲気の真鍋島散策を楽しもう。木造校舎がフォトジェニックな「真鍋島中学校」は必見。
塩飽諸島の各島へのアクセス
塩飽諸島の各島へのアクセスは、「粟島」へは香川県三豊市の須田港から船で約15分、「本島」へは香川県丸亀市の丸亀港から船で35分ほど。
岡山県側の笠岡諸島「北木島」へは、岡山県笠岡市の港から乗船だが、行き先によって港が変わるのでご注意を。「北木島」の豊浦港または金風呂港へは伏越港から、楠港、北木島港(大浦港)へは住吉港から発着となる。住吉港からの船では「真鍋島」へも行くことができる。
瀬戸内海ボートクルージングFUJIWARA
10名まで乗船可能、Wi-Fi完備の小型クルーザーならではの周遊プランが可能。希望の日程やコースにあわせて、オールオーダーメイドでアイランドホッピングが楽しめる。15,000円〜。
瀬戸内アイランドクルーズ
高級クルーザーでラグジュアリーな旅を楽しむならこちら。2時間、4時間、6時間、8時間と、希望に応じて選択が可能。自由にプランニングできるフリーコースのほかお得なコースプランもあり。定員〜10名、2時間88,000円〜。
もっと自由に瀬戸内の島々を楽しみたいなら、チャーター便や海上タクシーもおすすめ。旅のプランに応じて利用してはいかが。