鳥取砂丘だけじゃない!鳥取を満喫できる厳選観光スポット21選
鳥取の観光スポットといえば、鳥取砂丘を思い浮かべる方が多いだろう。
ただ、鳥取の魅力は鳥取砂丘だけではない。
鳥取を観光するなら、四季折々の美しさを感じられる雄大な自然もぜひ楽しんでほしい。
鳥取の魅力を余すところなく楽しめる観光スポットを紹介しよう。
目次
鳥取ってどんなところ?
中国地方の北東部に位置する鳥取県。
北は日本海、南には中国山地の最高峰・大山をはじめとする、中国山地の山々が連なっている。
海と山に囲まれているため、山海の食材も豊富で美味しい料理も楽しめる。
また、有名な漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である「水木しげる」、人気漫画「名探偵コナン」の作者である「青山剛昌」の出身地であるため、水木しげるや青山剛昌の作品を活かした観光スポットも多い。
鳥取のおすすめの観光シーズンは?
風情ある景色を楽しめる春と秋が鳥取観光におすすめのシーズン。
春は桜の名所巡り、秋は安定した気候の中で紅葉を楽しめる。
また、冬はスキーリゾートとして大山を楽しめるため、スキーやスノボーが好きな方は冬に訪れよう。
鳥取の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): 厚手のコート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
鳥取への移動方法は?
大阪からJR特急列車で約2時間半、東京から飛行機で約1時間半と大都市から短時間で移動できる。
鳥取県には、米子鬼太郎空港と鳥取砂丘コナン空港があり、旅の拠点として活用するだけではなく、空港自体も観光スポットとして楽しめる。
鳥取観光の主要交通手段
鳥取県内の観光はバスの利用がおすすめ。
鳥取駅前から出発するループバスは、鳥取県内の主な観光地を巡るため、ぜひ活用してほしい。
もしループバスを利用するなら、一日限定でどこでも自由に乗り降りできる、お得な一日乗車券を購入しよう。
レンタカーも時間を気にせず観光できるため、おすすめだ。
初めて訪れる方必見!鳥取の厳選観光スポット18選
鳥取観光といえば、いわずと知れた鳥取砂丘だが、鳥取でしかできない体験は他にもたくさんある。
大山の雄大な自然、日本一危険な国宝とも呼ばれる三徳山三佛寺投入堂や県内のいたる所に湧き出る温泉など、見どころが盛りだくさん。
水木しげるや名探偵コナンのファンが楽しめるスポットも多く、とても1日や2日では遊び尽くせないほど。
そんな見どころが多い鳥取を満喫するために、絶対に訪れるべき観光スポットを厳選して紹介しよう。
1. 鳥取砂丘
鳥取県鳥取市の日本海側に、南北2.4km、東西16kmにも広がる日本最大級の砂丘。
特別保護地区、そして国の天然記念物にも指定されている鳥取県を代表する観光名所だ。
2. 金持神社
全国でもたったひとつしかない、縁起のよい名前で知られる神社。国土経営、開運、国造りの神様である天常立尊、八束水臣津努命、淤美豆奴命を御祭神として祀っている。
3. 倉吉白壁土蔵群
江戸時代から大正時代にかけて建築された古い商家と土蔵が玉川沿いに並ぶ、国重要伝統的建造物群保存地区。
室町時代に打吹城の城下町として栄え、江戸時代には陣屋を中心に武家屋敷が建てられた歴史あるエリアで、小京都とも呼ばれる美しい町並みが魅力だ。
4. 水木しげるロード
1993年に誕生した水木しげるロード。
道中には、パワースポットとして人気の妖怪神社をはじめ、9体の妖怪たちが寛ぐ河童の泉、お土産ショップや飲食店もたくさんあるので、妖怪探しと兼ねて訪れよう。
毎晩日没になると、妖怪影絵が投射される。妖怪ブロンズ像はライトアップされ、妖しくも幻想的な空気に包まれる。
5. 鳥取砂丘 砂の美術館
砂像を専門に展示する世界初の美術館。
「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれた、茶圓勝彦氏がプロデュースし、各国から砂像彫刻家を招いて世界最高レベルの砂像を造作している。
6. 大山
中国地方の最高峰、海抜1709mの複成火山。
日本百名山や日本百景にも選定される、鳥取県のシンボルだ。
一帯は、蒜山地域、隠岐島、島根半島、三瓶山地域を含む大山隠岐国立公園に指定されている。
7. 三朝温泉
高濃度のラドンが含まれる、世界でも有数の放射能泉。
日本遺産第1号に認定された古い温泉地で、平安時代の末期、源義朝の家来であった大久保左馬之祐という侍が、白狼を助けたお礼に導かれたという白狼伝説が残る。
「三晩宿泊して三回朝を迎えると、あらゆる病が治癒する」という言い伝えが名前の由来だ。
8. とっとり花回廊
秀峰大山を借景に、四季折々の花を楽しめる日本最大級のフラワーパーク。
メインフラワーはユリで、年間を通して100種類以上を見ることができる。
世界中のユリの品種の半数近くを栽培しており、幻のユリとも呼ばれる「ウケユリ」をはじめ、日本原種のユリ15品種をすべて展示している貴重な施設だ。
9. 中国庭園 燕趙園
鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして建設された、総面積10,000㎡の広大な中国庭園。
皇家園林方式の中国庭園を忠実に再現するため、設計から資材調達まですべて中国の技師によって行われた。
10. 三徳山三佛寺投入堂
天台宗の古刹・三佛寺の奥院として三徳山北側中腹の標高520mの断崖絶壁に張り付くよ
うに建造されたお堂。
行者が法力で岩屋に投げ入れたという伝説が残されている。
長い柱で床を支える懸崖造りで平安後期に造られたとされ、現存する神社仏閣建築として最古級だが、どのように建築されたのかは解明されていない。
11. 水木しげる記念館
『ゲゲゲの鬼太郎』でおなじみ、水木しげる先生の出身地・境港市にある記念館。
JR「境港」駅より「水木しげるロード」を通り歩くことおよそ14分でたどり着く。
到着するとまず「ゲゲゲの玄関」で水木しげる先生や鬼太郎の像がお出迎え。
中に入り、順路を進むとまずは水木先生の作品が紹介されている「水木しげる 漫画ワールド」が。
12. 鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館
鳥取名物である梨について紹介する、日本で唯一の梨専門ミュージアム。梨に関する展示や梨の食べ比べ、梨を使ったスイーツ、土産物の販売、また梨づくりの体験イベントなど、さまざまな形で梨の魅力を伝えている。展示の1番の目玉は、直径20mの二十世紀梨の巨木。毎年約4,000個の梨を実らせていたという樹齢70年以上の姿は圧巻だ。
13. 鳥取城跡
戦国時代に久松山の急峻な地形を生かして築城された「鳥取城」の跡地。
江戸時代は、鳥取藩の政治の拠点として山麓が整備された。現在は石垣や天守台などが残り、国の史跡に指定されている。
14. 打吹公園
山陰随一の桜の名所として知られており、春には桜やツツジが公園内に咲き誇る。
園内には遊具広場や野球場、テニスコートなどもあり、市民の憩いの場としても親しまれている。
15. 大山まきばみるくの里
名峰・大山(だいせん)を望む大山放牧場内にあるレジャー施設「大山まきばみるくの里」。
白バラ牛乳で知られる大山乳業農業協同組合が経営している施設で、放牧エリアには牛が放牧され、間近に見ることができる。
レストランでは、自慢の牛乳やバター・生クリームをたっぷり使った料理をはじめ、鳥取県産の食材を味わえる。
16. 妖怪神社
妖怪たちのブロンズ像が立ち並ぶ「水木しげるロード」にある神社で、一反もめんをデザインしたユニークな鳥居が目印。
「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげるが入魂した黒御影石と樹齢300年のケヤキが神社の御神体だ。
境内には一反もめんの鳥居のほか、妖怪をモチーフにしたユニークなオブジェがたくさん。
17. 白兎神社
18. 浦富海岸
鳥取県の東端に位置する岩美町。リアス式海岸特有の複雑な海岸線が東西約15kmに渡って続き、日本海の荒波や風雪によって形成された断崖や洞窟、奇岩がダイナミックな景観を生み出している。
「日本百景」や国の名勝及び天然記念物などに指定されるほか、ユネスコ世界ジオパークにも認定。
「山陰の松島」とも呼ばれている。
湯治体験もできる!鳥取の宿泊施設3選
1. 三朝館
白壁に瓦屋根を配した城郭風の純和風旅館。
建物は清流三徳川に面していて、雄大な自然を借景にした四季折々の日本庭園の姿を堪能できる。
敷地内には自家源泉を3本備える。三朝温泉随一の湯量を誇り、肌当たりの柔らかなラジウム泉が豊富に湧き出る。館内には12の湯処があり、すべて源泉かけ流し。
2. 華水亭
目の前に広がる日本海と秀峰大山の眺望で知られる、山陰屈指の老舗旅館。館内のいたる所から山陰の自然美を楽しめる。
皆生温泉内で唯一自家源泉を持ち、大浴場では大理石の浴槽や露天風呂から日本海を眺めながら湯浴みを楽しめる。
4つの貸切風呂のほか、露天風呂付き客室も備えていて、家族やカップルでプライベート感たっぷりのひとときを過ごせる。
3. 皆生松月
米子市の北側にある海辺の温泉地、皆生温泉は白砂の美しい海岸と雄大な大山を望み、季節を問わず大勢の観光客が訪れるリゾート地。その皆生温泉で昭和2年(1927)に創業したのが「皆生松月」。全19室と創業時と変わらぬ部屋数にすることで可能にした心を尽くしたもてなしが評判だ。