歴史的建造物と桜が調和した絶景を満喫!大阪の人気お花見スポット15選
日本の3大都市である大阪には、歴史的建造物や緑豊かなスポットも数多い。
お城やお寺、広大な公園の中で桜が楽しめるスポットも多く、どこでお花見をすれば良いか迷うだろう。
今回はお花見スポット選びで迷われている方向けに、大阪で人気の桜の名所・お花見スポットを紹介しよう。
目次
【2024年】大阪の桜開花予想
咲き始めの桜も満開の桜も、散りゆく桜もそれぞれの魅力があり、どの時期の桜が好きなのかは人によって異なる。
お目当ての桜を見るためにも、桜の開花予想をチェックして、観光する時期を調整しよう。
気象予報会社の「ウェザーマップ」が2024年4月4日に発表した、2024年の開花日と満開日の予想は以下の表の通りだ。
見頃は4月4日から4月11日前後と予想されている。
- 開花日
- 3月30日
- 満開日
- 4月5日
- 見頃
- 4月4日〜4月11日
歴史的建造物・緑豊かな自然と桜の共演が楽しめる!大阪の花見・桜の名所12選
歴史的建造物や緑豊かな自然と、咲きこぼれる桜が産み出す壮観な眺めが、大阪の花見スポットの特徴。
特徴である壮観な眺めを楽しみたい方は、ぜひこれから紹介する花見スポット・桜の名所に訪れてほしい。
1. 造幣局 桜の通り抜け
貴重な貨幣を一般公開する「造幣局」は、「日本さくら名所100選」にも選ばれている。
施設内に流れる川沿いの桜並木では、花見を楽しむイベント「桜の通り抜け」が毎年開催され、多くの人々が花見に訪れる。
137種336本もの桜が咲き乱れる美しい光景は、桃源郷を彷彿とさせる。
大阪で桜を楽しむなら、必ず訪れておきたいスポットだ。
- 桜の見頃(例年)
- 4月上旬〜4月中旬
2. 大阪城公園
戦国時代に豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)が築城した大阪城を中心とする、広大な大阪城公園は桜の名所としても知られている。
約300本ものソメイヨシノと八重桜、約1200本もの梅、そして大阪城の天守閣。
歴史的建造物と日本を代表する花である「桜」と「梅」を同時に楽しめる、人気の高いお花見スポットだ。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月中旬
3. 和宗 総本山 四天王寺
聖徳太子が建立した日本初の仏教寺「和宗 総本山 四天王寺」。
境内には、ソメイヨシノ・八重桜・枝垂れ桜が咲き誇る。
赤と白を基調にしたお堂や庭園内の池、桜が咲き誇る庭園に足を踏み入れれば、極楽浄土に迷い込んだような錯覚を覚えるだろう。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月上旬
4. 岸和田城
“だんじり”の町として知られる、岸和田のシンボル「岸和田城」の周りには、約170本もの桜が咲き揃う。
桜の見頃に合わせて「岸和田市お城まつり」が開催され、ほんぼりの灯に照らされた、風情ある桜とお城が楽しめる。
ライトアップされた夜桜とお城を楽しみたいなら、ぜひ訪れてほしい桜の名所だ。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月上旬
5. 毛馬桜之宮公園
大阪市内中心部を流れる大川両岸の「毛馬桜之宮公園」は、淀川との分岐にあたる毛馬洗い堰から下流の天満橋までのエリアに整備された総延長4.2kmのリバーサイドパーク。
市内有数のお花見スポットとしても有名で、特に天満橋から桜之宮橋付近を中心に約4,800本の桜並木が満開になる様子は圧巻。
日中から夜遅くまで、毎年多くの花見客で賑わいを見せる。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月中旬
6. 万博記念公園
太陽の塔で有名な「万博記念公園」は、「日本さくら名所100選」にも選ばれている。
3月中旬から彼岸桜や寒桜が咲き始め、4月に入るとソメイヨシノが満開となる。
9種類もの桜が咲くため、同じ桜でも種類によって何が違うのかを見比べても面白いだろう。
3月中旬と早い時期から桜が見られるため、一般的な満開シーズンよりも少し早く大阪観光の予定がある方にお勧めだ。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月上旬
7. 五月山公園
標高315メートルの五月山にある「五月山公園」では、山中のいたるところで桜が開花し、桜を楽しむハイキングが可能。
それだけでなく、ドライブウェイで車窓から桜を眺めたり、提灯に照らされた風情ある夜桜をゆっくり眺めたりと、様々なシチュエーションで桜を楽しみたい方にお勧めのスポットだ。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月上旬
8. 摂津峡公園
芥川上流に広がり、大阪府の名勝にも指定されている「摂津峡公園」。
木や川はもちろん、奇岩や断崖もあり、多様な自然景観が楽しめる。
桜の見頃には、約3,000本ものソメイヨシノが公園全体を彩る。
川と桜が生み出す静謐な景観だけでなく、奇岩や断崖などの迫力ある景観も見られる珍しい花見スポットだ。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月上旬
9. 勝尾寺
勝運の寺として知られ、勝運祈願に訪れる方が多い「勝尾寺」。
広大な境内には、カンヒザクラやサトザクラ、ヤマザクラなど様々な種類の桜が色づき、お寺ならではの荘厳な空間に色を添える。
見どころが多い勝尾寺だが、中でも紅色の山門と薄紅色のしだれ桜が並ぶ、美しい景観は見逃せない。
- 桜の見頃(例年)
- 4月上旬~4月下旬
10. 花博記念公園鶴見緑地
河津桜・ソメイヨシノ・ヨウコウザクラなど、様々な桜が咲き乱れる「花博記念公園鶴見緑地」。
ウメやバラなど何種類もの花も咲くため、憩いのスポットとしても人気。
園内のいたるところに桜が植えられており、多くの桜が咲き誇る景観だけでなく、数本の桜が静かに咲いている静謐な景観もある。
お気に入りの景観を見つけるのも楽しい花見スポットだ。
- 桜の見頃(例年)
- 2月下旬~4月上旬
11. 金剛寺
念法眞教総本山金剛寺では、静寂な空間の中を彩る桜が楽しめる。
赤と白を基調とした門やお堂と、桜のコントラストは侘び寂びを感じさせる。
桜の見頃には様々なイベントが開かれ、日本の伝統芸能である雅楽の演奏やステージショーが開催されたり、模擬店でB級グルメを味わえたり、桜と一緒に日本ならではの文化が体験できるのも魅力的だ。
- 桜の見頃(例年)
- 2月下旬~4月上旬
12. 大仙公園
日本歴史公園100選に選ばれている「大仙公園」。
仁徳天皇陵古墳と履中天皇陵古墳の間に位置し、歴史好きにとってもたまらないスポットだ。
桜の見頃には、ソメイヨシノや大島桜など様々な種類の桜が公園内を彩る。
約400本もの桜が池を囲む幻想的な景観は必見。
芝生も多いため、幻想的な桜色の景観を眺めながらピクニックしてみてはいかがだろうか。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬~4月上旬
幻想的な夜桜とB級グルメが楽しめる!大阪の桜祭り3選
桜の見頃には、様々な桜の名所で「桜祭り」が行われる。
桜祭りに参加すれば、ライトアップされた幻想的な夜桜が見られたり、屋台でB級グルメを楽しめたり、日本の伝統芸能が桜と一緒に楽しめたりと、また違った桜の魅力を味わえるだろう。
せっかく桜の開花時期に大阪へ訪れるなら、これから紹介する3つの桜祭りに参加してみてほしい。
1. 狭山池公園 桜まつり〜春〜
「日本の歴史公園100選」に選定されている「狭山池公園」は、大阪で最も早くお花見ができるスポット。
周遊路に植えられた約1,000本のコシノヒガンは、ソメイヨシノよりも開花が早く、3月下旬から咲き始める。開花が遅い八重桜もあるため、4月中旬でもお花見が可能。
お花見の時期には「桜まつり〜春〜」が開催され、出店や屋台が並び、桜並木はライトアップされる。
様々な桜がライトアップされた幻想的な桜並木と出店を楽しみながら、散策してみて欲しい。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月中旬
2. 山中渓桜祭り
「山中渓桜祭り」は桜の名所である「山中渓」のすぐそばにある、市営公園「わんぱく王国」で毎年開催されるイベント。
阪南太鼓の演奏やよさこい踊りなど、多様な催し物が行われ、毎年イベント内容は異なる。
山中渓の河川敷に咲き乱れる約1,000本ものソメイヨシノが生み出す壮観は見逃せない。
川沿いには「JR山中渓駅」があるため、満開の桜が作るトンネルを列車が走る様子も見られる。
また、お祭りの期間は桜がライトアップされるため、夜桜も楽しめる。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬〜4月中旬
3. 永楽桜まつり
永楽ダム周辺は「大阪みどりの100選」に選ばれるほど、緑豊かな自然に恵まれている。
春になると約1,000本もの桜が咲き誇り、緑と薄紅色の美しいコントラストが楽しめる。
桜の見頃になると開催される「永楽桜まつり」では、一部の桜の木がライトアップされ、提灯で照らされた広場には出店が並ぶ。
幻想的な夜桜の中で、出店で買った「焼きそば」や「たこ焼き」を、風情を感じながら味わってみてはいかがだろうか。
- 桜の見頃(例年)
- 3月下旬~4月上旬
まとめ
数ある桜の名所の中でも、人気が高いお花見スポット・桜祭りを紹介してきた。
桜の見頃に大阪を訪れる予定がある方は、ぜひ今回紹介した名所を訪れてほしい。
時間に余裕があれば桜祭りにも参加して、ライトアップされた夜桜と屋台・出店を思う存分楽しもう。
また、大阪の観光スポット・グルメ・ショッピングスポットを網羅的に紹介した、こちらの記事も合わせて参考にしてほしい。