風情あふれる町並み「倉敷美観地区」でお花見さんぽ
明るい陽光が差し込み、温かな気候で過ごしやすい季節がいよいよ到来。岡山県の倉敷美観地区では、春にしか体験できないプレミアムなコンテンツが盛りだくさんです。昼夜で異なる雰囲気で観光客を魅了する「お花見」をはじめ、期間限定の「グルメイベント」、ナイトタイムを美しく彩る「倉敷春宵あかり」ほか、風情ある町には春爛漫の魅力がぎっしり。新複合施設「倉敷SOLA」も注目を集めています。
目次
倉敷美観地区へのアクセス
- 岡山空港から=空港連絡バスで約35分
- 岡山駅から=JR山陽本線・普通で約17分(もしくは特急で約11分)
- 倉敷駅から=徒歩で約13分、両備バス・下電バスで約2分(大原美術館前停留所下車)
華やかで雅やか!美観地区でのお花見
倉敷美観地区に春の訪れを告げる桜の開花シーズン。例年3月の中旬から下旬にかけて、ちらほらと薄紅色に色づきはじめ、歴史と文化の町がよりいっそう風雅な装いへと変わっていきます。エリア内のお花見スポットは各所に点在していて、「倉敷川」沿いをはじめ、「倉敷アイビースクエア」の建物の北側には通り抜けのできる桜道も整備されています。
また「観龍寺」へと続く階段の横にたたずむ桜の美しさも見事のひと言。いずれも本数はそれほど多くはないですが、見頃の時期になるとどれも立派に花を咲かせるのが特徴です。のんびり散策するのはもちろん、観光川舟で川面から眺めたり、人力車に乗って周遊したり。思い思いの楽しみ方で華やかなひとときを満喫しましょう。
和風のあかりで日本の宵のすばらしさを実感
“川で泳ぐ白鳥”“新緑の柳”“漆喰塗りの建物”など、どこにカメラを向けても桜とマッチする映え写真が撮影できる倉敷美観地区でのお花見。日が沈み、夜の帳がおりるとロマンティックな雰囲気にアップデートされます。街灯の明かりに照らされた夜桜は、日中とはまた違った美しさで観光客らを魅了します。
花見と並んで、春の風物詩ともいえる「倉敷春宵あかり」もチェック。2024年は3月9日〜3月31日まで開催され、期間中は倉敷美観地区のいたるところでライトアップが行われます。倉敷川沿いには約100基の色とりどりの和傘が並べられるほか、倉敷美観地区周辺の建物や施設のマドに影絵映像が投映されるなど、夜の倉敷美観地区の魅力を再発見できること間違いなし。夕暮れとともに温かな和風の彩りで包まれるイベントで、日本の宵のすばらしさを実感してください。
高感度なショップ&美食がズラリ
お花見や春のイベントの合間に立ち寄りたいスポットも、倉敷美観地区には盛りだくさん。なかでも2022年にオープンした「倉敷SOLA」はトレンドに敏感なインフルエンサーたちの間でも話題となっています。
「岡山の技術と美術の融合」がコンセプトの新たな複合施設には高感度なお店がズラリとお待ちかね。デニムと和世界の融合を目指すストア「青木被服」をはじめ、100年の歴史を誇る足袋メーカーが手がける「MARUGO KURASHIKI」ほかが営業中です。また“倉敷洋食”を提案するレストラン「バラトン」、端正な民藝と和食が一度に楽しめる「日本料理店 雲」というグルメの名店も注目。同施設と隣接する「日本郷土玩具館」や「倉敷民藝館」などもハシゴしながらグルリと巡って、美観地区の新旧スポットの魅力をキャッチ!
県産のフルーツをアフタヌーンティーで召し上がれ
1年を通じて快晴の日が多い岡山県。温暖で過ごしやすい気候を生かした農業が盛んで、“くだもの王国”と呼ばれるほど、さまざまなフルーツが栽培されています。スウィーティー&フレッシュ、海外でも評価の高い岡山県産ブランドのフルーツを味わいたい! そんな方におすすめなのが「倉敷アフタヌーンティー」です。
同グルメイベントは、イギリス発祥の優雅なお茶会のスタイルに、地元のフルーツを盛り込んで倉敷流にアレンジしたアフタヌーンティーが気軽に体験できると評判。県内のカフェや喫茶店、ホテル等でイベント限定の特別メニューを提供しています。美観地区では計15店舗が参加していて、それぞれ趣向を凝らしたこだわりの美味しさで贅沢なティータイムを演出します(開催期間:2024年1月15日~3月31日)。