【東京近郊1Dayモデルコース】SEIBU 1Day Passで行く!
秋色に染まる自然に出合える秩父&長瀞旅

【東京近郊1Dayモデルコース】SEIBU 1Day Passで行く!秋色に染まる自然に出合える秩父&長瀞旅

更新 :
筆者 : M.Fumioka

東京からほどよく近い「秩父&長瀞」は、壮大な自然が織りなす秋色に染まる自然を楽しめることはもちろん、豊富なアクティビティを体験できるのが魅力のエリアだ。特に秋シーズン秋色に染まる自然に出合えるスポットとしても知られている。今回はそんな「秩父&長瀞」エリアをお得に、そしてスピーディに回れる西武鉄道のきっぷ「SEIBU 1Day Pass」「SEIBU 1 Day Pass + Nagatoro」を利用した、秩父&長瀞の壮大な自然を体感する日帰りモデルプラン2選をご紹介!

目次

プラン1. 秩父名物と自然に癒される秩父旅

埼玉県西部に広がる秩父地方の中心地である秩父市は、ご当地グルメや温泉、豊かな自然が織りなす絶景、パワースポットなど見所がたくさん! フォトスポットもたくさんあり、一人旅でも、家族での旅の目的地にもおすすめだ。

西武鉄道の特急ラビューを利用すれば、西武鉄道池袋線・池袋駅(SI01)から秩父市の玄関口である西武秩父駅(SI36)まで乗り換えなしで最短77分! 東京観光中の合間にもぶらりと立ち寄れる距離感がうれしい。日帰り旅行にぴったりなエリアだ。(特急ラビューにご乗車には別途特急券購入が必要。池袋駅から西武秩父駅までの片道特急料金は900円)

西武鉄道池袋線・池袋から秩父エリアへ直行できる「特急ラビュー」
西武鉄道池袋線・池袋から秩父エリアへ直行できる「特急ラビュー」
秩父エリアの玄関口「西武秩父駅」
秩父エリアの玄関口「西武秩父駅」

秩父名物「わらじかつ丼」&「豚みそ丼」を味わう

秩父名物グルメの代表格といっても過言ではない「わらじかつ丼」と「豚みそ丼」。わらじかつ丼」は一足のわらじをイメージしてもられた、2枚の大判のとんかつが特長。一方「豚みそ丼」は、醤油ダレで香ばしく焼いた豚肉の味噌漬けを丼の上に豪快にのせたもの。いずれも見た目のインパクトもボリュームもあり、フォトジェニックな趣きだ。西武秩父駅周辺で食べられる店舗は複数あり、それぞれ独自の秘伝のタレで味付けられているため甲乙つけがたい。自分好みの味わいの店を探してみるのもいいだろう。

大判のとんかつ2枚がのった「わらじかつ丼」
大判のとんかつ2枚がのった「わらじかつ丼」
豚肉の味噌漬けを香ばしく焼いた「豚みそ丼」
豚肉の味噌漬けを香ばしく焼いた「豚みそ丼」

自然と非日常に癒される「西武秩父駅前温泉 祭の湯」

ご当地グルメでお腹を満たした後は、秩父名物の“祭”をコンセプトにした複合温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭の湯」へ。祭の湯は4つの露天風呂をはじめ、高濃度人工炭酸泉やシルク湯などの6つの内湯が楽しめる(男性内湯は5つ)。また岩盤浴なども用意されており、充実した休憩スペース「プレミアムラウンジ」の設備も。紅葉時期の露天風呂では赤や黄色に染まった木々と和の雰囲気を感じながら、ゆったりと湯に浸かることができる。温泉のほかに秩父の特産品や限定品が揃う物販エリア「ちちぶみやげ市」もあり、フードコート「呑喰処 祭の宴」は風呂上りや旅の締めくくりに訪れたい。

和を感じる「露天風呂」で紅葉を体験できる
和を感じる「露天風呂」で紅葉を体験できる
 随所に「祭」を感じることができる内装
随所に「祭」を感じることができる内装
秩父名物とともにお酒を楽しめる「呑喰処 祭の宴」
秩父名物とともにお酒を楽しめる「呑喰処 祭の宴」

プラン2. 表情豊かな紅葉を魅せる、秋の長瀞を愛でる旅

「長瀞エリア」は埼玉県西北部に位置する景勝地だ。山並みに囲まれた美しい荒川流れ、国指定の名勝・天然記念物「長瀞岩畳」があり、春は桜、夏は川遊び、冬はロウバイと梅など一年中いつ訪れても楽しめる。なかでも秋は、紅葉に彩られた山並みと「長瀞岩畳」が織りなす形式は一見の価値のあるスポットだ。例年10月下旬から色づきが始まり、11月中旬頃が見頃に。西武鉄道の特急ラビューを利用すれば、西武鉄道池袋線・池袋駅(SI01)から秩父鉄道の長瀞駅までは2時間ほどでアクセス可能! 西武秩父駅を経由するので、「秩父エリア」を満喫してから訪れるのもおすすめしたい。

西武鉄道池袋線・池袋駅から乗車できる「特急ラビュー」
西武鉄道池袋線・池袋駅から乗車できる「特急ラビュー」
山々に囲まれた西武秩父線で「西武秩父駅」へ
山々に囲まれた西武秩父線で「西武秩父駅」へ
畳のように岩肌が連なる「長瀞岩畳」は紅葉スポット
畳のように岩肌が連なる「長瀞岩畳」は紅葉スポット

紅葉が染める渓谷美を楽しむ「長瀞ライン下り」

「長瀞ライン下り」は絶景の中をゆったりと、渓谷に囲まれた荒川を伝統的な和船に乗って豪快にくだるアクティビティ。なかでも秋は長瀞渓谷と紅葉が織りなす渓谷美を船から楽しめる。水面に映り込む紅葉の美しさを体験できるだけでなく、船頭さんの巧みな竿さばきにも感動できること間違いなし!

 紅葉と荒川が織りなす景色が楽しめる「長瀞ライン下り」
紅葉と荒川が織りなす景色が楽しめる「長瀞ライン下り」

「小松沢レジャー農園」で旬のぶどう狩り体験

アクティビティを存分に楽しんだ後は、「ぶどう狩り」ができる「小松沢レジャー農園」へ。秋は「ぶどう狩り」のほか、「しいたけ狩り」もでき、マス掴みやマス釣り(季節によって異なる)なども楽しめる。ミニハイキングコースや溶岩バーベキューなども可能で、たっぷりとお腹を満たしてくれるスポットだ。

狩りたてのぶどうは格別の味わい
狩りたてのぶどうは格別の味わい

「月の石もみじ公園」でライトアップされた紅葉見物

もみじの木や奇岩がある川沿いの小さな公園「月の石もみじ公園」は、長瀞で最も賑わう紅葉スポット。毎年11月に開催される「長瀞紅葉まつり」の会場の一つでもある。まつりの期間中である11 月上旬〜下旬は、ライトアップされた幻想的な紅葉の姿をみることができる。

約150個のLEDライトで照らされた紅葉時期の「月の石もみじ公園」
約150個のLEDライトで照らされた紅葉時期の「月の石もみじ公園」

少し足を伸ばして奥秩父の「丸神の滝」へ

秩父や長瀞付近でもう少し紅葉を満喫したい時は、秩父鉄道三峰口駅または西武鉄道の西武秩父駅からバスでアクセスできる「丸神の滝」へ出かけよう。日本の滝百選のひとつにも数えられる名瀑で、全長はなんと76m! ダイナミックさと繊細さをあわせ持つ独特の景観が楽しめる。なかでも紅葉時期の美しさは別格だ。

手付かずの自然が残る「丸神の滝」
手付かずの自然が残る「丸神の滝」

お得な外国人限定の西武鉄道のきっぷ「SEIBU 1Day Pass」とは?

「SEIBU 1Day Pass」は2種類あり、西武鉄道全線(多摩川線を除く)1日乗り放題の「SEIBU 1Day Pass」と、西武鉄道全線(多摩川線を除く)と秩父鉄道三峰口駅〜野上・長瀞駅間1日乗り放題の「SEIBU 1 Day Pass + Nagatoro」がある。秩父エリアが目的の場合は「SEIBU 1Day Pass」。長瀞エリアまで訪れる場合は、「SEIBU 1Day Pass + Nagatoro」を選ぼう。

SEIBU 1Day Pass
SEIBU 1Day Pass
SEIBU 1Day Pass + Nagatoro
SEIBU 1Day Pass + Nagatoro

「SEIBU 1Day Pass」「SEIBU 1Day Pass + Nagatoro」ともに、特急ラビューの始発駅「池袋駅」にある西武ツーリストンフォメーションセンター池袋などで購入可能。詳細は下記をチェック!

まとめ

秋色に染まる自然を体験でき、それぞれに違った魅力がある「秩父&長瀞」エリア。西武鉄道線を利用すれば東京の都心から1時間半〜2時間、そしてお得にアクセスできるので、東京観光の途中にぶらりと立ち寄ってみてほしい。

M.Fumioka

筆者

マルチクリエイター

M.Fumioka

編集・ライターを中心としたインバウンド・アウトバウンド向けガイド制作を手がけている。