2024年の日本観光ニュース

2024年1月13日、大阪市に世界初のオフィシャル・シャンパン・ホテル「Cuvée J2 Hôtel Osaka by 温故知新」がオープン。
11の客室全てが名門シャンパーニュ・メゾン（生産者）と共に造り上げられた、スモールラグジュアリーホテル。
全客室にそれぞれのメゾンが厳選した特別なシャンパンが１本付けられている。
半露天のお風呂も全室に備え付けられており、ここでしか味わえない最高の体験ができる。

2024年２月１日、「豊洲市場」に隣接する形で「豊洲 千客万来」がオープンする。
商業棟と温浴棟の２エリアで構成される大型モールだ。
商業棟は新鮮な海産物を中心に、様々な日本の味覚を楽しめる施設となる予定。
温泉棟は箱根の湯河原温泉から運んできた温泉を使った露天風呂やサウナ、岩盤浴、エステなどもある、極上の癒し体験ができる施設となる予定だ。

「お台場パレットタウン」にあり、2022年８月に閉館した「森ビル デジタルアート ミュージアム：エプソン チームラボボーダレス」。
2024年２月９日に麻布台ヒルズに移転オープン予定。
光の現象が入り混じる空間が広がる「Bubble Universe」と、チームラボボーダレスの作品が部屋から部屋へと移動していき、様々な体験ができる「Megalith Crystal Formation」の2作品を展示予定だ。

「イマーシブ・フォート東京」は2024年3月1日、東京都江東区の「青海」にオープンする。
ショッピングモールだった「ヴィーナスフォート」から、完全な没入体験が可能となるテーマパークに生まれ変わる。
従来の鑑賞的なシアターアトラクションからは一線を画し、自分自身が物語の当事者になるような、刺激的かつ鮮明な体験ができる。
シャーロック・ホームズをはじめ、魅力的なテーマの数々が用意されているのも特徴的。
自分好みの世界に没入し、新たな体験をしてみよう。

日本のみならず、海外にも多くのファンを持つスタジオジブリ作品。
そんなスタジオジブリの世界観を現実のものにしたのが、愛知県の「長久手（ながくて）市」にある「ジブリパーク」だ。
2024年３月16日にオープンする新エリア「魔女の谷」では、各ジブリ作品に登場する印象的な建物が見られるほか、遊具として実際に遊ぶことも可能。
まるでジブリ作品の中に入り込んだかのような体験ができるので、ファンにとっては見逃せないエリアとなるはずだ。

京都府宇治市にオープン予定の「ニンテンドーミュージアム」は、これまで任天堂が発売してきた商品を展示する資料館。
2024年の３月末までに完成予定とされている。
マリオをはじめ、任天堂のゲームやおもちゃは世界的にも高い人気を誇る。
そんな任天堂から発売された商品と共に、同社の歴史を辿れるとなれば、ファンにはたまらないスポットとなるはずだ。

東京都中央区に、2024年３月オープン予定の「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」。
約10,000㎡の店舗面積を備え、飲食店を中心に物販店や様々な専門店など、40店舗ほどが入る大型の商業施設だ。
ショップだけでなく、ウェルネス施設や保育園なども出店予定で、生活密着型の施設になる予定。

2024年４月13日から運行が開始される「大阪・関西万博ラッピング新幹線」。
「大阪・関西万博」をPRするためのもので、車体にはロゴや公式キャラクターの「ミャクミャク」が描かれている。
なお、運行区間は東京〜博多、新大阪〜鹿児島中央、東京〜敦賀となっている。

日本の老舗リゾート会社「星野リゾート」が展開する温泉旅館ブランド「界」が、宮城県に初進出。
2024年４月25日に温泉旅館「界 秋保」を、宮城県の秋保温泉に開業する予定となっている。
「秋保温泉」ならではの四季折々の自然と風情を堪能できる、温泉旅館となる予定だ。

2024年５月、埼玉県鶴ヶ島市に「Nゲージとガーデンパーク」がオープン予定。
英国式の公園内を本物の機関車が走るユニークな公園で、市民の憩いの場となるだろう。
Nゲージとは日本が誇る小型の鉄道模型であり、日本のみならず世界中にもファンが多い。
施設内ではNゲージのジオラマ展示もされるとのこと。

千葉県浦安市にある東京ディズニーリゾート内、東京ディズニーシーでは2024年６月６日に新エリア「ファンタジースプリングス」がオープン。
ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」、「ピーター・パン」、「アナと雪の女王」をコンセプトにしたエリアに分かれ、パーク一体型のホテルも誕生する。
「冒険とイマジネーション」をテーマに掲げる東京ディズニーシーで、新たな体験ができるはずだ。

富山県の「黒部市」にある「襷平駅」から「黒部ダム」までを繋ぐ、18kmの「黒部宇奈月キャニオンルート」が2024年6月30日に一般開放される。
工事用の区域をルート化したもので、トンネル掘削や電源開発の貴重な歴史を肌で感じられる。
それだけでなく、秘境と呼ばれる黒部奥山の雄大な自然も楽しめる。

JR大阪駅直結の複合施設となる予定の「JPタワー大阪」。
その地下１階から地上６階までを占める商業施設「KITTE大阪」が、2024年７月にグランドオープンする。
日本各地のさまざまなヒト・モノ・コトが集まり、日本の良さを体験できる施設となる予定だ。

2024年８月に、広島県広島市で新たな商業施設「HiroPa（ヒロパ）」がオープンする。
広島市中央公園内の新サッカースタジアムと隣接するエリアで、広島の文化と魅力を体験できる施設となる予定だ。

2024年９月、大阪市のJR大阪駅に隣接する形で「うめきた公園」が先行オープンする。
ターミナル駅に直結する都市型公園としては世界でも最大規模となり、多くの人々が行き交う新名所になるだろう。
今回の先行オープンで楽しめるのは目玉となる芝生広場やイベントスペース、一部の商業施設だ。
都市部とは思えない、自然豊かな景色も魅力のひとつとなる予定だ。

「グラングリーン大阪」は、大阪市の「JR大阪駅」を中心に行われている都市開発で、2027年に全体オープンする予定だ。
2024年９月には先行まちびらきが行われ、「うめきた公園」の一部エリアやホテル、商業施設がオープンする。
順次、新たな施設がオープンしていくほか、近隣施設とのアクセスもより良好になっていく。
機能的な施設でのショッピングはもちろん、自然豊かで洗練された都市公園の景観を満喫できるだろう。

東京都の江東区にある「有明アーバンスポーツパーク」は2024年４月の先行オープン後、10月に全面オープンする。
屋内外の様々な運動施設はもちろん、飲食店も充実。
オリンピックレガシーの観光や気軽なスポーツ体験ができるだけでなく、本格的にスポーツを楽しめる、総合施設となる予定だ。

「はなあかり」は、福井県の「敦賀駅」から兵庫県の「城崎温泉駅」を結ぶ新たな観光列車。
日本らしさを感じる車体デザインと、広々としたラグジュアリーな室内空間でワンランク上の体験ができる列車となる予定。
2024年の10月に運航が開始され、季節ごとに運行区間を変えて走る計画だ。

三重県伊賀市には2024年の11月、にぎわい忍者回廊の「忍者体験施設」がオープンする。
忍術修行プログラムや没入感のあるアトラクションが見どころで、飲食施設や忍者の生活を再現した宿泊施設も備わっている。
日本ならではの文化と言える忍者を、心ゆくまで体験できるだろう。

2024年12月、北海道虻田（あぶた）郡に「ニッコースタイルニセコ HANAZONO」がオープン。
世界的にも有名なスキーリゾートエリアである「ニセコ」にある、HANAZONOリゾート内、ゲレンデが目の前に広がる抜群のロケーション。
雄大な自然を一望できるほか、北海道の名物グルメ、サウナや露天風呂など、スキーと共に極上のリゾート体験ができる施設となる予定だ。

2024年の春頃、東京都渋谷区に商業施設「ハラカド」がオープンする。
地下１階には老舗銭湯の2号店が入るほか、有名シェフがプロデュースするファミリーレストランが見どころのひとつ。
最先端の文化が交錯する場所として、東京都心の新たな観光名所になるだろう。

愛知県名古屋市のランドマークとして愛される「中日ビル」が、2024年春に生まれ変わる。
多彩な飲食店やショップが入るのはもちろん、高級感が漂うホテルやホール、オフィス空間を備え、芝生が広がる屋上広場からは名古屋の街並みを一望できる施設となる予定だ。

大阪を代表する観光スポット「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」。
2024年の春にユニバーサル・スタジオ・ジャパン内の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が約1.7倍に拡張され、新エリア「ドンキーコング・カントリー」がオープンする。
長く愛されるドンキーコングの世界観に入り込みながら、爽快なアトラクションを楽しめる。

東京都の渋谷区に、新たな複合施設「Shibuya Sakura Stage」が2024年夏頃にオープンする。
「渋谷駅」に隣接する、複数のビルで構成される「Shibuya Sakura Stage」。
商業施設やオフィス、住宅が設けられ、観光のみならず生活の基盤としても機能していく。
抜群のアクセスを誇るうえにホテルもあるため、新たな観光拠点となるだろう。

美術館やギャラリーを中心に、緑豊かな広場やレストランなどを備える「TODA BUILDING」が2024年の秋、東京都中央区京橋に誕生する。
上層部のオフィスフロアと共に、ビジネスとアートが融合した新たな芸術文化の発信地となる。
洗練された空間とアート作品の数々は芸術をより身近なものに感じさせ、唯一無二の刺激的な体験ができるはずだ。
ぜひ、日本文化を芸術の側面から感じ取ってみてほしい。

2024年上期に東京都渋谷区でオープンする「渋谷アクシュ」は、商業施設とオフィスフロアを兼ね備える複合施設。
商業施設「渋谷ヒカリエ」に隣接し、将来的に両者は歩行者デッキで繋がる予定だ。
渋谷駅からもほど近く、渋谷観光の幅がさらに広がるだろう。