ダムの構造美を体感!日本には“食べられるダム”がある。

ダムの構造美を体感!日本には“食べられるダム”がある。

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筆者 : GOOD LUCK TRIP
監修 : 宮島 咲

ダムカレーという食べ物をご存じでしょうか。ダムカレーとはその名の通り、ダムにちなんだカレーのこと。ダムを愛するダムマニアの間では、ダムの楽しみ方のひとつとして定着しています。今回は関東地方を中心に700基ほどのダムを訪問したダムマニアであり、日本ダムカレー協会の宮島さんに、ダムカレーの魅力と楽しみ方を尋ねました。

目次

ダムカレーってなに?

ダムカレーの歴史は昭和40年代まで遡ります。日本の歴史上はじめてダムカレーという体裁で登場したのは、立山黒部アルペンルート長野県側の拠点である扇沢駅「扇沢レストハウス」で提供された「アーチカレー」と言われています。

昭和40年代から変わらない味、アーチカレー
昭和40年代から変わらない味、アーチカレー

ご飯を堰堤(えんてい)、ルーをダム湖に見立てた、迫力もボリュームも満点のダムカレーはクチコミでたちまち話題となりました。
黒部ダムカレーが生まれた背景を少しお話しましょう。昭和32年5月、黒部ダムへ通じる大町トンネル(現:関電トンネル)工事が佳境を迎えたころ、工事現場は大破砕帯にぶつかり大量の出水に見舞われました。毎分40トンもの、しかも4℃という身も凍るほどの冷たい水が噴出するなかで、工事は不眠不休で続けられました。そんな過酷な環境のなかで働き続ける作業員達が何よりも楽しみにしていたのが、当時はまだ珍しかったカレーライス。アツアツのカレーライスは、冷え切った体を温め、作業員達の士気を高めたそう。黒部ダムの建設現場において作業員たちの胃袋も心も満たしてくれたカレーライス。ダム完成後は日向山高原にあった大町クラブハウスで「アーチカレー」として提供が始まり、昭和40年代初頭に、扇沢駅大食堂(今の扇沢レストハウス)で提供が始まりました。

ダムカレーブームのきっかけ

各地でダムカレーを提供する飲食店はぽつぽつとはあったものの、ダムカレーというジャンルが世の中に認知されたのは2007(平成19)年4月と言われています。東京の飲食店「三州家」が隠しメニューとして出したダムカレーが日経流通新聞に取り上げられ、一躍世に知られる存在となりました。
こちらのダムカレーは、現在日本全国で提供されているダムカレーとは、やや異なっています。彩りや味わい、バランスなどを考慮して提供されることが多いそれらのダムカレーとは違い、特定のダムをモチーフとしているのではなく、「ダム構造」そのものを表現している点にあります。食べることを意識したバランスは一切無視して、ダムを再現することだけをひたすら目指している、いわば究極にマニアックなダムカレーです。まずは、ここでダム構造を学んでから日本各地のダムカレーを食べに出かけてみてはいかがでしょう。
「三州家」で提供されている4種のダムカレーを、実際のダムの写真と比べながら説明します。

アースダムカレー

最初にご紹介するのはアースダム、アースフィルダムと呼ばれるダムを表現したカレー。アースダムとは、土を盛って造られたダムのことを指し、世間的にはダムと認識されることが少ない型式です。構造としては、土を台形に盛り水を貯める単純な構造で、地元ではため池と呼ばれることが多いようです。

アースダム。こちらは千葉県の長柄ダム
アースダム。こちらは千葉県の長柄ダム

国内最初のアースダムは616年に誕生した大阪府の狭山池ダムといわれており、今も現役で稼働しています。当初は灌漑用水の確保のために造られましたが、現在は洪水を防ぐために活躍しています。日本には約2750基のダムがあると言われていますが、そのうちの45%がこのアースダム。認識されてなくてもほぼ2つに1つがアースダムなのです。それをカレーで表現したのがこちらです。

アースダムカレー
©三州家 アースダムカレー

ごはんを台形に積み重ねて忠実にアースダムを再現。福神漬けはダムが満水になった際に放流する、洪水吐を表現しています。

重力式ダムカレー

ダムと言われて思い浮かべる最も一般的な型式は重力コンクリートダムでしょう。日本にあるダムの約40%がこの構造のダムだと言われています。堤体のコンクリートを三角形に積み、ダム自体の重さで水をせき止める構造。ある程度の固い地盤を持つところに建設されています。

愛媛県西条市にある黒瀬ダム
愛媛県西条市にある黒瀬ダム

放流設備はさまざまな形があり、堤体全面に放流ゲートがあるものもあれば、ゲート自体を装備していないものも。神奈川県にある宮ヶ瀬ダムなどは、定期的に観光放流されており、人気のイベントになっています。

神奈川県の宮ヶ瀬ダムの観光放流
神奈川県の宮ヶ瀬ダムの観光放流

その重力式ダムをカレーで再現したのがこちら。

重力式ダムカレー
©三州家 重力式ダムカレー

カレーの圧力をダムの重さで支える、重力式ダムの構造を正確に再現しています。ご飯は横から見ると三角形になっています。福神漬けで放流を表しているのがポイント。大量のご飯を使用するため、カレーとご飯のバランスがやや悪くなるところが欠点です。

アーチ式ダムカレー

美しい弧を描く堤体が印象的なアーチ式ダム。黒部ダムや川治ダム、川俣ダムなど、映像や写真などで一度は目にしたことのある有名なダムの多くがこのアーチ式ダムです。コンクリートの曲線の美しさが印象的で、ダムの花形的存在で、アーチ式ダムのファンという方も多いでしょう。実際は日本国内にはこのダムは52基しかなく、国内のダムの2%程度です。

アーチ式ダム。こちらは奈良県吉野郡下北山村に位置する池原ダム
アーチ式ダム。こちらは奈良県吉野郡下北山村に位置する池原ダム

このダムをカレーで再現したのがこちら。

アーチ式ダムカレー
©三州家 アーチ式ダムカレー

カレーの圧力をご飯の両側や底の皿部に分散させて支える構造です。 重力式ダムカレーに比べ厚さが薄く、アーチ状の形をしているので、ごはんの量は重力式ダムカレーよりも少量。美しい見た目に加え、ご飯とルーのバランスにも優れた人気のカレーです。

ライスフィルカレー

ダムはコンクリートでできている。そう思いがちですが、コンクリート以外でできているものも多くあります。そのひとつがロックフィルダム。主に岩と粘土でできており、水を通しにくい粘土を中央に配置し、それを岩で覆っています。中央の粘土層をコアと呼びますが、大きく分けて、堤体の中央にコアがあるセンターコア型ロックフィルダム、コアが斜めに配置された傾斜コア型ロックフィルダム、コアが存在せずダムの貯水池側をアスファルトやコンクリートで固めて遮水する表面止水壁型ロックフィルダムの3種類に分類されます。

ロックフィルダム。石川県にある手取川ダム
ロックフィルダム。石川県にある手取川ダム

これを再現したのがロックフィルならぬライスフィルカレー。

ライスフィルカレー
©三州家 ライスフィルカレー

カレーをせき止めるご飯(コア)を芯とし、カレーの圧力を受け止めるご飯(ロック)を周囲に配置。食べる際には、各自コアの位置を想像して、センターコア型ライスフィルカレーか、傾斜コア型ライスフィルカレーか、表面止水壁型ライスフィルカレーかを考えながら食べるとより美味しくいただけそうです。

各地にご当地ダムカレーが誕生

「三州家」のダムカレーをきっかけに、世間的な認知が広まったダムカレー。それ以降、各地のダム付近のレストランでダムカレーが登場します。なかには、町おこしの一環としてダムカレーを名物に掲げるところもでてきました。2009(平成21)年6月、群馬県のみなかみ町の「水上温泉旅館協同組合青年部」が「みなかみダムカレー」を販売しました。みなかみ町といえば、複数の異なる型式を持つダムが点在する、全国のダムマニア垂涎のダムエリア。みなかみ町ではそのなかでも代表的な3種類のダムカレーを考案しました。

重力式ダムカレーは、利根川の治水の要である藤原ダムをモデルに、

重力式ダムの藤原ダム
重力式ダムの藤原ダム

一見ダムだとわからないロックフィルダムカレーは、白い堤体が美しい奈良俣ダムを

ロックフィルダムの奈良俣ダム
ロックフィルダムの奈良俣ダム

アーチ式ダムカレーは町内で最も美しいと言われる矢木沢ダムをモチーフに。

壮麗なアーチ式ダムの矢木沢ダム
壮麗なアーチ式ダムの矢木沢ダム

みなかみダムカレーは町内8店で提供され、当時はどの店舗で食べても同じ器、同じ形で提供されました。これが、みなかみダムカレーです。

左から重力式ダムカレー、アーチ式ダムカレー、ロックフィルーダムカレー
左から重力式ダムカレー、アーチ式ダムカレー、ロックフィルーダムカレー

また翌月の2009(平成21)年7月、元祖とも言える黒部ダムの「アーチカレー」がご当地カレーとしてエリア一体で販売をスタート。これ以降、ダムカレーブームに火が付き、2010年には9種類、2011年には11種類とコンスタントに増え続けました。そして2018年には全国150種までになり、カレーとしての1ジャンルを築きあげました。

ダムカレーの定義は?

ダムカレーに定義はありません。ですが、3つに分類することができます。

1. 主にダムであることをモチーフとしたカレー

ご飯がダムの形状になっており「堰き止める」というダムとしての機能も持っているもの。
カレーとしての盛り付けは放棄されているが、ダムとしての造形美を感じることができる、ダムカレーです。「三州家」で提供されるものがこれにあたります。

2. 主にカレーであることをモチーフとしたカレー

ご飯はダムの形状になっているものの「堰き止める」というダムとしての機能を持っていないもの。下流側に副材などが盛りつけられていることが多く、カレーとしての造形美を楽しむことができます。黒部ダムカレーなどがそれにあたります。

3. ダム近隣の飲食店で提供されている普通のカレー

ダム脇のレストランなどで提供されているカレー。特にダムの形を取っておらず、全く普通のカレーですが、地名にちなみダム名を冠にした名前となっているものがこれにあたります。

1と2の違いは一見分かりづらいのですが、ダムとしての構造をきちんと再現できているかというところがポイントになります。

ダムカレーはどこにある?

ダムカレーは基本的にはダムの近くのレストランやレストハウスで提供されています。地域ぐるみでダムカレーを提供しているところは、エリア内の複数のレストランでダムカレーが提供されています。観光案内所などでパンフレットを用意していることがあるので、チェックしてみましょう。
提供時間はほとんどがランチタイム。価格帯は900円~1500円程度と考えておけばよいでしょう。ダムカレーは施工(盛り付け)に手間がかかるものもあるため、限定○食としているところもあります。
また、注意点としては、ダムカレーは移ろいやすいメニューということです。ネットでダムカレーを検索して見つけても、すでに提供を終了しているということも多々あります。どうしても味わいたい場合は、ダムカレーをまだ提供しているか、予約は必要か、数に限りがあるかなどを確認してから訪れるのが良いでしょう。

ダムカレーの楽しみ方

ダムカレーはどのように楽しめばいいでしょうか。
実際にダムカレーが、目の前に運ばれてきたら、まずはその造形を眺めて楽しみましょう。その地域のダムの名前がついたダムカレーならば、なにかしらダムや土地の名物がダムカレーに反映されているはずです。なかには放流などの仕掛けのあるダムカレーも。そうしたギミックがあればそれも見逃さないようにチェック。じっくり鑑賞した後は、おいしくいただきましょう。

それではダムマニアの宮島さんが厳選したダムカレーをご紹介しましょう。

鶴田ダムカレー(鹿児島県さつま町)

鶴田ダムは、長さ450 メートル、高さ117.5 メートルという、九州一の巨大な堤体を誇る重力式コンクリートダムです。

春には桜が彩りを添える鶴田ダム
春には桜が彩りを添える鶴田ダム

2018(平成30)年、ダムの再開発事業完了をきっかけに、何かダムをPRするものを作ろうとさつま町商工観光PR課が中心となり、ダムカレーのプロジェクトが始動しました。まずはダムを再現するためにご飯枠型を作成。当初は木枠を造り、それをもとにプラスチックで枠型を作ってみましたが、ごはんが枠からうまくでてこない、形が安定しないなどの問題が発生。ひとつひとつ改善を重ね、最終的にステンレス製の型ができあがりました。しかし、実際に試食段階になると「ごはんが多くて食べきれない」などの意見が噴出。再度枠型のサイズを調整して作り直すとともに、型を分割し、枠から外しやすくするなどの改良を加えて枠型が完成しました。
現在、この枠型を使った鶴田ダムカレーは町内4件のレストランで食べることができます。枠型を使う以外は、ルーや盛り付け、具材などは各レストランが自由にアレンジしています。それぞれの店舗でこだわりの鶴田ダムカレーを食べ比べてみるのも楽しいものです。

黒部ダムカレー(長野県大町市)

元祖ダムカレーの黒部ダムカレーも、現在は地域一帯で味わえるご当地ダムカレーとして愛されています。

牛すじカレーに、クリームチーズのガルベをトッピングしたねまるちゃテラスのダムカレー
牛すじカレーに、クリームチーズのガルベをトッピングしたねまるちゃテラスのダムカレー

2009年(平成21)年、黒部ダムのある大町市内の15店舗が現代版黒部ダムカレーとして提供をスタート。黒部ダムカレーと名乗るために下記の掟を設けました。

黒部ダムカレーの掟

その壱
お米をダムの堰堤の形にするべし
その弐
カレーのルーは必ず堰堤の外側(円弧の外側)に流し込むべし
その参
カレーのルーの上にガルベ(黒部ダムの観光遊覧船)に見立てた“トッピング”を乗せるべし
その肆
料金は700円以上とするべし(良質なカレーを提供するため)
その伍
必ず水をつけるべし(北アルプスの麓、大町の水をご堪能いただくため)

上記の条件にのっとって各飲食店が趣向を凝らした黒部ダムカレーを提供しています。このダムカレーは現在も勢いが衰えておらず、2023年9月時点で、18店が黒部ダムカレーを提供しています。

ANA ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよんのダムカレーはトウモロコシをベースとした黄色いカレーが特徴
ANA ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよんのダムカレーはトウモロコシをベースとした黄色いカレーが特徴

藤井川ダムカレー(茨城県城里町)

続いてご紹介するのは茨城県城里町の藤井川ダムカレー。このダムカレーは、“日本一魅力のない県”の“最も知名度の低い町”という城里町を盛り上げるため、茨城県立水戸桜ノ牧高等学校常北校の生徒、常磐大学の学生、城里町地域おこし協力隊による連携プロジェクトで誕生しました。プロジェクトの資金はクラウドファンディングで賛同者を募り調達。現在は同町の「城里町健康増進施設 ホロルの湯」のレストランで提供されています(1日限定5食)。

具材ひとつずつに意味が込められている
具材ひとつずつに意味が込められている

色とりどりの具材がのり、見ているだけでも楽しいカレーですが、具材ひとつひとつに意味が込められています。

  • カレールー = 貯水池
  • 味付け玉子 = ホロルの湯
  • パプリカ = 副堤体のゲート室
  • ウインナー = バルブ
  • ポテト = ふれあいの里
  • ニンジン = ふれあいの里のテント
  • カボチャ = 紅葉
  • 舞茸・椎茸 = 主堤体の苔むし具合
  • ブロッコリー・ピーマン = 城里町の森林

使う食材はもちろん地元の特産品がメイン。堤体のご飯は城里町産のコシヒカリ「コケッコー米」を使用。貯水池に浮かぶ豚肉は「しろさとキングポーク」。20年間で10世代にわたり品種改良選抜した希少な豚肉で、キメが細かくツヤがあり弾力のある肉質が特徴。いばらきうまいもんどころに認定されています。堤体の苔むし具合を表現した椎茸や舞茸は、城里町七会きのこセンターで栽培されたもの。完全無農薬で室内栽培されたこだわりのキノコです。

そして、このカレーにも放流機能があります。食べる前にはぜひ堤体に刺さってるバルブ(ウインナー)を抜いて、放流を楽しんでみてください。ストーリーも楽しい心温まるダムカレー、近くを訪れた際はぜひ味わいたい一品です。

青土ダムカレー(滋賀県甲賀市)

滋賀県甲賀市にある青土ダム。野洲川中、上流部沿いの洪水被害の軽減と河川維持用水等の確保のために建設されたロックフィルダムで、周辺にはダム公園や展望広場、多目的広場等が整備されています。ダム上端(天端)道路を含む県道は鈴鹿スカイラインへ続く観光コースとなっていて、観光がてら訪れるのも楽しい場所です。

青土ダムの特徴はなんといっても、半円形の洪水吐。地形的な制約から通常の洪水吐が設置できず、直径約30mの洪水吐を2基設置し、水位を調整しています。洪水吐の高さは標高292mメートル。貯水位が292mを超えると洪水吐から水が流れ出しますが、半円形の洪水吐を勢いよく流れ落ちる様子は見ていると吸い込まれそうな錯覚を起こします。

丸いコンクリートの部分から水が流れ落ちる
丸いコンクリートの部分から水が流れ落ちる

この特徴的なダムを再現したダムカレーが「大河原温泉かもしか荘 レストラン幻想郷」で提供される青土ダムカレー。

ゆで卵とナスで洪水吐を表現した斬新なアイデアに感服
ゆで卵とナスで洪水吐を表現した斬新なアイデアに感服

地元の猪肉としぐれ煮をメインにココナッツミルクとたくさんのスパイスで煮込んだカレールーが美味。半分にしたゆで卵と揚げナスで円形の洪水吐を表現しています。

青土ダムの上流には野洲川ダムがありこちらは重力式コンクリートダム。現在は農業用水に使われています。

重力式コンクリートダムの野洲川ダム
重力式コンクリートダムの野洲川ダム

「大河原温泉かもしか荘 レストラン幻想郷」では野洲川ダムカレーも提供しています。

鹿肉とワカサギのフライがのったグルメも満足のダムカレー
鹿肉とワカサギのフライがのったグルメも満足のダムカレー

鹿肉のフライとワカサギがたっぷり盛られたダムカレーはボリュームも満点です。ぜひ両方味わってみたいですね。

まとめ

ダムをモチーフにしたカレーの奥深き世界へ!

日本全国に点在するダムカレー。ダム巡りの合間に、ダムカレーを食べれば楽しみも倍増。ダム巡りをする際は、ぜひ近くにダムカレーを提供している店がないかチェックしてみてください。さあ、新たなダムカレーの発掘に、出かけてみませんか?

宮島 咲

監修

ダムカレー研究家

宮島 咲

ダムをモチーフにしたカレーの奥深き世界へ!