
西武鉄道で出かけよう!紅葉に染まる北欧生まれの物語の世界を満喫する旅
東京から最短38分で行ける緑豊かな「飯能」は、北欧生まれの物語をテーマにした公園やテーマパークがあるエリアだ。おすすめの季節は秋。紅葉によってより一層幻想的に彩られ、北欧生まれの物語の世界にたっぷりと浸ることができる。今回はそんな紅葉に染まる飯能エリアの旅のプランを紹介していきたい。
北欧発の物語の世界と秋の彩りを満喫する旅
埼玉県南西部に位置する飯能は自然公園をはじめ、低山ハイキングができる山や湖などがあり自然環境に恵まれたエリアだ。とくに豊かな自然が紅葉に染まる秋の景色は、一見の価値がある。

西武鉄道池袋線を利用すれば、池袋駅(SI01)から乗り換えなしで最短38分!西武鉄道新宿線・西武新宿駅(SS01)からも53分のため、東京観光の合間や日帰り旅行中のお立ち寄りエリアとしてぴったりな場所だ。

1.「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」で幻想的な景観を堪能【元加治駅(SI25)】
まず訪れたいのが「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」。飯能駅(SI26)のひとつ手前で下車し、のどかな飯能市街を20分ほど歩いた場所にある自然公園だ。『ムーミン』の作者、トーベ・ヤンソンの想いを散りばめ1997年に開園。随所に北欧風のたたずまいが感じられる。公園内の施設には「きのこの家」などの個性的な建物や、トーベ・ヤンソンの資料の展示、『ムーミン』関連の書籍を所蔵した「森の家」などがある。コンサートやいろいろなイベントが行われるホール「子ども劇場」も。
自然公園のため、日本ならではの四季折々の景色が楽しめる。なかでも秋の紅葉は絶景。紅葉は11月に入ると色づき始め、見頃は11月下旬〜12月上旬頃。メタセコイヤやイチョウが黄や橙、赤に色づき、幻想的で美しい景観を楽しむことができる。



2. 「ムーミンバレーパーク」でムーミンの物語の世界を追体験【飯能駅(SI26)】
「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」での秋景色の余韻に浸りながら、西武鉄道池袋線を使って、飯能駅(SI26)へ移動。飯能駅下車後、バスで約13分の場所に、今回の旅のメイン「メッツァ」がある。施設は大きく「ムーミンバレーパーク」と「メッツァビレッジ」にわかれ、「ムーミンバレーパーク」はムーミンの物語の世界、「メッツァビレッジ」では北欧のライフスタイルを体験できる。「ムーミンバレーパーク」は、原作者のトーベ・ヤンソンの母国であるフィンランド国外では、世界で初めて開園された施設だ。宮沢湖を囲む美しい飯能の自然を生かし、『ムーミン』の物語を再現した施設だ。
ムーミンバレーパークには「はじまりの入り江エリア」「ムーミン谷エリア」「コケムスエリア」「おさびし山エリア」の4つのエリアがあり、それぞれのエリアのテーマにあった体験施設、カフェ、ショップ、展示施設が点在している。なかでも「コケムスエリア」にある、高さ8メートルを超えるムーミン谷をモチーフにしたジオラマは必見だ。「ムーミンバレーパーク」だけでも7.3万平方メートルの広大な敷地があるので、ピクニックを楽しみながら一日たっぷり遊べる。
毎年11月上旬〜1月上旬には、秋冬限定のライトアップや花火などのイベントも開催されるので、最新情報をチェックして出かけてほしい。





まだまだある!飯能駅周辺で“秋を満喫する”スポット3選
1. 巾着田曼珠沙華公園で咲き誇る曼珠沙華を鑑賞【高麗駅(SI28)】
直径約500メートル、面積約22ヘクタールの平地が広がる「巾着田曼珠沙華公園」。日高市内を流れる高麗川の蛇行により長い年月をかけてつくられ、その形が“巾着”に似ていることから“巾着田”と呼ばれている。菜の花やコスモスなど季節ごとに花々が咲き、9月中旬〜10月上旬頃には500万本の曼珠沙華が咲き誇り、一帯が赤い絨毯を敷き詰めたように真紅に染まる。

2. 三井アウトレットパーク 入間でショッピング【入間市駅(SI23)】
緑あふれる埼玉県入間市に“森のリズム”をテーマに空間創造された癒やしと憩いのアウトレットモール「三井アウトレットパーク 入間」。店舗面積約32000平方メートルの敷地に、国内外の有名ブランド約170店舗をはじめ、レストランやフードコートなど約200店舗ものバラエティ豊かなショップが揃う。ファッションしやすい秋に向けて、ショッピング欲を満たしてほしい。

3. 飯能河原でのバーベキュー【飯能駅(SI26)】
西武鉄道池袋線・飯能駅(SI26)から徒歩15分の入間川沿いに場所にある「飯能河原」。河川敷が広がる浅瀬の河原でバーベキューができるスポットだ。機材や食材すべてを現地で調達でき、気軽にバーベキューが楽しめる。

まとめ
北欧生まれの童話の世界に紅葉の彩りが加わることで、より一層幻想的な時間を過ごせる飯能旅。
秋の東京旅の前後に立ち寄ってみてはいかがだろうか?