碧い海とサンゴ礁が織りなす絶景を堪能!石垣島の人気観光スポット11選
沖縄の数ある離島の中でも高い人気を誇る「石垣島」。
エメラルドグリーンに輝く海と世界的にも貴重なサンゴ礁、深い緑の山々が織りなす絶景が多くの人々を惹きつけてやまない。
豊かな自然が育んだ食材を使った、ご当地グルメも絶品。
魅力的な石垣島の人気観光スポットや飲食店、宿泊施設などを紹介しよう。
石垣島ってどんなところ?
沖縄本島から南西へ約400kmの場所に位置し、大小32の島々で構成される八重山諸島。その中のひとつが「石垣島」だ。
沖縄県全体の4分の1に相当する面積があり、沖縄では本島、西表島に次いで3番目に大きな島だ。
島内には山々が連なり、サンゴ礁の海に囲まれた豊かな自然が特徴。
亜熱帯地方に生息する植物・マングローブなど、日本では貴重な生態系が見られる。
島内に点在する展望台や岬から、美しい自然と海が織りなす景色はまさに絶景。
「星空保護区」に指定された場所があり、夜には綺麗な星空を見られるのも魅力のひとつだ。
石垣島の南部には、リゾートホテルやお土産屋、飲食店などが立ち並ぶ都市部もあり、観光だけでなくグルメやショッピング、贅沢な時間を過ごすホテルステイも楽しめる。
石垣島の新鮮な魚介類や南国フルーツの数々、黒毛和牛ブランドの石垣牛は絶品。
ぜひ地元の食材を堪能してほしい。
また、周辺の離島へ渡る船が出航する「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」があるため、石垣島を拠点に周辺離島の観光も満喫できる。
石垣島のおすすめの観光シーズンは?
石垣島を観光で訪れるなら、シュノーケリングでサンゴ礁や熱帯魚を観察したり、サップで美しい海を満喫したり、様々なマリンアクティビティが楽しめる春をお勧めしたい。
夏は台風が多く、思った通りのプランで観光できない可能性が高い。
石垣島の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): Tシャツ、ジャケット、パーカー
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 半そでシャツ、カーディガン
- 冬(12月 - 2月):長袖シャツ、 コート、ウールスーツ
石垣島への移動方法は?
沖縄本島にある「那覇空港」から、石垣島にある「南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港」まで約1時間で到着。
大阪の「関西国際空港」、東京の「羽田空港」からも直行便があり、所要時間・約2時間30分〜3時間とストレスなく移動できる。
国際便もあり、台湾や香港からも所要時間は約1〜2時間と海外からのアクセスも良好だ。
石垣島観光の主要交通手段
石垣島の公共交通機関はバスのみ。
市街地を中心に観光するなら便利だが、市街地を離れるならレンタカーやタクシーの利用をお勧めしたい。
移動距離が短い場合やゆっくり観光したい場合は、レンタサイクルまたはレンタルバイクの利用も検討してみよう。
美しい自然と歴史・文化を感じよう!石垣島の人気観光スポット11選
石垣島の美しい自然と、現地の文化・歴史を満喫できる人気の観光スポットをご紹介。
都会では見られない景色を楽しみつつ、自然が奏でる音や風を五感で感じてみよう。
1. 川平湾
石垣島の北西部にある景勝地で、日本百景にも選ばれている。
真っ白な砂浜に“カビラブルー”の海が広がる石垣島ナンバーワンの絶景スポットで、黒真珠が養殖されていることでも有名だ。
見どころは、なんといっても美しい海面と緑豊かな島々が点在する海。
2. バンナ公園
石垣島中央に位置する標高230mのバンナ岳にある県立の森林公園。
異国情緒を思わせる南国の木々、子どもが大自然の中でのびのびと遊べる広場があり、展望台からは石垣島の透き通った最高のオーシャンビューを見ることができる。
八重山でしか見られない蝶や植物なども多く、自然好きにとってはまさにパラダイスだ。
3. 石垣島鍾乳洞
石垣島市街地から北に約4km進んだ場所にある「石垣島鍾乳洞」。
石垣島最大の鍾乳洞で、全長3.2kmのうち約660mが公開されている。
かつては海だった場所が地殻変動により隆起して出来た鍾乳洞には、シャコ貝をはじめとする海の生き物の化石があり、その成り立ちを感じられる。
その他にも、イルミネーションが施された場所や長寿の湖、神々の彫刻の森など、神秘的な景色に出会えるスポットが盛りだくさん。
入り口周辺には亜熱帯果樹園があり、亜熱帯植物や巨大ヤシガニ、日本最大級の蝶などを観察しながら散策できる。
4. 平久保埼灯台
石垣島の最北端に位置する「平久保埼灯台」は、人気の高い絶景スポット。
周辺には遮るものがなにもなく、サンゴ礁と美しい海が視界いっぱいに広がる。
太陽光が海に反射する景色も魅力的だが、夕陽が沈んでいく光景もまた違った魅力を持つ。
サンゴ礁と海がつくり出す、美しい青色のグラデーションは必見だ。
5. 御神崎
石垣島の最西端に位置する「屋良部半島」にある岬で、“神が降りてくる聖地”とも称されるほどの絶景が広がる。
標高約37mに聳え立つ、白い灯台周辺からは石垣島の海を一望でき、特に夕陽が沈む光景は素晴らしい。
岬先端にある大迫力の断崖絶壁も見逃さないように。
春になるとテッポウユリが咲き乱れ、芳しい香りも楽しめる。
6. 底地ビーチ
石垣島市街地から車で約40分の場所にある「底地ビーチ」。
エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜、深い緑の山々を見渡せる、石垣島でも随一の絶景ビーチだ。
全長1㎞のビーチは遠浅で波が穏やか。クラゲ防止ネットや監視員も常駐しているので、子供と一緒でも安全に楽しく遊べる。
海岸に流れ着いた漂着物を収集しながら散策したり、バーベキューをしたり、家族でゆっくり過ごそう。
7. 白保海岸
「南ぬ島 石垣空港」から車で約10分の「白保海岸」。
約10㎞も続く美しいビーチは、トイレやシャワーなどの設備はほとんどなく、手つかずの自然を静かな環境で満喫できる。
北半球最大級のアオサンゴの群生地帯としても知られ、シュノーケリングで美しいサンゴを観察できる。
小さな子供や泳ぎが苦手な方でも「グラスボート」なら、ガラス張りになった船底から海の中を観察できるので安心してほしい。
8. 桃林寺
八重山列島で最も古い、日本最南端の禅寺「桃林寺」。
石垣島市街地に位置する、約400年の歴史ある臨済宗妙心寺派の寺院だ。
1614年、琉球王国第7代国王尚寧王(しょうねいおう)の進言にて桃林寺を創建。
1771年に起きた八重山地震による大津波で建物は倒壊したが、翌年に再建。
赤瓦屋根の社殿や琉球石灰岩の石垣は、沖縄独特の雰囲気を醸し出している。
沖縄県指定文化財の「仁王像」や、国の重要文化財に指定されている「権現堂」など見どころが盛りだくさん。
災害にも屈しない「桃林寺」は、厄除けや起死回生のご利益を授かれると人気のパワースポットになっている。
9. 玉取崎展望台
石垣島の北東部に位置する、平久保半島の金武岳(きんぶたけ)山麓にある「玉取崎展望台」。
標高30mほどの小高い丘の上にある展望台は、緑豊かな自然とサンゴ礁を眺めながら、心地よい風を感じられる、石垣島きっての景勝地。
展望台までの遊歩道には、ハイビスカスやフウリンブッソウゲなどが咲き誇り、南国特有の雰囲気を楽しめる。
10. 米原ビーチ
石垣島の北部に位置する「米原ビーチ」は、白い砂浜と緑から青へとグラデーションで変化していく、美しい海が魅力。
サンゴや熱帯魚が多く生息しているため、シュノーケリングスポットとしても有名。
周辺にはキャンプ場があり、ビーチでバーベキューを楽しむ人も多い。
また、洞窟全体が青い光に包まれる「青の洞窟」や、国の天然記念物に指定されているヤエヤマヤシの群生、沖縄で最高峰の山於茂登岳(おもとだけ)にもアクセスしやすく、米原ビーチは観光プランにも組み込みやすい。
11. 石垣やいま村
石垣島南西の海を見渡す丘の上にある「石垣やいま村」。
豊かな自然に囲まれた、伝統的な八重山の家並みを再現したテーマパークだ。
敷地内に移築された築100年以上の4棟の古民家は、国の登録有形文化財に登録。
当時の人々の暮らしを再現した室内を見学できる。
その他にも、亜熱帯の自然林を活かした「リスザルの森」や、マングローブを観察できる「名蔵アンパル」、シーサー色付け体験や星砂アート体験ができる施設、八重山そばなどのご当地グルメを味わえる「名蔵ドライブイン あんぱる食堂」など見どころが盛りだくさん。
石垣島で訪れるべき人気の飲食店3選
石垣島に訪れたら、地元の食材を使ったスイーツやご当地グルメも存分に堪能してほしい。
これから紹介する3つの飲食店なら、地元の食材を使った絶品グルメを思う存分味わえるだろう。
1. ミルミル本舗 本店
石垣島市街地から車で約15分の、フサキビーチを見下ろす高台に位置する「ミルミル本舗 本店」。
石垣島特産のフルーツと、石垣島で育った乳牛の搾りたてのミルクを使用した自家製ジェラートが人気メニュー。
パイン・マンゴー・バナナ・レッドスウィートポテトなど、沖縄ならではのものから定番のものまで、様々な味を楽しめる。変わり種の季節限定メニューもお勧めだ。
テラス席や屋上でジェラートを味わいつつ、石垣島の美しい海を眺めてみよう。
2. 海人居酒屋 源 総本店
石垣島市街地にある「海人居酒屋 源 総本店」は、観光客はもちろん地元の人々にも人気の居酒屋。
石垣島で8つの飲食店を展開する「海人居酒屋 源」は、自社の漁船で水揚げした新鮮な魚介を使ったグルメを提供している。
「刺身盛り合わせ」や「にぎり盛り合わせ」といった定番メニューだけでなく、「ゴーヤちゃんぷる」「近海魚のマース煮」など、ご当地グルメも味わえる。「石垣牛の炙りにぎり」も絶品だ。
3. 石垣島きたうち牧場 浜崎本店
「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」から徒歩10分の場所にある、「石垣島きたうち牧場 浜崎本店」。
石垣島でも希少な銘柄牛「石垣島きたうち牧場プレミアムビーフ」の専門店だ。
大麦主体の餌とストレスのない環境で飼育された、和牛の深い味わいを焼肉やハンバーグ、ステーキで堪能しよう。
ディナーだけでなくランチも営業しており、牧場直営ならではの価格設定も嬉しいポイント。
石垣島の美しい自然を感じられる人気の宿泊施設3選
石垣島に数ある宿泊施設の中でも、特にお勧めしたいリゾートホテルを3つ紹介しよう。
これから紹介するリゾートホテルなら、静かな環境で自然が織りなす絶景を眺めて、日々の喧噪を忘れられる贅沢な時間が過ごせるだろう。
1. フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ
石垣島の西海岸に位置する「フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラズ」は、海辺に建つリゾートホテル。
「南ぬ島 石垣空港」より、無料の送迎バスを利用し約35分で到着。
「ノースウイング」「ガーデンテラス」「ガーデンヴィラズ」「サウスウィング」の4エリアに様々なタイプの客室があり、リッチなプライベート空間が楽しめるヴィラ、中庭のあるツイン・ファミリールーム、ガーデンテラスからオーシャンビューを楽しめる客室など、ニーズに応じて部屋の種類を選べるのも魅力だ。
美しい夕陽と海を眺められるレストランや、石垣島最大級のプールエリアなど、敷地内の施設も充実。
2. ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
2020年7月に新館が開業し、島内のリゾートホテルでも屈指の客室カテゴリーを持つラグジュアリーリゾート。
石垣島ならではのプレミアムな体験とパーソナライズされたおもてなしで、充実した寛ぎのひとときを堪能できる。
目の前に広がる紺碧に輝く海は壮観だ。クラブインターコンチネンタルでは、優美に佇む専用のプールやアフタヌーンティー、イブニングカクテルを愉しむことができる。
3. Seven Colors 石垣島
夜に咲いて朝には散ってしまうサガリバナ群落やマングローブの林など、手つかずの豊かな自然が残る石垣島北部・平久保半島にある全7室の隠れ家リゾート。
オーシャンビューの客室や3つのプライベートビーチなどでゆっくりと流れる時間を贅沢に満喫できる。
屋上にある展望デッキは目の前に広がる海や夕景をパラソルやハンモックでくつろぎながら楽しめる絶景スポット。
夜には「星空保護区」にも選ばれた満天の星を観賞できる特等席になる。
石垣島観光に関するよくある質問
Q
石垣島の名物グルメは?
八重山そばやパパイヤチャンプルーなどが名物グルメです。
Q
石垣島に繁華街はある?
離島ターミナル周辺の美崎町には、飲食店の集まる繁華街があります。
まとめ
この記事では、石垣島の魅力や人気観光スポット、飲食店、リゾートホテルなどを紹介してきた。
記事を参考に観光プランを立てれば、石垣島の魅力を120%満喫できるだろう。
石垣島だけでなく、沖縄本島やその他の離島も観光する予定なら、こちらの記事も参考にしてほしい。