
世界最高峰の2輪ロードレース「MotoGP™」も開催!「モビリティリゾートもてぎ」 で人と自然とモビリティの融合を楽しもう!
MotoGP™日本グランプリが開催される国際的なレーシングコースを有することで知られる「モビリティリゾートもてぎ」。多彩な乗り物系アトラクションに加え、自然の中で思い切り身体を動かしてチャレンジするアトラクションも充実しており、モータースポーツファンはもちろん、誰もが楽しめるモビリティテーマパークだ。
今回は、MotoGP™日本グランプリに観戦した際の楽しみ方や過ごし方をはじめ、大人から子どもまで一日中遊び尽くせる「モビリティリゾートもてぎ」の魅力を詳しくご紹介!
モビリティリゾートもてぎってどんなところ?
東京都がある関東エリアの北部に位置する栃木県に、1997年に誕生した、緑豊かな自然に囲まれたモビリティテーマパーク。栃木県には、大谷資料館や宇都宮動物園がある宇都宮市、日光東照宮や中禅寺湖で知られる日光市などの観光スポットもある人気エリアだ。
約640ヘクタールの広大な敷地に点在する7つのエリアのなかでも、目玉は「モータースポーツ」エリア。ホンダが鈴鹿サーキットに次いで建設した国際的なレーシングコースがあり、世界最高峰の二輪ロードレース「MotoGP™日本グランプリ」や、国内最大の動員数を誇る自動車レース「SUPER GT」などが開催されている。

また、サーキットに隣接している森をテーマにした「パーク」エリアには、森の生態系を表現した5階建て立体迷路「迷宮森殿ITADAKI」や、木登り型アスレチック「森感覚アスレチックDOKIDOKI」、3歳から運転できるクルマやバイクのアトラクションなどバラエティ豊かなアトラクションが揃う。なかでも「モートレーサー」ではMotoGP™の選手たちがプレイベントとして体験したこともあり、子どもはもちろん、大人までミニバイクでタイムアタックにチャレンジすることが可能だ。30by30(環境省の定める、民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域「自然共生サイト」)に選ばれた「ハローウッズ」では、森の動物たちを観察する「生きもの研究室」や「スパイダーロープ」などのポイントをクリアしながら森を散策する森のファミリーウォーク「TEKUTEKU」などがあり、子どもが遊べる要素も満載!
広々とした客室でくつろげる「ホテル」とグランピングテントやログキャビンなどが設置される「森と星空のキャンプヴィレッジ」の宿泊施設を利用して、「モビリティリゾートもてぎ」を遊び尽くすのもおすすめだ。



MotoGP™日本グランプリの魅力を紹介!
例年9月下旬から10月上旬に開催される「モビリティリゾートもてぎ」で開催されるMotoGP™日本グランプリ(2025年は9月26〜28日開催)。ここでは初心者でもよくわかる楽しみ方をご紹介!レース以外の楽しみ方も紹介するので、訪れる前にしっかりチェックしよう!
MotoGP™日本グランプリとは?
「MotoGP™」は、世界最高峰の2輪ロードレースカテゴリーのこと。レギュレーションごとにMotoGP™、Moto2™、Moto3™の3クラスが存在している。MotoGP™クラスでは、排気量1000ccの4気筒エンジンを使用し、最高時速360km を超える超ハイスピードレースを展開。コーナリング時のマシンの傾斜角度は最大66度にもなり、トップライダーたちによる迫力のレースを目の当たりにできる。
全長4.8kmのロードコースには14のコーナーが設けられており、90度コーナーや連続ヘアピンカーブなどテクニカルなコースレイアウトが特徴。トップライダーたちによるコーナリングやブレーキングテクニックが生み出す接近戦が、このコース最大の見どころだ。


プレイベントから日本グランプリは始まる! 公式プレイベント「MotoGP in Tokyo 2025」が開催
MotoGP™日本グランプリ本大会に先駆け、プレイベントを開催。MotoGP™日本グランプリ本大会はこここから始まるといっても過言ではない、一大イベントだ。2025年は、9月24日に新宿歌舞伎町での開催を予定しており、東京都内から日本グランプリを盛り上げる。昨年は浅草寺にて、マルク・マルケス、フランチェスコ・バニャイア、ファビオ・クアルタラロといった歴代チャンピオンをはじめとする豪華なライダーたちを招き、安全祈願やトークショーを実施。イベントの魅力の一つでもある、応援するライダーと近い距離で交流できる絶好のチャンスなので、ぜひチェックしよう。


レース観戦以外の楽しみ方も!
MotoGP™日本グランプリ開催中には「ファンゾーン」が設けられ、さまざまなイベントを実施。2024年は、MotoGP™に参戦する全ライダーのトークイベントが楽しめる「前夜祭」、有名アーティストがライブパフォーマンスで魅せる「Motegi Night Live」が開催された。また、「Motoステージ」では、レースの見どころや振り返りなどのトークショー、DJステージが行われるほか、オフィシャルグッズやイベント限定グッズを販売するエリアも登場。

また、パドック内の特設エリアでライダーと直接触れ合える「HERO WALK」、決勝終了後にメインストレートを開放し、コース上から表彰式を楽しめる「セレブレーションアリーナ」など、特定のチケット購入者のみ参加できるプレミアムなイベントも見逃せない。


MotoGP™日本グランプリを満喫する!おすすめの過ごし方
レース当日には多数の観戦者が押し寄せるため、周辺は大渋滞に。周辺の宿泊施設も満室になることが予想されるので、車で訪れて車中泊することをおススメしたい。巨大駐車場に登場するキッチンカーが集結する「Over Night Square」では、地元グルメやクラフトビールが味わえる。フードやお酒を買い込み、語らいエリアで全国から集まったMotoGP™ファンたちと朝までレース談義に花を咲かせるのも醍醐味! 夜は冷え込むので、防寒対策は必須だ。

ホンダコレクションホールにも立ち寄ろう!
ホンダの創業50周年を記念して1998年にオープンしたミュージアム。開業25年を経た2024年3月にリニューアルされ、時代ごとに4つのCHAPTERで製品を紹介するストーリー展示へと変更された。館内には、レーシングマシーンをはじめとするホンダを代表する製品を展示。その製品が開発された理由や時代背景も合わせて紹介している。
電動カートの組み立て体験や小型ビジネスジェット機「HondaJet EliteII」の実物大インテリアモックアップモデル機内への搭乗体験など、触れて学べる体験にも注目。MotoGP™日本グランプリ期間中は、過去にレースを制覇したマシンのエンジン始動など、特別イベントも開催される。
ホンダコレクションホールには、レース観戦チケットやモビリティリゾートもてぎの入場券があれば追加料金なしで入館可能。じっくり見学したいなら、早めに到着してレース前に訪れるのがおすすめだ。


モビリティリゾートもてぎへのアクセスは?
「モビリティリゾートもてぎ」周辺には、車でのアクセスが便利。空港からならレンタカーを利用するのがおすすめだ。いくつかのルートがあるが、ここでは代表的なルートをご紹介。
- 「成田国際空港」からは、東関東自動車道から圏央道を経由し、常磐自動車道水戸ICへ。
- 「羽田空港」からは、首都高速道路から常磐自動車道水戸ICへ。
- 「茨城空港」からは、直接常磐自動車道に入り水戸ICへ。
水戸ICからは約40分で到着する。カーナビに、「モビリティリゾートもてぎ南ゲート」または「北ゲート」を設定しよう。MotoGP™日本グランプリ開催時は、南ゲートは混雑するので、北ゲートに向かうのがおすすめ。
東京を拠点にするなら、「東京」駅から東北新幹線で約50分、「宇都宮」駅でタクシーに乗り換え、約60分で到着する。
また、MotoGP™日本グランプリ開催時には、予約制直通シャトルバス「もてぎGPエクスプレス」が運行。各線「東京」駅、「新宿」駅から約180分、つくばエクスプレス「つくば」駅から約130分、JR「宇都宮」駅から約70分、真岡鐵道「茂木」駅から約20分で到着。

まとめ
モータースポーツファンはもちろん、そうでなくても存分に楽しめる「モビリティリゾートもてぎ」。しかし、せっかく訪れるなら、エンジン音が轟き、高速でバイクが目の前を走り抜ける迫力あるレースを間近で体感したい。
レース以外にも地元グルメやお酒を堪能でき、多彩なイベントも開催されるMotoGP™日本グランプリを観戦して、世界各国から集結するライダーの活躍を応援しよう!