
【DMMかりゆし水族館で思い出づくり完全ガイド】親子で夢中になるいきものとのふれあい体験!
沖縄といえば、コバルトブルーの澄み切った海と、亜熱帯気候による本島とは違った南国リゾート的な自然を思い浮かべる方も多いだろう。
そんな沖縄を象徴する海と自然を、室内にいながらにして体験できるのが「DMMかりゆし水族館」。
また、いきものたちの観察ができるだけでなく、驚きあふれる空間演出、いきものたちとのふれあいができるエンターテインメント施設だ。
本記事ではDMMかりゆし水族館の特徴から見どころ、オリジナルグッズまでを紹介。
2025年のリニューアル後の内容を紹介しているため、ぜひ参考にしてほしい。
短い滞在時間でもDMMかりゆし水族館の見どころを余すところなく満喫したい方は必見だ。
DMMかりゆし水族館とは?
DMMかりゆし水族館は、沖縄県豊見城市にある大型商業施設「イーアス沖縄豊崎」にある、体験型エンターテイメント施設だ。
延べ床面積は7,000平方メートルほどで、館内は60〜80分ほどで回れる広さ。
屋内施設のため天候などを気にせず、通年遊べるスポットとして親しまれている。

DMMかりゆし水族館の魅力
様々な魅力を持つDMMかりゆし水族館だが、なかでも注目すべき魅力を厳選して紹介する。
水族館では珍しい動物とふれあえる
「DMMかりゆし水族館」の魅力はなんといっても、コツメカワウソやサメとふれあえたり、ペンギンやナマケモノは近距離で餌やり体験ができたりなど他にはない魅力が詰まっている点だ。
2025年春に登場した「ふれあい広場tetote(てとて)」では、沖縄初のマイクロブタとふれあえ、フクロウやコールダックに餌やり体験ができるように。
今後、大型犬とのふれあいも開始する予定で、訪れるたびに新しい発見と出合える体験型エンターテインメント施設だ。


映像技術と空間演出を駆使した多彩な演出を楽しめる
DMMかりゆし水族館は、単に生き物を「観察する」場所ではなく、映像・光・音による演出を融合した“体験型の水族館”だ。
数ある見どころの中でも、5枚のアクリルパネルに、高度なCG映像で再現されたティールブルーの波、イワシを捕食するバショウカジキ、リュウグウノツカイやダイオウイカなどが躍動する「バーチャルあしびなー」は必見。
その他にも、円柱水槽を中心とした光と音響の演出空間が広がる「クラゲよんなー」、映像技術と自然音により亜熱帯雨林の臨場感を再現した「やんばるの森」など、DMMかりゆし水族館ならではの演出を楽しめるスポットやエリアは多い。

DMMかりゆし水族館へのアクセス
那覇空港からは車で約20分。
レンタカーを利用しない場合でも、那覇バス「95:空港あしびなー線」なら約20分、東京バス「TK02:ウミカジライナー」なら約35分で、最寄りのバス停「イーアス沖縄豊崎」に到着する。
どちらも乗り換えなしで、「DMMかりゆし水族館」へアクセス可能。
周辺スポットである「瀬長島ウミカジテラス」や「沖縄アウトレットモールあしびなー」だけでなく、糸満エリアや国際通りからも気軽にバスでアクセスできるため、観光プランにも組み込みやすい。
DMMかりゆし水族館のチケットの種類と料金
「DMMかりゆし水族館」のチケットは変動価格制。
レギュラー期(10月〜6月)とピーク期(7月〜9月)で、料金が異なる。
3歳以下の乳幼児は時期に関わらず無料だ。
具体的な金額は、以下の表を参考にしてほしい。
- 大人(18歳以上)
-
・レギュラー期:2,800円
・ピーク期:3,200円 - 中人(13歳〜17歳)
-
・レギュラー期:2,200円
・ピーク期:2,600円 - 小人(4歳〜12歳)
-
・レギュラー期:1,700円
・ピーク期:2,100円
また、各いきものへの餌やりなどの体験をするためには、入場チケットのほかイベントチケットの購入が必要となる。
店頭での販売のみとなり、また数に限りがあるため午前中の来訪がおすすめだ。

DMMかりゆし水族館のチケット購入方法
チケットは店頭の券売機、チケットカウンターまたはWebサイトで購入できる。
会員登録の必要もなく、最短2分で購入できるため、Webサイトでの購入がおすすめだ。
会員登録必要なし!
もしWebチケットを購入するなら、リンクを知っている方限定で通常価格から10%OFFとなる以下のボタンから購入してほしい。
当日予約でも10%OFFになるため、活用しない手はない。
通常価格から10%OFF!
DMMかりゆし水族館の営業時間と休館日
DMMかりゆし水族館の営業時間・休館日は、以下の表を参考にしてほしい。
最終入館は営業終了時間の1時間前。混雑状況によっては入館制限もあるので、公式サイトを事前にチェックしておこう。
- 営業時間
- 9:00 〜 20:000
- 休館日
- なし
DMMかりゆし水族館のフロアガイド
館内は、2Fから入って1Fから出る造りになっている。
2Fは「亜熱帯気候が織りなす常緑の森」、1Fは「多彩な生物が息づく澄み切った海」と、異なるテーマで構成された2つのフロアを巡り、多彩な体験を楽しもう。
2F|亜熱帯気候が織りなす常緑の森
2Fでは、沖縄と同じ亜熱帯気候に生息する、淡水魚・両生類・爬虫類などに出会える。
沖縄のやんばるの森をイメージしたエリアもあり、沖縄らしさを強く感じられるだろう。
餌やり体験などのイベントチケットを購入できる受付場所は、入館ゲート前にあるため、購入するのを忘れずに。
- カフーの森
- フクロウたちを観察したり、餌やり体験できたりするエリア。
- やんばるの森
- 希少なアリゲーターガーのアルビノ変色個体をはじめ、様々な淡水魚に出会えるエリア。
- ペンギンぐすく
- 岩場とプールを歩いたり、泳いだりするペンギンを観察できる。ペンギンの餌やりも体験可能。
- ぐまさんケープ
- ユニークな生態を持つ爬虫類・両生類に出会えるエリア。
- ちゅらみなも
- うちなー大水槽を上から覗けるエリア。
- うみかじドーム
- 水槽の奥にスクリーンが設置され、時間帯に合わせた演出を楽しめるエリア。
- タッチプール
- サメやヒトデ、コツメカワウソとふれあえるエリア。
- にーぶやーズー
- 柵や窓ガラスもなく、至近距離でナマケモノを観察できるエリア。
1F|多彩な生物が息づく澄み切った海
2Fとがらりと印象が変わる1F。沖縄近海に生息する熱帯魚やサメ、エイなどに出会えるだけでなく、水族館では珍しい動物たちとふれあえるエリアもある。
カフェとショップは1Fにあるので、見逃さないように。
- ばんない水槽
- 鮮やかな熱帯魚とサンゴに出会えるエリア。
- ちゅらさんリーフ
- 壁から天井にかけて広がる水槽が、まるで海中にいるような臨場感を演出するエリア。
- クラゲよんなー
- 円柱状の水槽にクラゲが漂い、光と音による演出を楽しめる幻想的なエリア。
- ひじゅるーコーナー
- 沖縄には生息していない寒い地域の水生生物に出会える。
- うちなー大水槽
- 沖縄近海の海洋生物が泳ぐ様子を眺められる大水槽があるエリア。
- ふれあい広場tetote
- マイクロブタやフクロウなどの動物とふれあえるエリア。
「ふれあい広場tetote」でふれあえる動物3選
ここからは数ある見どころの中でも、特に注目してほしいものをエリアごとに厳選して紹介していく。
新しくオープンした「ふれあい広場tetote」は、水族館としては珍しい動物たちに出合えるエリア。
餌をあげたり、寄り添って記念撮影したり……普段なかなか出合うことのない動物たちとのゼロ距離でのふれあいを楽しもう。
1. フクロウ
フクロウたちを近距離で観察でき、とくに餌をほおばって味わう姿は一見の価値あり。
餌やりの後には記念撮影も可能だ(全館通して撮影時のフラッシュ、照明の使用はNG)。


2. マイクロブタ
「ふれあい広場tetote」のエリアに入ると総勢16匹の放し飼いされているマイクロブタが出迎えてくれる。
このエリアでは餌やりはもちろん、ふれあいを楽しむことができる。

3. コールダック
白くて丸いフォルムと小柄な体型がかわいいコールダック。
滑らかでつるんとした羽並みで、触り心地も抜群だ。

※ふれあい広場tetoteのみ、運営時間10:00~18:00(最終入場17:30)。営業時間は予告なく変更する場合がある
いきものたちとゼロ距離で出合える3つのエリア
館内は「多彩な生物が息づく澄み切った海」、「亜熱帯気候が織りなす常緑の森」と大きく2つのフロアに分かれている。
それぞれのエリアの中から、ゼロ距離でいきものと出合える3つのエリアをピックアップして紹介する。
1. タッチプール周辺[サメやヒトデなどにふれあえるエリア]| 2F
コツメカワウソやサメ、ヒトデが生息するエリア。
コツメカワウソは餌やり体験ができ、一生懸命に手を伸ばす姿と柔らかい手の感触に感動すること間違いなし!


2. ペンギンぐすく[ペンギンたちが優雅に水中を泳ぐ様子を間近で見られるエリア]| 2F
水中を泳ぐペンギンの姿や陸を歩く姿など、ペンギンの多様な行動を観察できるエリア。
15匹ほどのフンボルトペンギンが生息中で、餌やりの際に集まる様子は愛くるしさ満点だ。


3. ゆいゆいズー[陸に住む生きものの自由気ままな様子を見られるエリア]| 2F
フタユビナマケモノやケヅメリクガメが自由気ままに生活しているエリア。
触れることはできないが、柵などの隔たりなく間近で餌やりすることができる。


水中を回遊するいきものたちを楽しむスポット3選
沖縄近海の30種類ほどの海洋生物が生息している水槽「うちなー大水槽」。
悠々と単体で泳ぐエイやトラフザメ、群れて泳ぐグルクマなどさまざまな生態が見られる。
この大水槽をさまざまな角度から楽しむのも見どころのひとつだ。
いずれもフォトジェニックなので、カメラの用意を。
1. うちなー大水槽 正面[沖縄近海の様々な海洋生物が回遊する大水槽]| 1F
沖縄近海の30種類ほどの海洋生物が生息している水槽。
悠々と単体で泳ぐエイやトラフザメ、群れて泳ぐグルクマなどさまざまな生態が見られる。

2. ちゅらみなも[大水槽の上を歩いているような気分になれるコーナー]| 2F
うちなー大水槽の上、フロア2F部分の設置されているガラス張りのエリア。
水槽の上を歩いているような気分になれる。


3. 潜水艦風の丸い窓[潜水艦から水中を眺めているような気分になれるコーナー]| 1F
うちなー大水槽の側面、クラゲよんなー側の一角にある潜水艦風の丸い窓からのぞくのも一興だ。


必見!幻想的な光・音・映像を楽しむエリア
驚きの空間演出をしている「クラゲよんなー」「うみかじドーム」もDMMかりゆし水族館の見どころのひとつだ。
ここではそれぞれのエリアの特徴を紹介する。
光と音で幻想的な世界へ誘う「クラゲよんなー」
“海底に美しい緑の森が広がる様子”をコンセプトにしたエリア。
ミズクラゲやタコクラゲ、アカクラゲなどが展示されている円柱水槽が、ゆったりとした音楽と共に色鮮やかに変化していく。

沖縄の空と海を再現したうみかじドーム
現実の時間帯に合わせて演出が変化する、色とりどりの浅瀬エリア。
からっとした晴れ間から突然の雷雨など、沖縄らしい刻一刻と変化する空模様を体験できる。


うちなー大水槽を眺めながらグルメを楽しめる「KIRARACAFE」
歩き疲れたら、1Fにある「KIRARACAFE(キララカフェ)」で軽食とドリンクを味わいつつ、休憩しよう。
DMMかりゆし水族館のいきものがモチーフのグルメは、思わず写真に撮りたくなる可愛さ。
メニューはシーズンごとに入れ替わるため、訪れるたびに新しい味わいを楽しめる。
飲食スペースがうちなー大水槽前に設けられているのも魅力のひとつだ。


ここでしか出合えないグッズとお土産に出会える「ペタタイのひみつ基地」
いきものたちとのふれあい体験を満喫したあとは、思い出づくりをさらに色濃くしてくれるグッズ探しを1Fにある「ペタタイのひみつ基地」で堪能しよう。
ここではDMMかりゆし水族館でしか手に入らないオリジナルグッズや、お土産にピッタリなお菓子を紹介する。
かりゆしシャツペンギン
かりゆしシャツを着たペンギンのぬいぐるみ。
もちもちした触り心地と、コロンとした丸みのあるフォルムが愛らしい。

ふわふわシリーズ
ふわふわとした毛並みと優しい表情で癒やされるぬいぐるみシリーズ。
棚に座らせることができるので、インテリアとして飾るのもいい。

くがにちんすこう
日本国内の最高品質の原材料を使用し、職人が丁寧に焼き上げた沖縄のお菓子。
DMMかりゆし水族館をモチーフにした鮮やかなパッケージは、第26回全国お菓子大博覧会で金賞受賞したもの。

DMMかりゆし水族館と併せて巡りたい周辺観光スポット3選
「DMMかりゆし水族館」の周辺には、魅力的な観光スポットが点在している。
その中でも特におすすめのスポットを厳選して紹介しよう。
どのスポットもDMMかりゆし水族館から10分前後でアクセス可能だ。
1. 瀬長島ウミカジテラス
那覇空港と海上道路でつながる周囲1.8kmの離島、瀬長島にある複合リゾート施設。
沖縄そばやタコライスといった沖縄グルメのほか、東京の人気店や気軽に楽しめるテイクアウトグルメなど飲食店が充実。
さらには指輪・真珠などのアクセサリーショップ、海を見ながらゆったりとくつろげるリラクゼーションサロンまで実に約45店舗が店を構える。

2. 豊崎海浜公園 美らSUNビーチ
那覇空港から糸満市方面に車で15分の場所にある豊崎海浜公園の「美らSUNビーチ」。
海水浴場の中では空港から最も近く、航空機の離発着や水平線に沈む夕日を眺めるスポットとしても人気がある。
美しいヤシ並木の先に広がるのは、全長700mと県内最大級を誇る美しい人工のビーチ。

3. 沖縄アウトレットモール あしびなー
豊崎海浜公園のビーチにほど近い場所に建つ、沖縄県初のアウトレットモール。
日本初上陸のものを含む高級ブランドやカジュアル系など充実のファッションを中心に、スポーツやアウトドア、アクセサリーなど約100の人気ブランドが集結。在庫品や廃番商品などを定価より大幅にお値打ちな価格で購入することができる。

まとめ
親子が一緒に夢中になって動物たちとのふれあい体験ができる「DMMかりゆし水族館」。
今までに経験したことのないいきものたちを通じた感動体験は、親子の思い出になること間違いなし!
那覇空港からのアクセス抜群なので、到発着の前後の旅程に組み込んで楽しんでほしい。
「DMMかりゆし水族館」も巡るモデルコースを紹介している、こちらの記事もチェックしてみよう。