
本場福岡で味わう!老舗もつ鍋専門店「元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店」
「元祖もつ鍋楽天地」は地元の人々だけでなく、観光客からも高い人気を誇るもつ鍋専門店。
創業から約50年にわたって、もつ鍋一筋にこだわり続け、もつ・具材・スープ全てが絶妙なバランスで仕上げられている。
もつ特有の臭みや脂っぽさがなく、選りすぐりの6種類のもつを楽しめるのも魅力。
この記事では、元祖もつ鍋楽天地の福岡天神総本店の魅力を中心に、アクセスやお勧めメニューを紹介していく。
元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店ってどんなところ?
「元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店」は福岡市中央区今泉、楽天地ビルの2F〜4Fにあるもつ鍋専門店。
福岡・博多でもつ鍋を広めたとされる「元祖もつ鍋楽天地」の総本店にあたる人気店だ。
ちなみに、博多駅前店・天神本店など市内には全15店舗を展開している。(系列店含む・2025年11月現在)
店内はこれぞ“もつ鍋屋”という活発な空間で、地元客や国内外の観光客で連日賑わう。
友人との食事、家族連れなど利用シーンは幅広く、気軽に利用できる。
18時〜20時のディナー帯は混み合うが、席数も多く、なおかつ徒歩5分圏内に多店舗展開しているため、待ち時間が少ないのも魅力のひとつ。

元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店へのアクセス
「元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店」の最寄り駅は、西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)駅」。
福岡観光の拠点となる博多駅から向かう場合は、福岡市地下鉄七隈線に乗車し、「天神南駅」で下車。
徒歩約3分で西鉄福岡(天神)駅に到着し、所要時間は20分ほど。
西鉄福岡(天神)駅からは国体道路沿いを進み、西通りの突き当たりにある店舗へ。
ドン・キホーテやSONYのビルが目印で、迷わなければ駅から徒歩約5分で到着できる。

元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店の魅力
ここからは、元祖もつ鍋楽天地の魅力を紹介していこう。
伝統のもつ鍋をより一層楽しめ、美味しく味わえる情報を中心にまとめたので、内容を読んでから店舗に足を運んでほしい。
もつ鍋一筋の専門店が生み出す、こだわりの味
1977年に福岡市天神で創業した元祖もつ鍋楽天地。
初代店主の水谷壽氏は、「体に優しく健康的で、財布に優しくお腹いっぱいになってもらいたい」という理念のもと、オリジナルのもつ鍋を開発する。
従来のホルモン鍋に改良を加えたもので、新鮮な国産牛を中心とした6種類のもつとたっぷりの野菜、秘伝の醤油ベースのスープが特徴だ。
もつは臭みがなく、煮ることでうまみが引き出されており、あっさりしつつも深い味わいを楽しめる。
創業当初から1種類のもつ鍋を貫き、約50年間にわたって受け継がれる老舗ならではの歴史、こだわりの味がお客さんの胃袋を掴み続けている。

シメのちゃんぽんが食べ放題
現在はもつ鍋のシメにちゃんぽん麺を入れるのが定番だが、このスタイルは元祖もつ鍋楽天地が発祥。
オープン後すぐ、大将が同じビルの1階・中華料理店「新生飯店」のちゃんぽん麺を使って、もつ鍋に入れてみたことがきっかけだ。
その結果、もつ鍋とスープを吸ったちゃんぽん麺の相性が抜群で、あまりの美味しさに感動。
創業当初はシメの習慣がなかったが、やがて同店を発祥として各方面に広まり、いつしか欠かせない存在となった。
元祖もつ鍋楽天地の看板メニュー「もつ鍋満足コース」と「ぷりぷりもつ鍋大満足コース」では、シメのちゃんぽん麺を食べ放題で提供している。もつ鍋を心ゆくまで楽しめると評判だ。

もつ鍋のシメをより美味しく味わうちゃんぽん麺の楽しみ方
シメのちゃんぽん麺の食べ方にルールはないので、好みに合わせて自由に楽しむと良い。
参考までに美味しく食べられる手順を以下にまとめた。
- もつ鍋のスープは飲み干さず、シメ用の旨味が出ているスープが麺にしっかり浸かるぐらい残しておく
- 入れたいタイミングでちゃんぽん麺を頼む。この時にぷりぷりもつ肉を追加するとなお美味しく味わえる
- 鍋にちゃんぽん麺を入れ、強火でスープを沸騰させる
- 沸騰してからそのまま強火で2分煮込んだ、麺がスープをしっかり含んでくたくたになった時が、最も美味しく食べられるタイミング
- お好みで卓上のもつ鍋スパイスや、無料で楽しめる8種類のうま味調味料で、自分好みにアレンジして味わう
8種類の調味料で自分好みの味にカスタマイズできる
元祖もつ鍋 楽天地では、無料で使える8種類の調味料が用意されている。
店舗によって内容は異なるが、柚子こしょう・油漬け明太子・コチュジャンなど、定番から変わり種まで幅広いラインアップが揃う。
様々な組み合わせを楽しみながら、自分好みの味にカスタマイズできると好評。
なお、調味料を使う時は鍋の中に直接入れるのではなく、必ず自分のお椀にかけよう。
みんなで鍋を共有するマナーへの配慮のほか、最後まで美味しく食べるために全体の味を損なわないという点でも大切だ。

席数240席!人気店でも待たずに食べられる
元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店は、九州最大級の3フロア・全240席を擁しており、混雑時でも基本的には並ばずに食べられる。
店内は全席掘りごたつ式となっており、くつろぎながら食事を楽しめるのも魅力だ。
また、個室・貸し切り利用ができるため、大人数・家族・子連れで来店する方も多い。

何を食べるか迷ったら「もつ鍋満足コース」がお勧め!
元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店に訪れたら、食べるべきメニューは人気No.1の「もつ鍋満足コース」だ。
もつ鍋1.5人前(もつ150g+野菜)に、豆腐半丁・小鉢(スモツ・めんたいこ・キムチから1つ選択)・ちゃんぽん麺(食べ放題)がセットになったフルコースだ。
最初から最後まで元祖もつ鍋楽天地のもつ鍋を存分に味わえる構成になっている。
また、生ビール・日本酒・ウィスキー・ソフトドリンクなど、全ドリンクが対象の90分飲み放題も注文できる。

具材が足りない時は「プリもつ」を追加注文しよう
元祖もつ鍋楽天地では鍋の具材がなくなったら、追加でオーダーできる。
なかでも人気なのが、小腸のみの新鮮なもつを提供する「プリもつ」だ。
追加の具材を注文する人の多くがプリもつを選び、弾力のあるぷりぷり食感が多くのファンに支持されている。
プリもつを中心に味わいたいなら、プリもつだけを使用した「ぷりぷりもつ鍋大満足コース」がお勧めだ。

もう1品楽しむなら「ふくやさんの辛子めんたいこ」がお勧め
追加で何か食べたいと思ったときは、辛子明太子の元祖であるふくやさんの「辛子めんたいこ」の注文がお勧め。
明太子のピリッとした辛みが絶妙にマッチし、もつ鍋の濃厚な味わいにアクセントを加えられるのが魅力だ。
価格が手頃なうえに提供スピードも早く、アルコールとの相性が良いのでおつまみにも、鍋ができるまでの箸休めにもぴったり。

もつ鍋をより美味しく味わうための食べ方
最後に元祖もつ鍋楽天地による「楽天地流 もつ鍋の最高に美味しい食べ方」を紹介しよう。
店舗に訪れた際はぜひ以下の手順で食べてほしい。
- 1. もつ鍋を強火で一気に煮込む
-
最初は山盛りの野菜が乗った状態で鍋が提供されるので強火で煮込んでいく。
ニラの嵩が自然と沈むまで、触らずに待つ。 - 2. 野菜がしんなりしたらかき混ぜ、もつを野菜の上に出す
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数分後に野菜が徐々にしんなりしたら、鍋全体を大きくかき混ぜ、もつを野菜の上にかきだす。
もつは煮こむほど硬く小さくなるのでここが肝心。 - 3. ぷりぷりもつを楽しむ
- ぷりぷりの柔らかい最高の状態で、まずは小腸もつを取り分けて味わう。
- 4. 充分に煮立ったら取り分けて食べる
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キャベツがしんなりするまでさらに煮込む。
もつのうまみと野菜の甘みがスープに馴染むまで食べるのは我慢。
全体が充分に煮立ったら、器に取り分けて美味しくいただく。 - 5. 豆腐を入れて煮込む
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一皿目を取り分けた後に、スペースをあけ、豆腐を崩れないようにスープに浸かるようにいれる。
豆腐にほんのり色がつくまでよく煮込んでたべるのがお勧め。 - 6. ちゃんぽんで締めくくる
- 最後にシメのちゃんぽん麺を入れて、もつと野菜のうまみが凝縮したスープと麺を一緒に楽しむ。
元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店に関するよくある質問
Q
元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店の営業時間は?
17時〜24時です。(ラストオーダー23時30分)※年中無休
Q
元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店のメニューは多言語対応しているの?
日本語のほか、英語・韓国語・中国語(簡体中文、繁体中文)表記の専用メニューがあります。QRコードからメニューを読み込み、自身のスマホで注文もできます。
Q
元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店の予算は?
4,000円〜5,000円を目安に考えると良いでしょう。
まとめ
この記事では、「元祖もつ鍋楽天地 福岡天神総本店」の特徴や人気メニューを中心に紹介してきた。
元祖もつ鍋楽天地は博多を代表するもつ鍋店であり、創業以来受け継がれる醤油ベースの秘伝のスープ、新鮮で最高級のもつが来店客を魅了し続けている。
福岡に観光で訪れた際は、49年間で累計1,077万人が味わったもつ鍋をぜひ味わってほしい。