
四季の風情を感じる新宿の和菓子8選!職人技が光るスイーツを心ゆくまで愉しむ
高層ビルや流行の発信地として知られる新宿だが、実は四季の移ろいを感じられる和菓子の名店が数多く点在している。
老舗職人が守り続けてきた伝統の味から、土地の歴史や文化を映した名物菓子まで、その魅力は実に多彩だ。
本記事では、新宿エリアでぜひ味わいたい和菓子を厳選して8つ紹介する。
新宿散策の合間に立ち寄りたい一軒から、手土産に選びたい逸品まで、和菓子の奥深さと新宿の新たな魅力に出会える内容だ。
四季の風情を感じる新宿の和菓子8選!
新宿には季節を映す上生菓子、庭園を望みながら楽しむ甘味、発祥の店で味わう名物大福など、目でも舌でも楽しめる和菓子体験が揃う。
ここでは厳選した8つの和菓子を紹介していく。
1. 美しい上生菓子「季節の練り切り」で四季を味わう
「和菓子nanarica―七里香―」の前身の店は、江戸時代後期の1834年に石川県・金沢で、「石川屋本舗」として創業。
その後、新宿に拠点を移し、184年以上の間、和菓子の伝統を守り続けてきた。
その老舗の歴史を受け継ぎ、2017年にオープンしたのが「和菓子nanarica―七里香―」だ。
店名の「七里香」は、七里先、千里先(遠くまで)まで香りが届くと言われる沈丁花(じんちょうげ)が由来。
日本の四季折々の美しさを表現した「上生菓子」が人気を集めている。
秋には紅葉、冬には雪の結晶などをモチーフに、季節の移ろいを感じる一品だ。
店主自ら厳選した素材を使用し、店舗併設の工房でていねいに作り上げられている。



- 日本語名称
- 和菓子nanarica―七里香―
- 住所
- 東京都新宿区早稲田鶴巻町111 Googleマップ
- 電話番号
- 03-6233-8477
- 営業時間
- 10:00〜18:00
- 定休日
- 水曜
- 料金
- 季節の練り切り432円
2. 老舗だんご屋の贅沢甘味セット「田舎小路」
1948年創業の老舗和菓子店「新宿追分(おいわけ)だんご本舗」。
名物のだんごや季節の和菓子は、上質な素材を使い毎日ていねいに手づくりしている店だ。
和の趣を大切にした喫茶室では、四季折々の甘味と香り高い日本茶が楽しめる。
お勧めの「田舎小路」は、みたらしだんごやあんみつ、田舎しるこが一度に楽しめる贅沢な御膳だ。
やさしい味わいで、ほっとするような懐かしさが感じられる。
フルーツの甘さを引き立てる控えめで上品なあんこの味わいが絶妙。
塩昆布の塩気が引き立てる上品な甘味を、じっくりと堪能してほしい。



※「田舎小路」のセットメニューのしるこは、冬季は田舎しるこ、夏季は冷やし汁粉(白玉入り)になります
- 日本語名称
- 新宿追分だんご本舗
- 住所
- 東京都新宿区新宿3-1-22 Googleマップ
- 電話番号
- 03-3351-0101
- 営業時間
- 喫茶室12:00〜18:00(L.O.17:30)、土日祝11:30〜18:00(L.O.17:30)、販売10:30〜19:00
- 定休日
- 1月1日、2日
- 料金
- 田舎小路1,595円
3. 新宿御苑の庭園と「手練りわらび餅」にとろける
「レストランゆりのき つぶら乃」は、京都府東山に本店を構える食事処。
新宿御苑内の店舗では目の前に広がる新宿御苑の庭園を眺めながら食事を楽しめる。
豊富な食事のメニューが揃う中、特に味わってほしいのが「手練りわらび餅」。
店内で本わらび粉を手練りしたわらび餅は、「水わらび」「抹茶わらび」「黒糖ほうじ茶わらび」の3種類。
滑らかな口当たりで上品な味わいは、黒蜜やきなことの相性も抜群だ。
京都府東山の本店以外で食べられるのはここだけ。
新宿御苑の散策の際に立ち寄ってみてはいかがだろうか。


- 日本語名称
- レストランゆりのき つぶら乃
- 住所
- 東京都新宿区内藤町11(新宿御苑内)Googleマップ
- 電話番号
- 03-3341-1461
- 営業時間
- レストラン、売店9:00〜16:00(L.O.15:30)
- 定休日
- 新宿御苑休園日に準じる
- 料金
- 手練りわらび餅(黒糖ほうじ茶わらび)1,100円 ※別途、新宿御苑の入園料が必要
4. 「こし餡あんみつ」で寒天の食感と風味を堪能
神田川沿いに店を構える「寒天工房 讃岐屋」は1913年に創業の老舗和菓子店。
香川県から上京した初代店主が、昔食べた「ところてん」を再現したことから始まった。
伊豆エリアで採れた天草の風味を大切にした無添加の寒天を、長きにわたって提供している。
人気の「こし餡あんみつ」は、昔ながらの味わいが楽しめる一品。
大きめにカットされた寒天は、しっかりとした食感と豊かな風味を堪能できる。
寒天本来の味わいを引き出すやさしい餡や黒蜜、もちもちとした弾力のある求肥(ぎゅうひ)とのバランスも抜群。
自社工場内で熟練職人がつくったこだわりの寒天をお試しあれ。



- 日本語名称
- 寒天工房 讃岐屋
- 住所
- 東京都新宿区高田馬場3-46-11 Googleマップ
- 電話番号
- 03-5489-5489
- 営業時間
- イートイン12:00〜15:30、テイクアウト11:00〜17:00
- 定休日
- 水曜
- 料金
- こし餡あんみつのテイクアウト740円
5. 餡がぎっしり詰まった極上「中どら焼き」
「新宿」駅西口から徒歩1分ほどにある「小田急ハルク」の1階に店を構える「時屋」。
昭和時代(1926〜1989年)から76年以上続く大きなどら焼きが名物の甘味処だ。
小・中・大・特大とさまざまなサイズのどら焼きを販売。
中でも「中どら焼き」は有名漫画の作中に登場するどら焼きのモデルになったと言われている。
ほんのり甘い生地に、自家製造の甘いつぶ餡がぎっしりと詰まっているのが特徴。
昭和の雰囲気が残るレトロな店内で、抹茶と一緒に食べるのがお勧めだ。


- 日本語名称
- 時屋
- 住所
- 東京都新宿区西新宿1-5-1 新宿西口ハルク1F Googleマップ
- 電話番号
- 03-3342-2610
- 営業時間
- 11:00〜20:00
- 定休日
- 不定休
- 料金
- 中どら焼き360円
6. 鉄腕アトムがモチーフのかわいい「栗まんじゅう」
漫画家・手塚治虫氏が通った老舗和菓子店「御菓子司 青柳」。
あの有名な『鉄腕アトム』のキャラクターが描かれた栗まんじゅう「くりまんアトム / ウランちゃん」が名物だ。
新宿区高田馬場に手塚プロダクションがあることから生まれた商品。
「くりまんアトム」は白餡と荒く刻んだ栗入りで、「ウランちゃん」は、滑らかな和三糖の餡入り。
新宿ならではのお土産としてぴったりの一品だ。


- 日本語名称
- 御菓子司 青柳
- 住所
- 東京都新宿区高田馬場4-13-12 Googleマップ
- 電話番号
- 03-3371-8951
- 営業時間
- 10:00〜18:00、祝日10:00〜17:00
- 定休日
- 日曜
- 料金
- くりまんアトム / ウランちゃん各320円
7. 大人気和菓子「元祖いちご豆大福®︎」を発祥のお店で満喫
1912年創業の「和菓子処 大角玉屋本店」。
1985年に発売した「いちご豆大福」が大人気となり、以来発祥の店として多くの人に親しまれている。
北海道産特選小豆を使用したコクのあるつぶ餡が特徴。
大福専用に炊いた小豆は、大粒の甘酸っぱいいちごとマッチする上品な甘さだ。
伝統的なもち米をついた餅は、赤えんどう豆の塩気と相性がよく、後味すっきり。
粒感と弾力のある味わいが、素材それぞれの存在感を引き立て合っている。
1〜5月上旬までは、ピンク色の餅でこし餡を包んだ商品も登場。
時代を超えて愛され続けている、贅沢な「元祖いちご豆大福®︎」をぜひ味わおう。



- 日本語名称
- 和菓子処 大角玉屋本店
- 住所
- 東京都新宿区住吉町8-25 Googleマップ
- 電話番号
- 03-3351-7735
- 営業時間
- 9:00〜19:30、土日祝9:00〜18:30
- 定休日
- 1月1日
- 料金
- 元祖いちご豆大福®︎ 380円
8. 新宿・神楽坂名物の「神楽坂饅頭」の上品な甘さに舌鼓
善國寺のそばで長く愛されている名店「神楽坂 五十鈴」。
地元の人から観光客まで、連日多くの人で賑わっている和菓子店だ。
看板商品は甘露甘納豆をはじめとした、上品な和菓子が人気。
なかでも、パッケージに神楽坂の石畳が描かれた「神楽坂饅頭」は、神楽坂のお土産の定番として親しまれている。
香ばしい自家製パイのサクッとした口当たり。
パイの中にたっぷりと詰まった餡をひとくち食べると、上品な甘さが口いっぱいに広がる。
しっとりとレーズンの入った「小倉」と、炒ったくるみが入った白餡の「くるみ」の2種類がラインナップ。
日本茶以外に紅茶やコーヒーのお供にもお勧めだ。



- 日本語名称
- 神楽坂 五十鈴
- 住所
- 東京都新宿区神楽坂5-34 Googleマップ
- 電話番号
- 03-3269-0081
- 営業時間
- 9:00〜19:30
- 定休日
- 日曜、祝日
- 料金
- 神楽坂饅頭313円
まとめ
新宿の和菓子店を巡ると、甘味を味わうだけでなく、その土地に息づく歴史や職人の想いにも触れられることに気づく。
今回紹介した8軒は、いずれも新宿ならではの魅力を持つ名店ばかり。
ぜひ実際に足を運び、四季折々の風情とともに、新宿の和菓子文化を心ゆくまで味わってほしい。
※表記は全て税込価格です。上記は2026年2月時点の内容で金額などは変更になる場合があります