
都内からアクセス抜群!江の島日帰り旅モデルコース
古くは海の神や弁財天を祀る信仰の島として栄え、現在は湘南エリアを代表する人気観光地となっている江の島。最寄り駅から徒歩で弁天橋を渡ってアクセスでき、歴史ある神社・史跡、江の島ならではのグルメ、リゾート気分が味わえるガーデンやカフェなど数多くの見どころがある。
ここでは日帰り旅で江の島の魅力を満喫できるモデルコースをご紹介。江の島の多彩な魅力を1日で満喫しよう。
江の島ってどんなところ?
神奈川県藤沢市にある周囲約4kmの小さな島、江の島は、年間を通して多くの観光客が訪れる人気の観光地。島内には、縁結びのご利益で知られる「江島神社」、江の島のシンボルとして親しまれる展望灯台「江の島シーキャンドル」、四季の花が咲き誇るボタニカルガーデン「サムエル・コッキング苑」、海食洞窟「江の島岩屋」など多彩な魅力を備えた見どころがある。潮風を感じながら歴史にふれ、相模湾と富士山を望む眺望を楽しめる開放的な雰囲気は、多くの人を惹きつけている。

江の島へのアクセス方法は?
| 起点 | 経路 |
|---|---|
| 新宿駅から |
(1) 小田急線の特急「小田急ロマンスカー」利用で片瀬江ノ島駅まで1時間10分 (2) 「湘南新宿ライン」でJR東海道線を経由して藤沢駅まで1時間。 (3) 藤沢駅より小田急江ノ島線に乗り換えて片瀬江ノ島駅まで6分。 (4) 同じく藤沢駅より江ノ島電鉄に乗り換えて江ノ島駅まで10分 |
| 東京駅から |
(1)「湘南新宿ライン」でJR東海道線を経由して藤沢駅まで50分。 (2) 藤沢駅より小田急江ノ島線に乗り換えて片瀬江ノ島駅まで6分。 (3) 同じく藤沢駅より江ノ島電鉄に乗り換えて江ノ島駅まで10分 |
| 羽田空港から |
(1) 羽田空港第3ターミナルより京急線で横浜駅まで30分。 (2) 横浜駅よりJR東海道本線を経由して藤沢駅まで20分。 (3) 藤沢駅より小田急江ノ島線に乗り換えて片瀬江ノ島駅まで6分。 (4) 同じく藤沢駅より江ノ島電鉄に乗り換えて江ノ島駅まで10分 |
※江の島行きの小田急ロマンスカーは平日、休日で本数が大きく異なるので注意
江の島日帰り旅のおすすめルート
江の島の日帰り旅のルートを立ち寄る順にご紹介。
最後に紹介する「新江ノ島水族館」は、時間の余裕があるときや再訪したときに行きたい江の島の一大観光スポットだ。
1. 江の島弁財天仲見世通り
小田急線片瀬江ノ島駅、江ノ島電鉄江ノ島駅から徒歩で弁天橋をわたって約15分〜20分。江の島入口にある青銅の鳥居から、江島神社の朱の鳥居まで約150m続く参道。いつも多くの観光客で賑わう江の島観光の玄関口となっている。
通りの両側には老舗旅館や土産物店、カフェ、食堂が軒を連ね、参拝前後の散策と江の島グルメ、土産探しまで一度に楽しむことができる。名物の生しらす丼や海鮮丼のほか、丸ごとタコをプレスした迫力ある「たこせんべい」など、食べ歩きにぴったりのテイクアウトグルメも豊富だ。昔ながらの店構えやレトロな黒ポストが並ぶ風景が、旅情を一層引き立てている。

2. 江島神社
江の島の小高い丘に社殿を連ねる江島神社は、日本三大弁財天の一つに数えられる。創建は欽明天皇の時代と伝えられ、古くから修験道や弁財天信仰の聖地として、武家や庶民の信仰を集めてきた。辺津宮、中津宮、奥津宮の三社からなり、金運上昇、幸福招来、芸道上達などのご利益があるとされている。

弁財天仲見世通りと参道を抜け、石段を上がると最初に現れるのが「辺津宮(へつみや)」だ。海の女神を祀る社で、色鮮やかな社殿と奉安殿に安置された弁財天像が見どころだ。縁結びスポットとしても人気があり、ピンクの絵馬に願いを書いて奉納すると思いが叶うと言われている。
さらに上った江の島の中腹に位置する「中津宮」は、朱色の社殿が印象的。元禄時代に改修された当時の姿が再現され、良縁や芸事上達のご利益を求める人々で賑わう。海を望む開けた眺めも美しい。

最奥にある奥津宮は、森に囲まれた静かな佇まい。1976年に新築された拝殿の天井画「八方睨みの亀」、亀の形に似た亀石、源頼朝が奉納した鳥居など、歴史を感じる見どころがある。

3. 江の島エスカー
江島神社参拝時に階段や上り坂がきつい人は、上り専用のエスカレーター「江の島エスカー」を利用するのがおすすめ。江島神社の参道脇から島の頂上エリアまで、 全長約106m、高低差約46mを四連のエスカレーターで結ぶ。徒歩なら約20分かかる坂道を5分程度で快適に上がることができる。
各区間の乗り継ぎ地点からは辺津宮や中津宮にも立ち寄ることができる。江の島頂上の「サムエル・コッキング苑」や「江の島シーキャンドル」へ直接アクセスしたい人にとっても便利だ。

4. 江ノ島サムエル・コッキング苑
江の島の頂上、江の島シーキャンドルが建つエリア一帯に広がる大庭園。 1885年の明治時代に、イギリスの貿易商サムエル・コッキングにより造成された和洋折衷の庭園が前身。約1万平米もの広大な敷地に世界各地の珍しい植物が植えられ、1年を通じて植物鑑賞が楽しめる。
園内にはカフェやショップ、広場があり、当時東洋一の規模を誇ったレンガ造りの温室遺構、江の島のシンボル「江の島シーキャンドル」と見どころはさまざま。7〜8月は「江の島灯篭」、10月〜11月は「湘南キャンドル」、11月〜2月は「湘南の宝石」と季節ごとに夜間イベントが開催され、昼と夜とでは異なる雰囲気が味わえる。


5. 江の島シーキャンドル(江の島展望灯台)
「江ノ島サムエル・コッキング苑」内にそびえる、高さ59.8m(避雷針を含む)の展望灯台。 1951年に日本初の民間灯台として誕生した旧灯台を、2003年にリニューアル。ガラスの塔のような斬新なシルエットが印象的で、江の島の新しいシンボルとして親しまれている。
高さ41.75m(海抜101.56m)の位置にガラス張りの展望フロアあり、さらにその上の屋外展望台では潮風を感じながら360度のパノラマが楽しめる。昼は富士山や相模湾の青い海、天候がよければ伊豆大島、三浦半島、横浜方面までを一望できる。夜は「江ノ島サムエル・コッキング苑」とともにライトアップされ、イルミネーションイベントでは幻想的でロマンチックな雰囲気が楽しめる。


6. 恋人の丘 龍恋(りゅうれん)の鐘
江の島西側の高台「恋人の丘」に建つ、恋人たちのパワースポット。江の島に伝わる天女と五頭龍の恋物語にちなんだ鐘で、その伝説にあやかろうと多くのカップルが訪れている。
鐘のそばのフェンスには、恋人たちが名前や記念日を書いた南京錠が掛けており、色とりどりの錠前が並ぶ光景も美しい。丘の上からは相模湾や富士山を望む眺望が広がり、夕暮れ時の風景はより一層ロマンチックだ。


7. 江の島岩屋
江の島の最奥部に位置し、長い年月をかけて波に浸食された海食洞窟。古くから弘法大師や日蓮が修行した場と伝えられ、源頼朝が戦勝を祈願をした記録も残る、江島信仰発祥の地としても崇められてきた。
洞窟内部は、奥行約152mの第一岩屋と、奥行約56mの第二岩屋から成り、第二岩屋は龍神伝説の舞台とされる。ロウソクの炎に照らし出された石像や岩壁が神秘的な雰囲気だ。

8. 稚児(ちご)ヶ淵
江の島の最西端に広がる平らな岩場の海岸で、かつて稚児の白菊がここから身を投げたという悲恋の伝説に由来する地。長年の波の浸食と関東大震災の隆起によって生まれたダイナミックな海食台地で、目の前には相模湾が広がる絶景ポイントだ。
天気がよければ富士山や伊豆方面まで見渡すことができ、昼は磯遊びや釣りを楽しむ人の姿も見られる。夕暮れ時は沈む夕日とオレンジ色に染まる海の情景が美しく、「かながわの景勝50選」にも選ばれている。

9. 遊覧船べんてん丸
江の島弁天橋手前にある乗船場から、江の島の奥にある稚児ヶ淵を結ぶ小型の観光船。 島内を歩くと約40分かかるアップダウンの多い道のりを、約6分の船旅で楽に移動できる。行きか帰りのどちらかに利用すれば、島内観光しやすく、今回の日帰り旅プランでは帰路に活用する。
船上からは江の島の断崖や相模湾を間近に眺めることができ、短い間ながらもクルーズ気分を味わえるのが魅力だ。

10. 新江ノ島水族館
江の島近辺に1泊するなど、時間に余裕があるときにぜひ立ち寄りたいのが、「えのすい」の愛称で親しまれる「新江の島水族館」。江の島へ渡る手前の鵠沼海岸沿いにあり、「相模湾と太平洋に暮らす多様な生き物」をテーマとしている。相模湾の環境を再現した水深6.5mのダイナミックな大水槽では、約8000匹のマイワシ、サメ、エイなど約100種2万匹の魚たちが美しく群泳する姿が楽しめる。
「クラゲファンタジーホール」では、常時40種以上のクラゲを観察することができ、光に包まれた空間で、多彩なクラゲが舞う様子は幻想の世界そのもの。富士山と江の島を背景にしたイルカショースタジアムでは、バンドウイルカたちのパフォーマンスが観覧することができる。


江の島日帰り旅モデルコースのスケジュール
- 8:00
- 小田急線片瀬江ノ島駅、江ノ島電鉄江ノ島駅
- ...
- 徒歩3分〜12分
- 8:10
- 江ノ島小屋
- ...
- 徒歩15分
- 9:15
- 江の島弁財天仲見世通り ※あさひ本店・紀の国屋本店で食べ歩きも
- ...
- 徒歩5分
- 9:50
- 江島神社 ※江島神社大鳥居から徒歩または江の島エスカーを利用して参拝
- ...
- 江島神社 中津宮より徒歩5分
- 11:30
- 江ノ島サムエル・コッキング苑・江の島シーキャンドル(江の島展望灯台)
- ...
- 徒歩5分
- 13:00
- iL-CHIANTI CAFE 江の島
- ...
- 徒歩15分
- 14:15
- 恋人の丘 龍恋の鐘
- ...
- 徒歩10分
- 15:00
- 江の島岩屋
- ...
- 徒歩5分
- 15:30
- 稚児ヶ淵
- ...
- 徒歩5分
- 16:00
- 遊覧船べんてん丸で弁天橋へ
※1泊もしくは時間があるときに…新江ノ島水族館
江の島日帰り旅モデルコースのマップ
名物丼に食べ歩き!江の島周辺で人気のグルメスポット3選
1. 江ノ島小屋
片瀬漁港を中心に、日本各地の漁場から直送する鮮魚を使う、魚介料理の人気店。片瀬漁港前の海を望むロケーションで、江の島観光や水族館の前に立ち寄るのもおすすめだ。名物は、数種類の鮮魚を叩いたなめろうをご飯にのせ、秘伝のゴマだれで仕上げた「まかない丼」。何十種類もの魚と甲殻類を野菜とともに煮込んだ濃厚な漁師汁は、朝8時から楽しめる朝食メニューとして人気が高い。

2. あさひ本店
江の島名物「丸焼きたこせんべい」で知られる、江の島弁財天仲見世通りの店。 新鮮なタコを丸ごと鉄板に並べ、1トンもの強い圧力と高温で一気に焼き上げるせんべいは、パリッとした食感と濃厚な旨味で、食べ歩きにぴったりだ。香ばしい香りに誘われて足を止める観光客も多く、行列ができることもよくある。

3. 紀の国屋本店
1789年(寛政元年)創業、こちらも江の島弁財天仲見世通りにある老舗和菓子店。 手づくりの自家製あんで一つずつ仕上げた「女夫(めおと)まんじゅう」が名物で、つぶあんを包んだ黒蜜風味が香ばしい茶まんじゅう、清酒を使った皮にこしあんを合わせた白まんじゅうの2種が楽しめる。
ほかにも、サザエやハマグリなどの貝をかたどった「江の島もなか」、秘伝のみたらしだれが香ばしい「江の島だんご」、あんことアイスを挟んだ「アイス最中」など、江の島らしいお菓子が勢ぞろい。 散策途中の食べ歩きにも、お土産選びにももってこいの店だ。

江の島さんぽの途中に立ち寄りたい海絶景カフェ2選
1. iL-CHIANTI CAFE(イルキャンティ カフェ) 江の島
江の島頂上エリアにある全席オーシャンビューのカフェ。 シチリアの断崖に建つレストランをイメージした開放的な店内とテラス席から、遮るもののない大海原を一望できる。
メニューは約100種と豊富で、しらすを使ったピッツァやパスタなど、地場の魚介をふんだんに使った湘南らしいイタリアンも楽しめる。ジェラートやティラミスなどカフェならではのスイーツやアルコール類でゆったりと過ごしながら、サンセットを眺めるのもいい。


2. LONCAFE 湘南江の島本店
江の島サムエル・コッキング苑内にある、日本初のフレンチトースト専門店。オリジナルソースにじっくり浸したバゲットを、オーダーごとに焼き上げ、外はカリカリ、中はふんわりとろける食感に仕上げている。
オープン時から変わらぬ人気を誇るのは、フレンチトーストの上に、バーナーで表面をカリッと焼き上げた「濃厚クレームブリュレ」。ほろ苦いブリュレがクリーミーなフレンチトーストによく合う。 鎌倉方面の海岸線を一望できるテラス席からの絶景も評判で、江の島散策途中に立ち寄りたいスポットとして人気が高い。


まとめ
江の島は、1日あれば主要スポットを巡れる一方で、多彩なスポットがあり、何度訪れても楽しめる観光地だ。時期によりさまざまなイベントが開催されているので、季節を変えて再訪するのもおすすめ。誰と来ても楽しめる江の島で、潮風を感じながら充実した1日を過ごそう。
