観る&食べる&体験する!東京から日帰りで行ける、桐生・足利観光ガイド!
本編では、桐生&足利エリアの交通情報をはじめ、絶対外せない観光スポット、ご当地グルメが食べられる美味しいお店、インスタ映えのカフェ・スイーツのほか、便利な観光情報をまとめてご紹介!
桐生は日本の“機どころ”。繊維に関するさまざまな技術が集積する総合産地であることから「織都(しょくと)」の雅称を持つ。その歴史は古く、714年に絹織物を朝廷に献上したとの記録が残っている。関ヶ原の合戦では徳川家康が「桐生織」の軍旗を掲げて勝利し、縁起の良い織物として江戸幕府のもとで栄えた。明治の頃には、当時の最先端技術をいち早く導入。近代的な生産体制を確立し、世界でも指折りの織物産地へと成長を遂げた。
桐生織とは、染色した糸を使って模様を織り出す「先染の紋織物」で、ジャカード織とも言われ、柔らかな風合いと独特の光沢が特徴。技法は「お召織(おめしおり)」・「緯錦織(よこにしきおり)」・「経錦織(たてにしきおり)」・「風通織(ふうつうおり)」・「浮経織(うきたており)」・「経絣紋織り(たてかすりもんおり)」・「綟り織(もじりおり)」の7種類。
桐生織の帯や着物は最高位に位置付けられ、1972年には伝統的工芸品の指定を受けた。また、近年は洋装にも活用され、アパレル素材としても注目の的。世界各国に輸出されている。
そんな桐生織物について、深く識ることができる施設が桐生織物記念館だ。
1934年に桐生織物同業組合の事務所として建設された建物で、現在は桐生織物の博物館として公開されている。また2015年には文化庁より「日本遺産」の認定を受けた桐生市の文化財でもある。重厚感のある洋風のたたずまいで、1階は物販がメイン。手織機をディスプレイに活用するなどして趣向を凝らし、和、洋の織物製品や服地などを取り扱う。2階は展示室。往時に使われていた貴重な織機、資料や製品が数多く展示されるとともに、手織りの体験も。
JR桐生駅から徒歩5分とアクセスも良好。「西の西陣、東の桐生」と言われ、日本の織物産業を牽引した桐生織物の歴史や魅力に触れてみてはいかがだろう。
館內擺放早期使用的舊機器還有一些紡織品,介紹的內容看不懂,桐生織價格不菲但名氣好像又沒有西陣織來得大
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