観る&食べる&体験する!東京から日帰りで行ける、桐生・足利観光ガイド!
本編では、桐生&足利エリアの交通情報をはじめ、絶対外せない観光スポット、ご当地グルメが食べられる美味しいお店、インスタ映えのカフェ・スイーツのほか、便利な観光情報をまとめてご紹介!
地域農業への貢献を目的に2015年に誕生したファーマーズ・カフェ つちのか。地元銘菓「大麦ダクワーズ」で知られる大麦工房ロアと、足利マール牛や二条大麦、アスパラガスなどの生産を手がける長谷川農場が共同で経営を行っており、店舗は大麦工房ロアの敷地内にある。コンセプトは「土の恵みを受けて育てたものを、感謝して活用する」。肥沃な土と清流に恵まれた足利は良質な農畜産物の宝庫であり、それらを有効に活用し、地域の発展につなげていくことを目指している。「つちのか」の名は、「土の菓」「土の香」「土の花」の意を込めてつけられた。
地産地消のカフェレストランだから、もちろん提供しているのは地元の生産者が手塩にかけて育てた素材がメインの料理だ。たとえば足利マール牛は、近隣のココ・ファーム・ワイナリーより調達したマール(ワインづくりの際に出る葡萄の搾りかすから作った飼料などを食べさせ、のびのびと育てた足利のブランド牛肉。柔らかな肉質で赤身と脂身のバランスが良く、旨味たっぷり。そんなマール牛のローストビーフは店の看板メニューである。さらには、みずみずしくジューシーなアスパラガス、自然の滋味に満ちた玉ねぎなど、農場直送ならではの新鮮さ、濃い味わいは感動もの。パンやパスタ、ハンバーガーのバンズには、地元産の大麦を使用しており、どのメニューも足利自慢の美味を凝縮した一皿となっている。
併設の売店では、朝採れ野菜やここでしか手に入らない特産品などが並び、買い物の楽しみも。地元愛にあふれたアットホームなカフェ。地場ものづくしのおいしい料理をいただけば、体が芯から喜びそうだ。