4月中旬から5月上旬、藤の花が咲く時期の僅か3週間しか開園されない藤の庭園。この土地は真言宗の寺だったが廃寺になり、今は藤花園として小島家に管理されている。
その昔、「生垣の中にある藤を寺に納めるとよくなる」といわれたことから、藤を寺の境内に移し植えたところ、病で苦しんでいた農家の娘の病気は治ったという逸話のある寺だ。
藤花園に入ったら、まずは小山のようになっている見晴し台へ。樹齢1200年の古木、牛島の藤の全容が見渡せる。全体の根周りは9.2メートル。総面積700平方メートルに及ぶ藤棚の枝張り。花房の長さは2メートルの長さにもなる、日本最大級の藤の花は圧巻。
この藤を植樹したのが、平安時代初期(774-835頃)の弘法大師であったともいわれており、1955年に国の特別天然記念物に指定されている。
一年にたった3週間しか開園されない、日本最大級の藤棚を一度は見物しておきたい。
ポイント
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たった3週間しか開園されない藤の庭園。
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日本最大級の藤がある。
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1955年に国の特別天然記念物に指定された。
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弘法大師が植樹したといわれている。
写真
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基本情報
- 日本語名称
- 藤花園
- 郵便番号
- 344-0004
- 住所
- 埼玉県春日部市牛島786
- 入園料
- 大人1,000円、子供(4歳以上小学生まで)500円
- 開催期間
- 4月中旬~5月上旬
- 開園時間
- 8:00〜17:00
- 電話
- 048-752-2012
- アクセス
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(1)東武野田線「藤の牛島」駅から徒歩で約10分
(2)東北自動車道「岩槻」インターから車で約10分 - 公式サイト
- 公式サイト