毎年7月20日から22日まで、3日間行われる八坂神社のご祭礼。その絢爛豪華さから関東一の祇園祭と称されている祭りだ。
「うちわ祭」の名称の由来は、明治35年頃より、料亭「泉州楼」の主人が夏の祭礼で配布されていたことにある、と語り継がれている。うちわが飛び交うことで知られていた「天王祭」から影響を受けた主人が、老舗「伊場仙」から渋うちわを買い入れ、熊谷の祭礼で配り始めたことが発端。このうちわの登場が好評を博し、その後に各商店でも屋号などを記したうちわを出したため、「熊谷うちわ祭」といわれるように。
祭りは、全行程10.5km、約3時間半に及ぶ「渡御祭」からスタート。2日目には各町の山車・屋台が整列し巡行する「巡行祭」。そして最終日は全12基の山車・屋台が集まって行われる「曳っ合せ叩き合い」で祭りは最高潮に。その後、御神輿が本宮まで戻っていく「還御祭」が執り行われ、厳かな空気の中、静かに祭りを終える。一度は体験しておきたい、神聖なお祭りだ。
ポイント
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関東一の祇園祭。
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三日間繰り広げられる祭。
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祭りの最高潮は「曳っ合せ叩き合い」。
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疫病除けを祈る神事である。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 熊谷うちわ祭
- 郵便番号
- 360-0046
- 住所
- 埼玉県熊谷市星川2丁目2
- 電話番号
- 048-501-5915(うちわ祭協賛会事務局)
- 入場料
- 無料
- 開催日
- 7月20日・21日・22日
- アクセス
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(1)JR高崎線・秩父鉄道「熊谷」駅から徒歩約10分
(2)関越自動車「東松山」インターから車で約20分 - 公式サイト
- 公式サイト