大雄山 最乗寺

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大雄山 最乗寺

室町時代中期開山、全国に4000余りの門流を持つ曹洞宗の古刹「道了さん」。

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更新 :

箱根外輪山の明神ケ岳の中腹に立つ曹洞宗の古刹。室町時代中期の応永元年(1394)に開山され、約600年の歴史がある。福井県永平寺、横浜市鶴見の総持寺に次ぐ格式のある曹洞宗の寺院で、全国に4000余りの門流を持つ。

開祖は了庵慧明禅師(りょうあんえみょうぜんじ)で、ご本尊は釈迦牟尼仏。寺院は地元で「道了さん」の名でも親しまれているが、これは了庵慧明禅師の弟子である僧・道了が寺の建築に尽力し、了庵慧明禅師が没後、天狗となって飛び去ったという伝説があり、以来寺の守護神として祀られたことから。これにちなみ、境内には重さ3.8トンもの巨大な鉄下駄をはじめ、大小さまざまの鉄下駄や、天狗のうちわなどが奉納されている。

境内には本堂を中心に30余りの堂塔が立ち、仁王門から参道の約3kmには樹齢500年以上の県の天然記念物の杉並木がうっそうと茂っている。四季折々の自然も見どころで、春は枝垂桜や藤、夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は雪景色と一年を通して楽しめる。

ポイント

  • 応永元年開山、全国に4000余りの門流を持つ曹洞宗の古刹。
  • 天狗伝説が残り、天狗の像や高下駄の数々が奉納されている。
  • 樹齢500年以上の杉並木が広がり、四季の花々も楽しめる。

写真

  • 了庵慧明禅師の没後600年を記念して2003年に建てられた「三門」

    了庵慧明禅師の没後600年を記念して2003年に建てられた「三門」

  • 1954年再建の「本堂」は、昭和を代表する仏教建築家・伊藤忠太の設計

    1954年再建の「本堂」は、昭和を代表する仏教建築家・伊藤忠太の設計

  • 強力な神通力を持つとされる山伏姿の「大天狗の像」

    強力な神通力を持つとされる山伏姿の「大天狗の像」

  • 奉納された「高下駄」。下駄は左右一対で役割をなすところから、夫婦和合の信仰が

    奉納された「高下駄」。下駄は左右一対で役割をなすところから、夫婦和合の信仰が

  • 最乗寺に咲く花の中で一番の見どころ。 例年6月初旬頃に開花し7月初旬まで見頃

    最乗寺に咲く花の中で一番の見どころ。 例年6月初旬頃に開花し7月初旬まで見頃

  • 初冬の肌寒さを感じる頃に紅葉が見頃を迎える

    初冬の肌寒さを感じる頃に紅葉が見頃を迎える

口コミ

2
  • Yun Ju Chen

    秋天落葉的景象絕美,擁有寧靜的氣氛會讓人感到心情放鬆。

  • otf99837221

    寺廟莊嚴寧靜,來箱根旅遊的遊客比較不會安排來這裡,淨化心靈的好場所。

基本情報

日本語名称
大雄山 最乗寺
郵便番号
250-0127
住所
神奈川県南足柄市大雄町1157
電話
0465-74-3121(代表)
定休日
無休
時間
6:00~16:00(授与所は9:00~)
料金
無料
アクセス
1)伊豆箱根鉄道「大雄山」駅から道了尊行きバスで約10分、終点下車、徒歩約10分
2)西湘バイパス小田原I.C.から車で約25分
3)東名高速道路大井松田I.C.から車で約15分
クレジットカード
不可
公式サイト
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