
【岐阜1泊2日モデルコース】戦国武将の夢の跡を辿る、岐阜ロマン旅
合掌造りで知られる世界遺産・白川郷や飛騨高山、下呂温泉など多彩な魅力をもつ岐阜県。 歴史情緒あふれるまち並みや雄大な自然、伝統文化が息づくエリアとして、多くの旅人を魅了しています。 今回ご紹介する岐阜の旅は、戦国時代に想いを馳せる「歴史ロマン」がテーマ。 1日目は「水の都」とも称される城下町・郡上八幡を訪れ、2日目は織田信長が天下統一の拠点とした岐阜城と、「天下分け目の戦い」で知られる関ケ原をめぐります。
郡上八幡市街地の北東にそびえる八幡山の頂に位置する城。戦国時代末期の永禄2(1559)年に武将・遠藤盛数が戦のための砦を築いたのがその始まりだ。
現在の天守は昭和8(1933)年に大垣城を参考にして木造で再建されたもので、現存する木造再建城としては日本最古。白亜の城と四季折々の自然が織りなす景観は素晴らしく、司馬遼太郎の『街道をゆく』のなかでも感動を記されている。
4層5階建ての木造天守の内部では、郡上八幡城ゆかりの所蔵品を多数展示。最上階は展望フロアとなっており、城下町や奥美濃の山並みを一望することができる。来城記念には手漉き美濃和紙を使用した人気の御城印を(入城券売り場にて発行)。
また紅葉の名所としても有名で、例年11月にもみじまつりが開催されるほか、見頃に合わせて紅葉ライトアップや夜間特別開城も実施される。
新緑と空の青に白亜の城壁が美しく映える
石垣を含む城郭一帯は県史跡に、再建天守は市の重要文化財に指定されている
街並みが鮎の形に見えるという天守からの眺め
奥美濃屈指の紅葉の名所
朝霧に浮かぶ幻想的な光景から“岐阜の天空の城”としても話題に
御城印は通常版のほか、発行日限定の金版もある