元祖 勝浦式担々麺 江ざわ

勝浦発祥のご当地グルメとして、今や全国的な知名度を誇る「勝浦タンタンメン®」の元祖。創業は昭和29（1954）年、初代店主が四川の担々麺にヒントを得て発案したのがこの名物の始まりだそう。自家製ラー油入りの醤油スープをベースにミンチ肉や玉ねぎ、白髪ネギを加えて仕上げた麺料理は、刺激的な辛さが特徴で一口食べれば汗が吹き出すほど。地元の漁師や海女さんらが仕事を終えて、冷えた体を温めるのにぴったりということが評判を呼びじわじわと人気を集めていった。

味わいは辛みだけでなく、玉ねぎのやさしい甘みもほんのり感じることができるうえ、ミンチ肉のコク深さと食感もベストなハーモニーを紡ぐ。メニューは定番の担々麺（880円）をはじめ、つけ汁に麺をくぐらせる冷し担々麺（880円）、冬期限定のもつ担々（1210円）などがあり。辛さは通常から大辛まで好みのレベルをチョイスOKだ。

ちなみに勝浦市内には「勝浦タンタンメン®」を提供する店は数あれど、圧倒的な人気を誇る同店は平日であっても行列ができるのは日常茶飯事。時間帯によっては並ぶのを覚悟で訪れよう。