
山岳風景と日本の歴史を楽しむ!中部地方の人気観光スポット25選
山脈に囲まれた地域の多い中部地方には、雄大な自然景観や歴史を感じられるスポットなど、様々な魅力が詰まっている。 日本三大都市に選ばれることも多い愛知の「名古屋」や、富士山を望む絶景が点在する山梨・静岡など、訪れたくなるエリアが数多く存在する。 この記事では、中部地方を構成する5つの県の人気の観光スポットを紹介していくので、観光プランを立てる際の参考にしてほしい。
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親孝行の孝子物語が伝わる、日本の滝百選に選ばれた名瀑。
岐阜県の西南部・西美濃の養老山麓に位置し、自然あふれる広大な敷地内に「養老天命反転地」や「こどもの国」など多彩なレジャー施設を擁する養老公園。その最奥部にあるのが、公園のメインスポットとなる「養老の滝」だ。
落差約30m・幅約4mの養老の滝は、日本の滝百選に選定されている名瀑。岩角を打って流れ落ちる水は清らかで美しく、江戸時代には葛飾北斎がその雄麗な姿を浮世絵に描き残すなど、古くから多くの人に親しまれてきた。また“親孝行の息子が、酒に変わった滝の水をひょうたんに汲み、病気がちな父親に飲ませると元気になった”という「養老孝子物語」が伝わる滝としても知られている。
養老の滝入口駐車場から養老の滝までは歩いて約30分。滝へと続くルートには遊歩道や7つの橋が整備されており、春の桜や新緑、秋の紅葉など、四季折々の景色とともに散策が楽しめる。名水百選に選ばれている「菊水泉」や養老神社をはじめ、滝周辺にある孝子物語ゆかりの名所もあわせて巡りたい。
新緑シーズンの養老の滝
秋は紅葉との共演が見もの
孝子物語に登場する酒になった水=養老神社内「菊水泉」の湧き水ともいわれている
滝へと続く養老孝子坂の沿道には土産物屋や飲食店が立ち並ぶ
菊水泉を使用した「養老サイダー」は日本で最初のサイダー。復刻版を販売中だ
孝子物語にちなんだ養老町の名産、ひょうたんを使ったアートギャラリーも
呼吸新鮮空氣的好去處!