甲州夢小路

「甲州夢小路」は山梨の新しいランドマークとして誕生。明治～昭和初期の甲府城下町を再現しており、小江戸情緒にあふれている。移築した古民家や昔の建築様式に倣った建物の数々、石畳や水路などレトロな街並みが魅力となっている。

江戸時代～明治初期まで二百年もの間、使用されていた鐘楼を再現する形で、2013年に新造された「時の鐘」は、甲府駅前のシンボル的な存在。約15ｍの高さがあり、見上げるとそのスケールに圧倒される。ボタンを押して実際に鳴らす事が出来るので、鐘の音で当時に思いを馳せたい。

美術館や展示ギャラリーのほか、各種ショップが軒を連ねている。国内トップクラスと言われる甲州ワインが手に入る「甲州ワイン蔵」、葡萄ジュースやレーズンサンドの「葡萄屋Kofu」等、山梨の名産品・葡萄に纏わる商品に多く出会える。気軽に試飲（有料）できるテイスティングのショップもありおすすめだ。

和紙や紙小物のショップも見逃せない。千年の歴史を持つと言われる和紙は山梨の地場産業であり、おみやげとしても人気。

飲食店も充実しているので観光中の休憩場所としても便利。思わず写真を撮りたくなる街並みで、ぶらりと散策するだけでも楽しめる。甲府駅から近いので、旅の途中や終わりにも是非立ち寄りたいスポットのひとつだ。