足立美術館

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足立美術館

日本画のコレクションと日本一の庭園で国内外の注目を集める。

4.07 2

更新 :

島根県安来市出身の実業家、足立全康によって設立。横山大観、竹内栖鳳、上村松園、橋本関雪、榊原紫峰といった近・現代日本画コレクションを中心に陶芸や木彫など約2000点を収蔵、順次公開している。特に横山大観の作品は約120点を数え、「大観美術館」と呼ばれるほど。特別展示室では、常時約20点の大観の作品が見られる。

日本庭園も見事であり、米国の日本庭園専門誌による庭園ランキングでは、2003年から連続で日本一に輝く。美術館を取り囲むように、主庭の枯山水庭、苔庭、池庭などが配され、その規模は5万坪と広大だ。横山大観の名作をイメージして作庭された白砂青松庭は名高い。

「庭園もまた一幅の絵画である」という足立全康のポリシーにより、専属の庭師らと職員が毎朝約1時間かけて手入れを行う。床の間の壁をくりぬき、庭園を一枚の掛け軸や絵画として鑑賞できる「生の掛軸」「生の額絵」は必見だ。

作品は年に4回の展示替えを行い、季節ごとに異なる作品を楽しめる。北大路魯山人の陶芸や書画も多く所蔵し、2020年には新施設「魯山人館」がオープンした。

ポイント

  • 横山大観をはじめとした日本画のコレクションを多数収蔵展示。
  • 手入れの行き届いた広大な日本庭園で日本一に。
  • 庭園を室内から切り取った「生の掛軸」「生の額絵」が見られる。
  • 2020年に北大路魯山人の作品だけを展示する「魯山人館」がオープン。

写真

  • 窓枠を額縁に見立てて「生の額絵」として眺める主庭の枯山水庭

    窓枠を額縁に見立てて「生の額絵」として眺める主庭の枯山水庭

  • 大観の作品の中でも最も絢爛豪華な作品「紅葉」は、毎年秋季限定で公開

    大観の作品の中でも最も絢爛豪華な作品「紅葉」は、毎年秋季限定で公開

  • 白砂青松庭からは、大観の作品をイメージした「亀鶴の滝」を望む

    白砂青松庭からは、大観の作品をイメージした「亀鶴の滝」を望む

口コミ

2
  • Sunny Liu

    每個來參觀庭園的遊客都對此處環境讚不絕口。

  • Hanako Angela

    很漂亮的地方,不愧為日本第一庭園。

合わせて読む

基本情報

日本語名称
足立美術館
郵便番号
692-0064
住所
島根県安来市古川町320
電話
0854-28-7111
定休日
無休(新館のみ展示替えのため休館日あり)
※詳しい情報は公式サイトをご参照ください。
営業時間
4~9月 9:00~17:30、10~3月 9:00~17:00
料金
大人2,300円、大学生1,800円、高校生1,000円、小中学生500円
アクセス
1) JR「安来」駅から無料シャトルバスで約20分
2) 山陰道安来ICから車で10分
クレジットカード
使用可
公式サイト
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