東日本大震災・原子力災害伝承館

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

東日本大震災・原子力災害伝承館

東日本大震災や原子力災害の記録と教訓を未来へ継承・発信し、世界と共有。

3.58 1

更新 :

3.11東日本大震災による 東京電力福島第一原子力発電所事故で、未曽有の複合災害を経験した福島県双葉町に、2020年に開館した震災伝承施設。原子力災害の経験と教訓を広く国内外に伝える情報発信施設としての役割を担う。

展示の導入部はシアター形式で、震災前の生活からはじまり、地震・津波の発生、原発事故に伴う住民避難などの映像が、床面を含む7つのスクリーンに映し出される。展示は時系列に従い、写真や映像などを多用することで臨場感を以て(もって)解説されている。原発事故により、突然平穏な日常を奪われてしまった人々の証言や思い出の品などの県民の想いを伝える展示が続き、復興への取り組みなど福島の未来を考えさせる展示で締めくくられる。

また伝承館は、団体向けの語り部講話やフィールドワーク等の研修の場としても利用されるほか、災害経験者による定期の語り部講話も毎日行われている。

ポイント

  • 当時の過酷な状況を物語る「実物資料」展示に加え、デジタルコンテンツによる「証言映像」によって、震災当時の出来事を、臨場感をもって感じることができる。
  • 震災当時の状況や避難の経験を語る「語り部講話」や、現地を視察するフィールドワークなど(別途有料)の研修プログラムを体験することで、災害を自分事として考えることができる。
  • 事故直後の発電所の状況、長期かつ広域の住民避難、放射線による県民生活への影響など、原発事故に係る資料を多数展示している。
  • 施設だけでなく、来館するまでのアクセス途中に現在の福島の姿、現状を見ることができる。
  • 原子力災害に見舞われた福島の「影」の部分は勿論のこと、困難や逆境を乗り越え、復興に挑戦する「光」の部分にも焦点を当てた展示内容となっている。

写真

  • 外観図(真正面から)

    外観図(真正面から)

  • プロローグシアター。展示の導入部として、震災・原発事故・復興、そして未来のことについて考える

    プロローグシアター。展示の導入部として、震災・原発事故・復興、そして未来のことについて考える

  • プロローグシアターから2F展示室へとつながるスロープ。炭鉱から始まるエネルギーの変遷、そして震災・事故を経て復興までを時系列でまとめた年表に

    プロローグシアターから2F展示室へとつながるスロープ。炭鉱から始まるエネルギーの変遷、そして震災・事故を経て復興までを時系列でまとめた年表に

  • 外観図(斜め左から)

    外観図(斜め左から)

  • 津波の恐ろしさを伝える展示物

    津波の恐ろしさを伝える展示物

口コミ

1
  • Emily Wang

    相當有紀念意義,引入沉思🙏

基本情報

日本語名称
東日本大震災・原子力災害伝承館
郵便番号
979-1401
住所
福島県双葉郡双葉町大字中野字高田39
電話
0240-23-4402
定休日
火曜(祝日の場合は翌平日休)、年末年始
営業時間
9:00〜17:00(入場は16:30まで)
料金
大人600円 小中高300円
アクセス
JR「双葉」駅からシャトルバスで6分
クレジットカード
使用可
公式サイト
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