
【エリア別】福岡を満喫したいなら訪れるべき人気観光スポット25選
全国的に有名なご当地グルメをはじめ、自然や歴史文化など様々な魅力を持つ「福岡」。 訪れるからには、グルメに舌鼓を打ち、歴史に触れ、街歩きや自然も存分に楽しみたいと考える人も多いだろう。 この記事では、福岡の気候やアクセスといった旅の基本情報から、エリア別の人気観光スポット、ご当地グルメ、季節ごとのお祭りやイベントまで詳しく紹介。

福岡市と北九州の中間に位置する福津市にある「宮地嶽神社」は全国にある「宮地嶽神社」の総本宮。創建は約1700年前で、主祭神に「神功皇后」を祀る。古事記や日本書紀には神功皇后が戦の前、この山頂から開運を祈ったとされ、以来、“何事にも打ち勝つ開運の神”として信仰され続けている。
境内には約300年前に出土した日本一の大きさを誇る横穴式石室を有する古墳「宮地嶽古墳」があり、黄金をあしらった出土品が多く見つかった。そのうち20数点は国宝に指定されている。この地を支配した阿曇族の繁栄と富を象徴する品でまさに“地下の正倉院”といえる。
必見なのが「三つの日本一」。直径2.6m、長さ11m、重さ3トンの「大注連縄」は圧巻の大きさだ。二つ目は「大太鼓」。直径2.2メートルの太鼓は牛の一枚皮で作られている。毎年元旦を告げる午前0時に打ち鳴らされ、その音は2㎞先まで届くといわれている。最後は「大鈴」。450㎏もある銅製の鈴があり、どちらも崇敬者の方から奉納されたものだとか。
また、近年話題なのが「光の道」。神社の参道から真っ直ぐのびた先に夕陽が沈み、宮地嶽と西方浄土が繋がり一本の「光の道」のように見える奇跡の絶景を見に多くの人が訪れている。この光景が見られるのは年に2回。2月20日と10月20日の前後で、気候条件が揃った時のみ、幻想的な光景を楽しめる。

大注連縄のある拝殿

大注連縄は毎年掛け替えられる

和牛の一枚皮でつくられている

大鈴。現在は鈴堂に保管されている

航空会社のCMで使われた「光の道」
よくある質問に対する掲載施設の回答です。
Q
三つの日本一とは?
一つめの日本一:大注連縄。直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンの日本一の大注連縄です。
二つめの日本一:大太鼓。直径2.2メートルの日本一の大太鼓です。
三つめの日本一:大鈴。重さは450kgもある銅製の大鈴です。