【秋吉台の観光ガイド】雄大な自然景観と神秘的な洞窟を楽しもう
日本最大級のカルスト台地が織りなす雄大な自然景観と、日本屈指の鍾乳洞で冒険を楽しめる「秋吉台」。 スケールが大きいだけに、どこで何を楽しめば良いか迷ってしまうかもしれない。 この記事では「秋吉台」の魅力を満喫するために知っておくべき情報と、合わせて訪れるべきスポットを紹介しよう。
別府厳島神社の境内にある周囲約40mの池。池の北西にある花尾山から湧き出る地下水が断層沿いに流れ、長い歳月をかけてろ過されて透明度が高い水となっているといわれている。
カルスト地帯特有の摂氏14度の清冷な水は、透き通ったコバルトブルーのグラデーションが美しく幻想的な雰囲気。昭和60(1985)年には、環境庁の「日本名水百選」にも選定されている。ありがたいことにペットボトルなどの容器を持参すれば無料で持ち帰ることもできるので、味わってみるのもいい。
近年は、こちらの水を飲むと長生きができ、財宝を授かるという言い伝えがあり、パワースポットとしても人気に。また、マスの養殖にも使用されており、併設されている美祢市養鱒場釣り堀では、ニジマス釣りを楽しめる。
もともとは、太古の昔、開墾したものの水不足に悩む長者が、夢のお告げのとおり弁財天を開いたところこの池が発見されたという伝説がある。そのため、毎年秋にはこの水に感謝の気持ちを込め、「別府念仏踊り」が奉納されている。