壮大な自然の景色と歴史文化を楽しむ!山口の厳選観光スポット19選
全国でも有数の長さを誇る海岸線を持つ、山口県。 瀬戸内海と日本海に面しているため、瀬戸内海に沈む美しい夕陽、奇岩や断崖などの迫力ある景観が広がる日本海と、海が持つ二つの表情を山口県内だけで見られる。 幕末ゆかりの史跡や国宝など、日本の歴史文化を感じられる観光スポットも多く、一日では回りきれないほど。 異なる表情を持つ二つの海と歴史文化に恵まれた山口県の見どころを、厳選して紹介していこう。
600年以上の歴史があり、神のお告げで発見されたという長門湯本温泉。そんな山口県を代表する温泉街に令和2(2020)年オープンしたのが、星野リゾートが全国に展開する「界 長門」。江戸時代の武家文化を体現した「藩主の御茶屋敷」がコンセプト。美しい緑に囲まれ静かに流れる音信川に沿ってたたずんでいる。
客室は地域らしさあふれる「ご当地部屋」。藩主が休む寝台のようにと一段高くなったベッドルームや、格子状の囲いが高貴な雰囲気で、さらに地元の伝統工芸である徳地和紙、萩焼、萩ガラス、大内塗りなどがあしらわれ、本来のあたたかさを生かしつつモダンな仕上がりに。
温泉は、湯温が高い「あつ湯」と源泉かけ流しの「ぬる湯」がある内風呂が2つと露天風呂が1つ。岩盤から染み出る源泉を引いた宿の湯は、アルカリ性が強めで化粧水のようにとろりとした泉質が特徴だ。
中庭から「あけぼの門」を通れば、温泉街へともすぐにアクセス可能。四季折々の自然を感じながら、ゆっくりそぞろ歩きを楽しむのもおすすめ。