阪神間の灘地域は、古くから日本酒の醸造が盛んに行われており、いわゆる“灘五郷”と呼ばれる老舗の酒造が数多く存在する。その多くが展示施設や試飲のできる直営店などを運営し、酒蔵めぐりのイベントもしばしば開催されている。
菊正宗酒造記念館は1960年の開館。菊正宗酒造の創業家である本嘉納家本宅屋敷内に建てられた、1659年築の酒蔵を移築し、酒造用具などを展示していた。しかし、1995年の阪神・淡路大震災で建物が全壊する。幸いにも所蔵品の多くが無事であったため、建物を再建して1999年に再オープンした。
記念館では、国の重要有形民俗文化財に指定されている「灘の酒造用具」が展示され、酒造りの歴史や文化について学ぶことができる。もちろんショップや唎酒コーナーも設置され、日本酒だけでなく、オリジナルグッズや酒まんじゅう、酒蔵ソフトクリームなども販売されている。
ポイント
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1659年創業の老舗、菊正宗酒造の記念館。
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現在の建物は震災後の1999年に再建されたもの。
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所蔵する酒造用具は国指定重要有形民俗文化財。
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ショップや唎酒コーナーも充実。
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灘五郷の酒蔵をめぐるイベントも随時開催されている。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 菊正宗酒造記念館
- 郵便番号
- 658-0026
- 住所
- 兵庫県神戸市東灘区魚崎西町1-9-1
- 電話
- 078-854-1029
- 定休日
- 12月30日~1月4日
- 営業時間
- 9:30~16:30
- 料金
- 無料
- アクセス
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1)六甲ライナー「南魚崎」駅から徒歩で2分
2)阪神電鉄「魚崎」駅から徒歩で10分 - クレジットカード
- 使用可
- 公式サイト
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