足尾銅山

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

足尾銅山

400年の歴史を持つ、日本一の鉱山の中心を当時のままに保存した博物館。

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更新 :

1973年の閉山まで約400年にわたって稼働していた「足尾銅山跡」。国の史跡にも指定されている。始まりは1610年、備前楯山で銅が発見されたことから江戸幕府直営の銅山として栄えた。1871年には民営化され、日本の近代化を下支えする産業となった。20世紀初頭には日本の銅産出量の40%を担うまでになったという。

ただし、発展の裏では山林の伐採や精錬向上から出る煙による大気汚染、水質・土壌汚染などが引き起こされ、負の遺産も多く残した。

閉山後の坑道を一部開放した足尾銅山では、日本の発展を支えた足尾銅山の歴史の光と影について学べる。トロッコ電車に乗って全長約460mの薄暗い坑道に入ると、採掘の様子が年代ごとに人形展示されており、いかに厳しい労働だったかがわかる。

ほかにも敷地内には銅資料館や鋳銭座などの展示施設があり、鉱石から銅になるまでの過程や足字銭の製造過程を学ぶことができる。

ポイント

  • トロッコ電車で全長約460mの坑道へ入ることができる。
  • 鉱石採掘の様子がリアルな人形で見られる。
  • 日本の近代化の過程も見られる歴史資料館も。
  • 敷地内には、銅製品のおみやげを買えるレストハウスがある。

写真

  • 当時の雰囲気をそのまま残す薄暗い坑道

    当時の雰囲気をそのまま残す薄暗い坑道

  • トロッコ電車に乗って坑道へと進む

    トロッコ電車に乗って坑道へと進む

  • 坑内はひんやりと肌寒い

    坑内はひんやりと肌寒い

  • 鉱石から銅になるまでの過程が学べる資料館

    鉱石から銅になるまでの過程が学べる資料館

  • 当時の採掘の様子がわかるリアルな人形展示

    当時の採掘の様子がわかるリアルな人形展示

口コミ

1
  • ps.yuanyuan33

    把已經停採的廢棄銅礦坑,打造成為觀光景點,原本採礦用的軌道可以搭乘觀光小火車,雖然不很長但也是一種難得體驗。

基本情報

日本語名称
足尾銅山
郵便番号
321-1514
住所
栃木県日光市足尾町通洞9-2
電話
0288-93-3240
定休日
無休
営業時間
9:00~17:00(トロッコ最終16:15)
料金
大人830円、小・中学生410円
アクセス
JR・東武「日光」駅から市営バスで約50分
クレジットカード
使用不可
公式サイト
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