【太宰府の人気観光スポット8選】古代日本に栄えた歴史と文化が残る街
「太宰府」には「太宰府天満宮」を筆頭に、神社仏閣や史跡が数多く点在している。 街全体が歴史情緒に溢れ、常に国内外の観光客で大きな賑わいを見せる。 この記事では、「太宰府」で人気の観光スポットやお勧めの観光シーズンなどを紹介するので、参考にしながら「太宰府」を巡ってみてほしい。 風情のある「太宰府」の街並みや観光スポットを通して、日本の歴史文化に触れられるはずだ。
神社の建立は16世紀初め、応神天皇をご祭神とし、坂本地区の土地神、産土神として崇拝される。この神社は、元号「令和」にゆかりがあることで全国にその名が知られるようになった。
近くに奈良時代に置かれた大宰府政庁跡があり、社域周辺は大宰府政庁跡に赴任していた万葉の歌人・大伴旅人の邸宅があったと伝わる。大伴旅人は「梅花の宴」を開き、そこで詠まれた「32首の歌」の序文に書かれた「初春令月、気淑風和」から元号の「令和」が採用された。
境内には「令和」の石碑や旅人の歌碑が立ち、神社では元号「令和」を記念するお守りや旅人が催した「梅花の宴」をモチーフにしたお守りなどが授与されている。元号が変わった日や翌年の年始には、この神社の御朱印を求めて長蛇の列ができたほどで、今でもたくさんの参拝客が訪れている。
令和の石碑の文字は、新元号発表の時に官房長官が掲げた額の揮毫者である茂住修身氏の筆跡を彫ったもの。