呼子朝市

かつて捕鯨で栄えるなど、昔から日本有数の港町として知られる呼子。大正時代から続く「呼子朝市」は100年以上の歴史があり、石川県の輪島、岐阜県の高山と並ぶ日本三大朝市の一つに数えられている。

呼子港からすぐそばの約200mの朝市通りに、朝7時30分から12時まで、50軒近くの露店がズラリと並ぶ様子は圧巻！トロ箱に自家製のイカの一夜干しや魚の干物、新鮮な野菜や果物などが並び、元気のいい店のおばちゃんたちの呼び声が上がって活気のある雰囲気だ。とれたての海山の幸を手頃な価格で購入できるとあって、いつも地元の客と観光客で大にぎわい。

おすすめの食べ方を聞いたり、値段交渉したり、店の人との会話も朝市の大きな魅力だ。できたてアツアツのイカしゅうまいや天ぷら、イカプレスせんべいなどを食べ歩きしながら、呼子みやげをたっぷり買って帰ろう。買った海産をその場で焼いて食べることもできるように七輪を置いている店もある。