
温泉だけじゃない!多様な魅力を遊び尽くす大分旅行ガイド
日本で最も温泉が多い県として有名な大分だが、その魅力は温泉だけではない。 豊かな自然が織りなす絶景や歴史文化を感じられる観光スポット、バリエーション豊富なご当地グルメなど、多くの魅力を持つ。 そんな大分の魅力を満喫してもらうために、この記事ではモデルコースをはじめ、大分の魅力やご当地グルメ、エリア別の魅力と見どころなどを詳しく紹介する。
別府湾沿いにあり、別府八湯のひとつである亀川温泉は、無色無臭で肌にやさしい単純温泉や保温効果の高い塩化物泉が多く湧く。
亀川温泉の名物といえば、砂に埋もれて温まる砂湯。老廃物を排出し新陳代謝を促すデトックス効果があるとされ、江戸時代から行われていたという記録も残る。かつては民間の砂浴場もあったが、現在亀川温泉に残るのは市営の「別府海浜砂場」のみ。専用の浴衣に着替えて砂場に横たわると、砂かけさんとよばれる係の人が頭を残して全身に砂をかけてくれる。波の音を聞きながらじっとしていると、体がぽかぽかし始め、全身から汗がふき出してくる。10~15分ほど汗をかいたあと、浴場で砂と汗を流すと、すっきりとリフレッシュしている。
一方、通常の温泉施設で人気があるのは、「浜田温泉」。唐破風造りの風情あるたたずまいの共同浴場で、地元の人からも愛されている。
カラフルなパラソルが刺さる砂浴場は、亀川温泉の象徴的な光景
水平線を眺め、波の音を聞きながらのんびりとしたひと時を過ごせる
肩こりなど体の辛い症状を伝えれば、それに応じた砂のかけ方をしてくれる
砂が熱すぎたり、苦しく感じるときは我慢せず砂かけさんに伝えよう
早朝から開いている浜田温泉