金持神社

全国でもたったひとつしかない、縁起のよい名前で知られる神社。国土経営、開運、国造りの神様である天常立尊、八束水臣津努命、淤美豆奴命を御祭神として祀っている。

開運伝説があり、宝くじ愛好家や自営業者が金運招福や商売繁盛を祈願しに数多く訪れる。「黄色いハンカチ」、「万札入り扇子」、「開運財布」などの縁起物があり、黄色いハンカチは特に人気の縁起物。役目を終えた古い財布のお祓いとお焚き上げの受付も金持神社札所(売店)で行ってくれる。

境内には、鳥取県銘木100選に指定された「サワラ」「チャンチン」の木があり、どちらも樹齢600～700年余りとされる。特にチャンチンは鳥取県に１本しかない珍しいセンダン科の薬木で、中国から薬用のために渡ってきたといわれている。

拝殿には、濱田珠鳳氏、三枝美津子氏による貴重な日本画が奉納展示されているので、ぜひ見ておこう。