よしが浦温泉 ランプの宿

昔は船でしか行けなかった、奥能登の最先端にたたずむ秘湯。自然界のパワーが集まっているとの言い伝えから“聖域の岬”と呼ばれる敷地内には、青の洞窟、パワーホールなどが点在し、まさに神秘の光景に包まれた滞在が体験できる。

全室オーシャンビューの客室は木の梁や畳が美しい純和室から温泉バスルーム付き洋室、露天風呂付きの部屋、舟屋建築を再現した断崖直下の離れまで計9タイプ。通常2人以上での受付が多いなか、大人の贅沢一人旅プランもある。夕暮れになると客室棟にはランプが灯り、辺り一面幻想的な雰囲気に。もともと電気が通っていない秘境だったためランプを使っていたが、電気が通るようになった今でも当時の雰囲気を大切に残している。

料理は、能登半島ならではの海や山の幸を季節に合わせて提供。世界農業遺産に認定された奥能登を代表する高級食材で幻の黄金ブランドであるのど黒やアワビ、能登フグ、能登牛などを使った特別メニューもある。

絶景自慢の露天風呂は男女各1か所ずつ。ほかに独立一棟型の貸切風呂もあり、目の前は海、天井はガラス張りという開放感たっぷりのプライベートな空間で、景色と温泉の両方をゆったりと楽しめる。