天神駅からたった2駅という福岡市街地に位置しながら、大きな池を中心にした豊かな自然が広がり、市民の憩いの場として愛されている「大濠公園」。
公園の総面積39.8haの半分以上を占める池は、黒田長政が福岡城を築城する際に外濠として利用したもの。池の中央部に点在する「中の島」には4つの橋が架けられており、その橋を渡って池を横断することができる。池の周囲は約2kmの周遊道として整備され、散策はもちろん、ランニングやサイクリングコースとして人気が高い。
公園内の「ボートハウス大濠パーク」は2015年オープンの複合施設。ボートハウスに加え、カフェやベーカリー、フレンチレストランが入り、水辺の景色とともにグルメを楽しめる。また、2020年にオープンしたショップ兼レンタルスペース「大濠テラス」も話題である。
周囲には公園の開園50周年を記念して作られた日本庭園をはじめ、能楽堂や福岡市美術館があり、福岡市におけるカルチャー発信スポットにもなっている。
ポイント
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レンタルボートは定番のスワンや手漕ぎタイプがスタンバイ。
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夜には「中の島」の東側全体がLED照明でライトアップされる。
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池を囲む周遊道は散策やランニングなど、用途に応じてレーンが設定されているので利用の際には注意を。