おきみゅーの愛称で親しまれている、博物館と美術館が一つになった県内最大の文化施設。
博物館では、「海と島に生きる」をテーマに掲げ、沖縄の自然や歴史、文化を紐解いていく。足元に珊瑚礁を配したアプローチに始まり、琉球王国の誕生から滅亡、そして戦後の沖縄から未来までを学ぶことができる。また、伝統的な高倉・民家がある屋外展示もみどころのひとつだ。
一方の美術館では、沖縄の風土が育んだ油画や水彩画といった絵画や彫刻などの立体芸術、さらに映像芸術(映画、映像作品等)にも注目し、近現代美術を中心に日本及びアジア諸国の美術作品を展示。
博物館・美術館の収蔵資料をもとにしたオリジナルグッズや伝統工芸品を販売するミュージアムショップ『ゆいむい』、沖縄の食材にこだわったメニューなどが楽しめるミュージアムカフェ『カメカメキッチン』もぜひ訪れたいところ。
ポイント
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全国的にも珍しい、博物館と美術館が一つになった複合施設。
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沖縄の城(グスク)をイメージした雄大な施設デザイン(2008年グッドデザイン賞受賞)。
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博物館は約100,000件、美術館では約4,800件の資料を収蔵。
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博物館では、沖縄の自然や歴史、文化を紐解いていく。
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美術館では、沖縄や沖縄にゆかりある作品が鑑賞できる。