佐世保から西約55kmのところにある「中通島」は、美しいリアス式海岸が広がる離島。16世紀ごろからキリスト教信仰が根付き、今もなお島の各所に関連スポットが残っている。教会も数多く、その中でももっとも有名なのがこちらの「青砂ヶ浦天主堂」。涼やかな海風が吹きこむ小高い丘の上にそびえ立っており、堅牢なレンガ造りの建物を建設の際は、信徒らがレンガを背負って労働奉仕したという。
設計したのは地元出身の建築士・鉄川与助氏。外観は全体的に均整のとれたフォルムが際立っていて、教会内は梁の曲線を生かした高い天井を誇り、設置されたステンドグラスを通して外光が差し込む。国の重要文化財に指定されている現在の建物は3代目で、2010年には献堂100周年を迎えた。
イエス・キリストの生誕を祝うクリスマスシーズンには、イルミネーションでデコレーションされ、冬の風物詩として大勢の観光客が訪れる。なお内部のカメラ撮影はできないのでご注意を。
ポイント
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美しいリアス式海岸が広がる離島に立つ教会。
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堅牢なレンガ造りの建物は地元の建築士が設計した。
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2010年に献堂100周年を迎えた。
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クリスマスには幻想的なイルミネーションに包まれる。
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内部のカメラ撮影は一切できない。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 青砂ヶ浦天主堂
- 郵便番号
- 857-4402
- 住所
- 長崎県南松浦郡新上五島町奈摩郷1241
- 電話
- 0959-42-0964(新上五島町観光物産協会)
- 定休日
- 不定休
- 時間
- 9:00〜17:00
- 料金
- 無料
- アクセス
- 西肥バス「教会前」下車、徒歩約1分
- 備考
- 写真掲載については長崎大司教区の許可をいただいています。
- 公式サイト
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