沖縄第一ホテル

2011年に国際通りからも近い一銀通りに移転オープンした沖縄第一ホテルは1955年創業の老舗ホテル。琉球風の石垣とアンティークの調度品に囲まれたホテルはツインやシングル、和室など全5室。小規模ながら細やかなサービスで多くのリピーターを獲得している。

こちらに宿泊した際に最も印象に残るのが、テーブル一杯にズラリと並ぶ品数豊富な薬膳朝食だろう。沖縄で採れる旬の島野菜をメインに約50品目の素材を使い、ドリンクを含めなんと約20種のメニューが毎日用意される。沖縄の伝統的な食文化をよく知る女将が腕をふるい、最低限の調味料で素材を活かして作った料理はボリュームがありながら600kcal以下と非常にヘルシー。

沖縄の作家による焼き物や書が飾られた食事会場の雰囲気もゆったりと食事を楽しめると評判。1時間に3組ずつの案内で、前日までに予約すれば宿泊客以外でも食事が可能だ。夜は本格的な沖縄宮廷料理のコースを味わうことができる。