スタジオジブリ作品の世界観に浸れる注目スポット。「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の5エリアから成る。
2024年に開園した「魔女の谷」は、『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』など、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたエリア。『魔女の宅急便』の主人公キキが育った家「オキノ邸」をはじめとする建物は、内部も観覧可能(一部の建物は後述のジブリパーク大さんぽ券プレミアム対象)。同じく『魔女の宅急便』に登場する「グーチョキパン屋」では、実際にパンを購入することもできる。高さ約20メートルの「ハウルの城」も存在感抜群で、カルシファーの炉がある居間やハウルの寝室も必見。ほかにも、メリーゴーランドなどの遊具や、レストラン、ショップもあり、エリア全体をひとつの街として楽しむことができる。
「もののけの里」には『もののけ姫』に登場する里山の風景が広がる。「タタリ神」の大きなオブジェや「乙事主」の滑り台に加えて体験学習施設「タタラ場」もあり、作品の世界に引き込まれる。
「ジブリの大倉庫」は、映像展示室や企画展示、ショップ、カフェなど、"ジブリ"がぎゅっと詰め込まれた空間。映画『天空の城ラピュタ』のロボット兵が佇む「天空の庭」や、『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の執務室である「にせの館長室」などの展示を楽しむことができる。2024年からは『君たちはどう生きるか』に登場する青サギやインコマンをはじめとする展示も新たに加わったので必見だ。
「青春の丘」には19世紀末の空想科学的な世界観をもとにしたエレベーター塔が。『耳をすませば』に登場するアンティークショップ「地球屋」や『猫の恩返し』の「猫の事務所」などもあり、映画の世界観が表現されている。
また、「どんどこ森」には2005年に開催された「愛・地球博」の際に建てられた「サツキとメイの家」を引き続き楽しめるほか、トトロを模した木製遊具「どんどこ堂」があり、『となりのトトロ』の世界が広がる。
チケットは3種類で、日にち指定の予約制。詳細に関しては公式HPを確認しよう。
まず、「ジブリパーク大さんぽ券」は5エリアすべてを巡ることができるスタンダードなチケット。購入時に「ジブリの大倉庫」の入場時刻を選択する必要がある。次に「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」は5エリアをすべて巡れるほか、地球屋、サツキとメイの家、オキノ邸、ハウルの城、魔女の家の5つの建物の内部に入って観覧できる。最後に「ジブリパークさんぽ券」は「ジブリの大倉庫」を除く屋外4エリアを巡ることができる(ジブリパークさんぽ券のみ、「魔女の谷」は午前・午後の入場時間指定あり)。
ポイント
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「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の5エリアから成る。
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スタジオジブリ作品の世界を感じられる展示や仕掛けがパーク内の随所に。
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2024年に「魔女の谷」開園し、5つのエリアがそろった。
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チケットは3種類ありいずれも予約制。来場前に公式HPをチェックしよう。