稲穂祭〜きつねの嫁入り〜

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稲穂祭〜きつねの嫁入り〜

良縁に恵まれると伝わる伝説の奇祭。

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更新 :

毎年11月3日に山口県下松市の「法静寺(ほうしょうじ)」で行われている奇祭で、参加すると良縁に恵まれると伝わる。祭りのメインはきつねに扮した人びとの婚礼行列が町を練り歩く「きつねの嫁入り」。白狐のお面を被った新郎新婦が乗る人力車を先頭に、紋付袴姿の親族や髪結い、腰元などが続く。新郎新婦の正体はスタッフにさえ秘密というミステリアスさもおもしろい。

祭りの歴史は古く、法静寺に伝わる不思議な言い伝えが起源。江戸中期、法静寺の住職が数珠を失くし、その数珠を届けてくれたきつねの夫婦の亡骸を手厚く葬ったという。それ以降、寺を参ると失せ物やたずね物が見つかると伝わるようになった。そんな言い伝えが「きつねの嫁入り」の行列として形を変えて現在まで受け継がれている。

婚礼行列は法静寺境内にある花岡福徳稲荷社から始まり、周防花岡駅までの旧街道をゆっくりと練り歩く。周防花岡駅では新郎新婦を囲んで稲荷音頭を踊り、その後は再び法静寺方面へ。行列終了後、近くの花岡公民館で三々九度の儀式を行い、餅まきが振る舞われる。この一連の儀式はすべて一般客も観覧可能だ。

ポイント

  • 法静寺で行われている祭りで、メインは婚礼行列が練り歩く「きつねの嫁入り」。
  • きつねの夫婦にまつわる伝説から生まれた儀式。
  • 行列に参加すると良縁に恵まれると伝わる。

写真

  • 毎年600名ほどが行列に参加する

    毎年600名ほどが行列に参加する

  • 新郎新婦や親族は「新婦」「新郎の父」などと役割の札をつける

    新郎新婦や親族は「新婦」「新郎の父」などと役割の札をつける

  • 夫婦の正体は知るのは住職と髪結いのみ

    夫婦の正体は知るのは住職と髪結いのみ

口コミ

1
  • 李祥青

    稻穗祭一場為了祈求五穀豐收的祭典哦。另有舉行狐狸出嫁隊伍的遊行儀式,在祭典上,披著狐狸面具主角是白狐的新郎新娘的花轎並排搖晃著~後面跟著隊伍都是親戚以及聘禮~很有趣啦

基本情報

日本語名称
稲穂祭〜きつねの嫁入り〜
電話
0833-43-4500(花岡福徳稲荷社)
開催日
11月3日
アクセス
JR「周防花岡」駅から徒歩約10分
公式サイト
公式サイト