札幌の中心部から公共交通機関で約20分、今なお原始林が保護されている標高531mの山。アクセスの良さも手伝って、地元民らの憩いのスポットとしても愛されている。
山頂の展望台からは、石狩平野を見下ろせるほか、はるか向こうに石狩湾の海景色も一望できる。日中の雄大な眺めもさることながら、とりわけ夜景の美しさがすばらしく「日本新三大夜景」にも選出されている札幌市の夜景を360度余すことなく楽しめる。夕闇にきらめく街の明かりやイルミネーションが目の前に広がる大パノラマは、札幌イチの絶景との呼び声も高い。
山頂へは片道約1~2時間ほどの行程で、ビギナー向けの5つの登山コースを用いるのが便利。コース内は野鳥がさえずり、多彩な樹木&花々、リスやキタキツネなどの小動物との出会いも楽しみだ。
登山以外にロープウェイとミニケーブルカーを乗り継いで移動できるほか、自動車道を活用すればレンタカーやタクシーなどでスムーズにアプローチすることも可能。冬季は山頂の南東エリアに「札幌藻岩山スキー場」がオープンする。
ポイント
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札幌の中心部から気軽にアクセスできる場所にそびえる標高531mの山。
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原始林が保護されており、小動物や季節の花々と出会うことができる。
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ビギナー向けの5つの登山コースがスタンバイ。登頂時間は片道約1~2時間ほど。
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ロープウェイ、ミニケーブルカーでスムーズにアプローチも可。
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雪が積もる冬のシーズンはスキー場がオープン。