湯の山温泉

御在所岳の山麓に広がる自然豊かな温泉地。渓谷を流れる三滝川沿いに旅館やホテルが点在し、周辺エリアの観光拠点として賑わいを見せる。開湯は奈良時代の718年と古く、鹿が傷を癒したという伝説から「鹿の湯」の名でも呼ばれている。

アルカリ性ラジウム泉の温泉は美肌効果が高く「美人の湯」としても評判。リゾートホテルや老舗旅館、コテージ風の山小屋など様々なタイプの宿泊施設が揃い、旅のプランに合わせて選択可能。有名シェフやパティシエがプロデュースする飲食店やいちご狩りハウスなどが集まる複合リゾート「アクアイグニス」も話題。

温泉地の中心部には「御在所ロープウエイ」の山麓駅があり、標高1,212mの山上駅までゴンドラで約15分。春の花や夏の新緑、秋の紅葉、冬の樹氷など四季折々の山の自然と抜群の眺望を気軽に楽しむことができる。他にも緑に囲まれた渓流沿いの公園や縁結びの社寺として人気の三嶽寺など、周辺には観光スポット多数。毎年10月初旬には火炎みこしが温泉地を練り歩く祭事「僧兵まつり」も開催される。