蔵の街遊覧船

栃木市の中心部を流れる巴波川（うずまがわ）を、風流な小舟で巡る遊覧船。幸来橋から瀬戸河原公園の約300ｍを往復する航路を、約30分かけて運行する。江戸時代を思わせる蔵が立ち並ぶ情緒ある街並みを、小舟でゆったり進めば旅情も最高潮。

乗船中は、話し上手な船頭が竿を操りながら、栃木市や巴波川の歴史などを紹介。時にはユーモアを交えて、言葉巧みに地域にまつわる話や江戸川下りの変遷を案内してくれる。最後には、「栃木河岸船頭唄」を披露。小江戸と呼ばれる情緒豊かな栃木の街を存分に満喫できる。

3～5月に開催される「うずまの鯉のぼり」では、1,000匹以上の鯉のぼりが川の上で元気に泳ぐ姿が楽しめる。舟の上から仰ぎ見る鯉のぼりは、地上とはまた違って情緒たっぷり。8月上旬の「蔵の街サマーフェスタ」では、巴波川沿いに並んだ行灯が水面に映る幻想的な風景が広がる。