磐梯熱海温泉

福島県のほぼ中央に位置する温泉地。五百川沿いにあり、郡山の奥座敷ともいわれている。県内はもとより県外からのアクセスも良好で、福島県内の観光拠点として人気の温泉リゾートだ。

開湯800年以上の歴史を持ち、古くから美人をつくる名湯として親しまれてきた磐梯熱海温泉。その理由は、こちらの温泉特有の「とろとろ感」が体感でき、肌がツルツルになること。この「とろとろ感」はお湯そのものの滑りがあるのではなく、湯と肌の古い角質が反応することで生まれるもの。磐梯熱海温泉のpH値は9.1で、一般的な石鹸とほぼ同じ値となっている。肌の汚れが落ちやすくなり、湯船を出た後には老廃物が洗い流される。入浴後には肌がツルツルになり、入浴以前との違いがわかるのが嬉しい。また、湯船から出るときは、あがり湯をかけないのが美肌の秘訣。せっかくの温泉成分は洗い流さず、肌に残すのがポイントだ。

泉質はアルカリ性単純温泉で、刺激も少ない。やけどや外傷、皮膚病などに良いということで、古くから湯治場として老若男女から親しまれている。

こちらの温泉街は、温泉宿はもちろん日帰りの立ち寄り湯利用も可能。食事付きや個室付きでのプランも用意しているので、ハシゴで温泉巡りを楽しむこともできる。