夕陽台

知床を代表する景勝地、知床八景のひとつ。知床国設野営場の海側に位置し、名前のとおり素晴らしい夕陽が眺められる名所として知られる。雄大なオホーツク海を真っ赤に染める壮大な夕景は、息を呑む美しさ。だんだん暮れなずんでいく空や、残照が水面を朱く染め上げる日の入り、太陽が沈んだあとのトワイライトタイムには、空や雲の色が刻一刻と表情を変えるマジックアワーが楽しめる。ずっと見ていても飽きない自然の美景は、まさに天然のショー。

沈む夕陽が海面に朱色の筋を映す春から秋はもちろん、流氷で白く覆われたオホーツク海を夕陽が黄金色に染める冬もまた美しい。オホーツク海とウトロ港を視界いっぱいに見渡せる大パノラマは、青空が水面に映える日中も爽快な美景を作り出している。

観光ホテル街からも徒歩15分ほどなので、ウトロに訪れた際は気軽に足を延ばしたい。