石畳と黒塀に囲まれた細道に老舗の料亭や隠れ家のようなレストラン、古民家の和食店などがずらりと並ぶ兵庫横丁。和の風情あふれる路地は、映画やテレビのロケにもよく利用されるスペシャルな空間だ。
横丁の入り口は、毘沙門天さまの正面から神楽坂をはさんだ向かい側にある細い路地。一人がようやく通れるくらいの幅しかないが、奥に進むとやや広くなる。それでも車が通過できるほどの幅はない。石畳と左右の家の塀や植栽の緑を楽しみながらゆったり歩くのがおすすめ。
横丁名の「兵庫」は、戦国時代に牛込城の武器庫があったことに由来するが、牛込城は遺構が残っておらず、曲がりくねった細道を探索することで、かつての城下の雰囲気を味わおう。
横丁内のレトロな雰囲気の旅館「和可菜」はホン(本)書き旅館と呼ばれ、野坂昭如氏や山田洋次氏など多くの著名な作家が滞在し、名作を執筆したことで知られる。2015年に閉館したが、現在、再生プロジェクトが進行中。
ポイント
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数ある神楽坂の路地中でも風情がある横丁。
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石畳と黒塀・緑の木々がしっとりした和の情緒を感じさせる。
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兵庫横丁の飲食店は人気店揃いのため予約が必須。
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一般の住宅もある私道のため、静かに散策するのがマナー。
写真
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 兵庫横丁
- 郵便番号
- 162-0825
- 住所
- 東京都新宿区神楽坂4-2周辺
- アクセス
- 東京メトロ東西線「神楽坂」駅、都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂」駅、JR・東京メトロ・都営地下鉄「飯田橋」駅から徒歩約5分
- 公式サイト
- 一般社団法人新宿観光振興協会サイト
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