池田湖

薩摩半島南東部にある池田湖は、周囲15km、水深233ｍを誇る九州最大の湖。5000年以上前の火山活動によって誕生したカルデラ湖で、周辺部も含めると６回の噴火を経て現在の形状になったと言われている。

「薩摩富士」の異名を持ち、地元で愛される開聞岳。その雄大な姿を湖越しに望む景観は必見。また、湖畔には季節の花が咲く花壇があり植栽する花々は毎年変わるが、春はポピーやハナビシソウ、夏はヒマワリ、秋はコスモスやマリーゴールド、冬は菜の花と四季折々に変化する景色が楽しめる。

湖ではインストラクターによるレクチャー付きで、初心者でも気軽にチャレンジできるカヤックやパワフルかつ疾走感抜群のジェットボートなどアクティビティも充実。2022年には湖畔に池田湖観光施設公園「IKEDAKO PAX」がオープン。併設のカフェでコーヒーやスイーツ、軽食を味わえるほか、開放的な水上デッキや芝生の広場といったビュースポットも人気。